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ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突 全話感想

  1. 感想
    1. プロローグ編 【FER勢が大歓喜! プロミネンスボール!】
    2. Episode1 【登場ウルトラマンが超豪華! カロリーエグすぎの22分】
    3. Episode2 【ゼロと後輩たちの出会いの歴史、エモい… グリージョダークネスも出るよ!】
    4. Episode3 【ニュージェネレーションヒーローズ大集結! 新生グア・スペクターも登場!】
    5. Episode4 【レイガVSグア・スペクター! USAの3人もカムバック!】
    6. Episode5 【暴走ネクサス! ウルトラセブンアックス!】
    7. Episode6 【ジュネッスブルー! ノア! あととにかく音楽が神!】
    8. Episode7 【メンバーが異色すぎるレスキュー隊、ザ・キングダム突入!】
    9. Episode8 【赤龍白虎拳のウルトラマンレグロスだ! …でも主役はアストラ】
    10. Episode9 【メビウスインフィニティー復活! そしてデスシウムライズクロー!!】
    11. Episode10 【最終回! キングのジジイがいればドーにかなる!】
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感想

 
本記事は、配信当時に各話ごとに書いていた感想記事を1つの記事にまとめたものです。
 

プロローグ編 【FER勢が大歓喜! プロミネンスボール!】

慈愛の戦士コスモスの大乱闘

ギャラファイ新作待ちオジサン
ギャラファイ新作待ちオジサン

2022年の初夏に公開かー まだまだ先は長いなー

なんて思っていたら、2021年の年末にシレッとプロローグ編が公開になった「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」(笑)

とんでもねぇ、待ってたんだ…

プロローグなんて言うから、てっきり映画とかによくあるティザーPV的な短編動画かと思っていたら、がっつりギャラファイ1話分くらいの時間があって、映像も9割が新規映像で、これもはやプロローグっていうか普通に第1話。

 
冒頭、アブソリューティアンの雑兵を怒涛の勢いで蹴散らしていく今年20周年の記念すべき戦士、ウルトラマンコスモス

坂本監督お得意の、流れるようなモードチェンジからの怒涛の必殺技の応酬。あぁ、坂本監督作品だなという安心感。

特筆すべきは、知る人ぞ知るコロナモードの必殺技プロミネンスボールの登場!

コロナモードの必殺技といえば、ブレージングウェーブとネイバスター光線の2つが代表という感じですが、「ウルトラマンFighting Evolution Rebirth」というゲームをプレイしていた人間にとっては、プロミネンスボールが3番目の必殺技だ!と言いたくなるほど思い入れのある技だったりするのです。
 

※FERは各ウルトラマンに3つの必殺技が設定されており、コスモスは1段階目がフルムーンレクト、3段階目がコズミューム光線、2段階目だけ何故かプロミネンスボール。

人によっては20年ぶりに見たプロミネンスボール。人によっては(飛ばせないムービーなので)FERで腐るほど見たプロミネンスボール(笑)

プロミネンスボールだけでここまでファンを惹きつけるギャラファイ、相変わらず侮れねぇぜ…

 
他にも、名挿入歌「Touth the Fire」に、本編未使用の名曲「ECLIPSE」が流れる音楽面の素晴らしさに、相変わらずの悪い奴だけ絶対殺す光線っぷりを見せるコズミューム光線等、冒頭のコスモスバトルだけでもうお腹一杯になってしまう面白さ。

細かい点を言えば、エクリプスの目の電飾が青っぽくなっていたり、リドリアスの着ぐるみが当時のものに全然似ていなかったり、ムサシが自分のことを完全にコスモスと同一視していたり、気になる点も少しはあるものの、それを補って余りあるコスモスのカッコよさ。素晴らしい。

カスケード光線

光の国の人々がディファレーター光線でウルトラマンに進化したように、アブソリューティアンはカスケード光線で今のような姿に進化した生命体らしい。

ウルトラマンたちと鏡写しのような存在、ということなんでしょう。

ディファレーター光線で進化した銀色の巨人と、カスケード光線で進化した黄金の巨人。こういう対になる敵味方の設定、オタクは大好き。

ところでカスケード光線とは別にアブソリュート粒子もあるようなんですが、何か違うものなの?(苦笑)

カスケード光線をアーリーベリアルとアーリートレギアに照射することにしたら2人もアブソリューティアンになってしまうから、それを防ぐためにアブソリュート粒子が設定されたって感じなんでしょうか?

ベリアルとトレギアがあの姿のままいられるのか、要注目ですな。

ウルトラマンレグロス、D60の… 何?

ユリアンによれば、レグロスもアブソリュートディアボロと同じくコスモ幻獣拳の使い手らしい。

敵味方に別れた同門の拳法家同士による対決、坂本監督好きそう~(笑)

また、龍座D60(ディー・リューシー ※中国語読み)なる惑星に何か関係があるそう。

みんなが獅子座L77星出身のウルトラマンだと思っていたところ、まさかの全然別の星のウルトラマンだった…?

それにしては顔がL77星系のウルトラマンの顔をしてるので、L77星出身で、D60で修行したってことなのかも。続報、気になりますな~

それにしても、近年になってウルトラマンの出身星がどんどん増えていく(笑)

ゼロ、U40最強の戦士に特訓を頼む

ウルティメイトシャイニングゼロですら敵わなかったアブソリュートタルタロスと唯一互角に戦ったのがジョーニアスということで、ジョーニアスに特訓をつけてもらうよう頼みこむゼロ…!

理解が追い付かないが、なんだかメチャクチャ熱い!!

こんな誰も想像していなかった展開が、実現するのか…?

ジョーニアスはたしかに設定上U40最強の戦士とされているわけですが、まさかゼロよりも強い扱いだったなんて!

ウルティメイトシャイニングゼロですらジョーニアスに敵わないことに驚くべきなのか、ジョーニアスがみんなの想像以上に強いと考えるべきなのか、解釈が難しい!(笑)

こうなったらもう、ジョーニアスの力でゼロが新形態にパワーアップするの待ったなしでしょう!

期待してますよバンダイさん!

Episode1 【登場ウルトラマンが超豪華! カロリーエグすぎの22分】

1話から22分はカロリーがエグい

ついに、配信が始まったウルトラギャラクシーファイトシリーズの最新作「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」

YouTubeで毎週配信だった前2作から打って変わって、TSUBURAYA IMAGINATIONでの独占配信となりました。

前2作や「運命の衝突」のプロローグ編を無料配信してファンを生み出した上で、3作目からは自社プラットフォームでの有料配信に切り替えるとは、円谷さんもずいぶん商売が上手くなったなぁと感じる今日この頃(笑)

そんな満を持しての配信となった「運命の衝突」の第1話は、なんと22分にも及ぶ長尺の1本。

TVシリーズの1話に比べたら短いですが、元々1本が3分程度しかなかったファイトシリーズとしてはかなりの長尺。この1話だけで、「ウルトラゼロファイト 第一部」の全話と同じくらい長いです。

第1話ということでスペシャルでこの長さみたいなので、2話以降は1話5分とかそれくらいになるとは思いますが、1話からいきなりこんなに見せてもらえちゃってありがたき~

ただ、元々このウルトラギャラクシーファイトってシリーズは1話1話の密度が半端ないんで、いきなり新作が22分というボリュームでお出しされるとカロリーがエグい。

1話から過去作で主役だったウルトラマンが数十人ってレベルで出てくるんだもの(苦笑)

本作の時間軸は?

映像中の描写によると本作の時間軸は、「Z」の最終回後で、「トリガー」14話よりは前というものみたいです。

  • ゼットはハルキと出会っているが、既に地球を離れている ⇒ 「Z」の最終回後
  • アブソリュートディアボロがまだ「トリガー」の地球に襲来していない ⇒ 「トリガー」14話前

 
ということ。前作「大いなる陰謀」は「Z」の1話以前の時間軸での物語だったので、ユリアンがさらわれてから、いつの間にか結構時間が経ってたんだなぁ(笑)

ちなみに、ゼットはハルキと一時的に分離して今回の戦いに参加しているそうです。

ウルトラマンと一体化して地球を離れた地球人が、ウルトラマンと分離しててええんかいな(笑)

ウルトロイドゼロ、どこから…?

アブリュートタルタロスが様々な時空から調達したロボット怪獣たちということで、モニター上のみですがデアボリックウルトロイドゼロが登場。

デアボリックは「トリガー」14話にも登場していたので、おそらくこの個体が「トリガー」に出た個体だったということでしょうか。
 

 
ウルトロイドゼロは今後登場してゼットやゼロと戦うんだと思いますが…

過去に複数回登場していて別個体がいるであろうデアボリックはともかく、ウルトロイドゼロに別個体が存在していていいのか…?(笑)

まぁ、アーリーベリアルやアーリートレギアと同じように、タルタロスが過去の時間軸から連れてきた並行同位体という扱いなんだとは思いますが。

ゼットのトラウマを刺激するためにあえてウルトロイドゼロを選んだ(?)あたりは、性格の悪いタルタロスらしさを感じるところです。

声優陣が演じるウルトラ兄弟

ギャラファイシリーズでは長らくタロウやゾフィー以外のウルトラ兄弟にセリフがなかったのですが、本作から新たに声優陣がキャスティングされて、やっとちゃんとしたセリフを喋るように。

オリジナルの俳優さんが声を当てるのはもちろんいいんですが、たとえオリジナルの俳優さんではなかったとしても、やっぱりウルトラ兄弟が新たに活躍する姿を見られるのはありがてぇ~!

第1話で喋ったのは、セブン、エース、レオ。アストラは精神集中してる時のブレスだけでしたが、一応水島宇宙さんのボイスだったかな?

宇宙拳法で鍛えた感覚でタルタロスの残留思念を追っているという、かなり重要な役割を担っているアストラ。レオ大好きの坂本監督の私情がだいぶ影響している気がします(笑)
 

 
レオのセリフが結構長かったのも、たぶん坂本監督の影響。

東地宏樹さんによるセブンのボイスは、セリフ少なかったので何とも言えないんですが、細谷佳正さんによるレオのボイスは、ところどころオリジナルの真夏竜さんの雰囲気が感じられるところもあって結構マッチしてましたね。

細谷レオ、今後の坂本監督作品での活躍も期待できそうです。

関智一さんによるエースのボイスは、ちょっとおじいちゃん(笑)

ちょっと老け声に寄せすぎている感はありましたが、関さんは近年の仮面ライダー映画でショッカー首領をやったりしていて、納谷悟朗さんの後任としてはベストキャスティングではあります。
※ショッカー首領もエースも、オリジナルは納谷悟朗さん。

もしも20年くらい前に納谷さんがエースの声を演じる機会があったなら、あんな感じの声になったのかな~と感じさせられる部分はありましたねぇ。

ゼアス、ナイス、ボーイ!

どう考えても戦闘で活躍できる気はしませんが、ついに参戦したゼアス、ナイス、ボーイ

特にナイスが長尺の映像作品でここまで動いてるのって、史上初ではないでしょうか?

ナイスの声は、原作でナイスに変身する夢星銀河を演じていた宮坂ひろしさん。当時以来23年ぶりのナイス役。

オリジナル以外の媒体でのナイスは、ウルトラシリーズではお馴染みの役者さんである岸哲生さんが演じていることが多いのですが、宮坂さんと岸さんの声がかなり似ていたので、改めて岸さんのナイスってナイスキャスティングだったんだなぁと思った次第です。

というか、マジでところどころ岸さんが声当ててません?

ゼアスの声は、「ウルトラ10勇士」でティガを演じたりしていた村上ヨウさん。村上さん演じるウルトラマンもだいぶお馴染みになってきましたねー

ちなみに、M78星雲出身のボーイはともかく、ゼアスはZ95星雲ピカリの国。ナイスはTOY1番星の出身のウルトラマン。

TOY1番星は一応M78星雲の中にあるみたいなのでナイスはセーフですが、ピカリの国は別の星雲なのでゼアスは完全によそ者。宇宙警備隊の施設でいったい何をしていたのか…(笑)

あと、実はゼアスとナイスは英語版のキャストも豪華で、ゼアスはロバート・ボールドウィンさん(キョウリュウシアン)、ナイスはアイクぬわらさん(ヒルトップ管理官)という特撮ファンにお馴染みのキャスト。

惜しむらくは、TSUBURAYA IMAGINATIONでの英語ボイスの聞き方が分かってないので、キャスティングが分かってても実際のボイス聞けてません。

ギナ・スペクター

「X」に登場した時は地球人大で、佃井皆美さんが演じていたギナ・スペクターでしたが、今回は原典通りにウルトラマンサイズの巨人に。

うーん、巨人になってもいいので、どうせなら佃井さんにそのまま演じてほしかったなー(笑)
 

 
前作に登場したモルド・スペクターとジュダ・スペクターは、タルタロスがアンドロ警備隊と戦っている最中の時代から連れてきた個体だったのですが、今回のギナ・スペクターは、タルタロスが2人を連れ去ったことでアンドロ警備隊に倒されたギナ・スペクターをレイバトスが復活させた個体という一風変わったもの。

ついでなんだから、ギナも2人と同じ時代から連れてきてあげろよ(笑)

ニュージェネレーションヒーローズ総登場!

後半パートは、トライスクワッドによるニュージェネレーションヒーローズの招集とバトルがメイン。

・タイガ ⇒ ギンガ、ビクトリー
・タイタス ⇒ エックス、ジード、ゼット
・フーマ ⇒ オーブ、ロッソ、ブル

組み合わせは以上の通りで、これはトライスクワッド3人が持っている○○レットの組み合わせとほぼ同じ(タイガとフーマの組み合わせが逆。ゼットは後輩なので除外)

○○レットの組み合わせと同じにすればいいのに~と思ってしまうところですが、ギンガストリウムとフォトンアースによるストリウム光線とオーラムストリウムの同時撃ちがあったり、タロウの言葉がギンガからタイガへ伝えられるエモいシーンがあったりしたので、タイガとギンガを組み合わせるのは絶対に外せなかったってことでしょうなぁ。

ゼットは久しぶりにジードと再会。ジードがメダルを返却されて再びギャラクシーライジングへ! こういうのがあるからギャラファイは熱いんです。

エックスは相変わらずユナイト中の大地ばっかり喋って、エックス本人は終始無言(笑)

フーマ、ロッソ、ブル、オーブのO-50組はこれまでちゃんとした絡みはほとんどなかったので、ようやく実現。

O-50組であることに言及はなかったですが、次回以降その共通点に関する会話があったりすると嬉しいですな。

Episode2 【ゼロと後輩たちの出会いの歴史、エモい… グリージョダークネスも出るよ!】

ガンマイリュージョン!

カロリーがエグすぎた第1話から早くも1週間経ちまして、今週は第2話。

1話だけ特別に長かったので、2話は3分か5分くらいかな?と思っていたら、普通に12分ありました。1話の半分ではあるけど、それでも「ウルトラゼロファイト」4話分はあるぞ(笑)

 
2話は冒頭から早速ゼットがガンマイリュージョンを炸裂!

OPにティガ、ダイナ、ガイアがいた時は、まさかこの3人が別の宇宙から駆けつけるのか!?なんて期待してましたが、イリュージョンだったというオチ。

しかしながら、「Z」放送当時はせいぜい必殺技を撃つくらいしか出来なかったイリュージョンの3人が、普通に敵を殴ったり蹴ったりしていて、これはもはやイリュージョンではなく本物(笑)

ゼットも、地球での戦いを終えて成長したから、技もパワーアップしたってことなんでしょうなぁ。

3人のバトルシーンの劇伴は、おそらく「ウルトラ10勇士」の劇伴? やっぱり、聞きなれたメロディラインの曲ってのは血がたぎります。

 
エックスはエクシードXに変身してエクスラッガーショットを発射。一応まだベータスパークアーマーが控えているとはいえ、ここでエクシードXを出してしまうともうあまり見せ場ないのでは… と心配になります。

ジードはタイタスと共に、レッキングフェニックスとプラニウムバスターを同時撃ち。TV本編で使わなかったくせに、本編後には大活躍でお馴染みのプラニウムバスター。

ベリアル軍のロボット怪獣がデビルスプリンターを守って戦っていたことに複雑な心境に陥るジードに、同じく親が複雑な立場にあるタイタスが無言でフォローを入れるというのが、短いシーンながらも実にウルトラオタク的な発想から来る描写になっていてエモい。

そういえば、ジードは一応後輩のタイタスに敬語で話しています。タイタスがだいぶ年上なので当然といえば当然ですが、同じく年上なゼットには何故かタメ口。でもハルキに対しては敬語。

リクが敬語で喋る基準、よく分からんなー(笑)

ナイスはおじさん?

前回の記事でゼアス、ナイス、ボーイの出身地の話をしてたんですが、偶然にも2話の劇中でも出身地の話してたので驚きました。

でも結局、Z95星雲のゼアスがなんで光の国で訓練してたのかは謎。

 
ゼアスがナイスを「おじさん」呼ばわりしてましたが、ナイスの年齢設定は10390歳

たしかに9500歳設定のゼアスから見ればおじさんかもしれませんが、12000歳のタロウより年下で、10000歳のレオより少し上なだけのナイスをおじさん呼ばわりするのは、ちょっと納得いかない気も…?

変身前の夢星銀河は妻子持ちで、演者の宮坂さんも当時30代後半の年齢だったので、それを踏まえるならばまぁ、おじさんかもしれませんが(笑)

タロウも既に、子を持つ父親にもなりましたしねぇ。

ゼロ、出会いの歴史

テクターギアを着けられた状態で、セブン、レオ、ジョーニアスからボッコボコにされるという特訓を受けるゼロ。

うーん、このオタクが考えたみたいな展開が映像化されているのが素晴らしい。

そして「出会いがお前を強くした」というセブンのセリフと共に、これまでに出会った仲間や後輩たちとの思い出を回想するゼロ。

それぞれの出会いのシーンの出典はこんな感じ。

他に相応しい回があるかもしれませんが、まぁだいたいは合ってるはず。

過去作の映像を流用するのではなく、あえて過去作の映像を再現して新撮してあるのが芸コマ。

「ウルトラ10勇士」の特訓シーンではヒカルとショウは変身してなかったので、捏造の記憶ではあるのですが(笑)

あと、ロッソとブルと絡んだのはギャラファイの時だけなので、関係性が薄い(苦笑)

まぁでも、この10数年でゼロと我々ウルトラファンが歩んできた歴史がギュッと詰まっていて、短いながらもエモくて熱いシーンでしたねぇ。

グリージョダークネス!

ボーイが隠していたデビルスプリンターを狙って、怪獣墓場を急襲するギナ・スペクター!

兄が2人いるグリージョと、兄と弟がいたギナ・スペクターという男兄弟が2人いる女性を絡めるという脚本が天才的。

ヒーロー共演ものの脚本ってこういうとっかかりから考えていくんでしょうなぁ。

ギナ・スペクターは兄弟2人の無念を晴らすために行動しているようですが、兄弟2人が死んだのはタルタロスに無理やり連れて行かれてウルトラ6兄弟と戦わされたせいなので、恨むべきはグリージョではなくタルタロスです(笑)

 
そして、大きなお友達の念願でもあったグリージョダークネスがついに映像作品に初登場!

兄2人のダークネスよりも先に登場するわ、他のダークネスと違ってバリバリ喋るわ、さすが僕らのアサヒちゃんだなぁ!(?)

ただ、ツブイマのCMの時のグリージョダークネスはおそらくグリージョと同じく其原さんだと思うんですが、今回の声も其原さんなのかは不明。聞いた感じ、ちょっと違う感じも。

OPにクレジットあれば一発なんですが、ネタバレ防止のためかクレジットないんですよねー

本格的な活躍は次回! どんな感じに戦ってくれるのか、楽しみっすなー!

Episode3 【ニュージェネレーションヒーローズ大集結! 新生グア・スペクターも登場!】

ニュージェネレーションヒーローズ!

公開になったばかりの「シン・ウルトラマン」の興奮も冷めやらぬ中、TSUBURAYA IMAGINATIONではギャラファイの最新話が更新!

「シン・ウルトラマン」の感想記事もあるので、映画視聴した後に読んでみて下さいね!
 

 
前回で絶体絶命の危機に陥ったグリージョを助けるために、総出でやってくるニュージェネレーションヒーローズ!

1作目の主題歌「Ultra Spiral」をバックに登場する演出がニクい!

対戦カードは
・トライスクワッド VS バット星人
・ギンガ&ビクトリー、ロッソ&ブル VS タルタロス
・エックス、オーブ VS レイバトス
・ジード、ゼット VS ギナ・スペクター

 
ギンガ&ビクトリー、ロッソ&ブルの巧みなコンビネーション攻撃を相手に互角に戦い、合体したギンガビクトリーとルーブを相手にしてもまだまだ余裕のあるタルタロスはやっぱり強い。

そしてタルタロスが強さを見せれば見せるほど、タルタロスと唯一互角に戦ったとされるジョーニアスの株が上がっていく(笑)

ギンガビクトリーやルーブにも引けを取らないことになるジョーニアスは、さすがU40最強の戦士

 
ジードはロイヤルメガマスターへ、ゼットはデルタライズクローへ変身するものの、「同じ匂いがする」ということでジードに勝手に助力するベリアロク。

自分の遺伝子から父親の顔がくっついた剣が生まれてくるのだけでも複雑な心境であろうに、さらにその剣から「同じ匂いがする」と言われてしまったリクくん、あまりにも複雑な心境がすぎる(笑)

 
トライスクワッドは、トライストリウムレインボーに合体変身して速攻でバット星人を撃破。レイガを除けば、すっかりトライスクワッド最強形態の扱いが板についてきたレインボー。

トライスクワッドとバット星人は、一応前作で人工ゼットン軍団と戦った時からの因縁があるわけですが、もうちょっと宇宙恐魔人ゼットに関する会話とかがあるとよかったですね。

 
エックスとオーブは、登場した瞬間からベータスパークアーマーとオーブトリニティという最強形態になっていたものの、これといった活躍もないままタルタロスにアブソリュートデストラクション撃たれて出番終了という、可哀想すぎる扱い(苦笑)

オーブが、一応「ウルトラファイトオーブ」でのことに言及していたのがせめてもの救い。

エックスとオーブ、最終回までに活躍させてもらえるといいな(肩ポン)
 

頑張るギャグトラマントリオ

いよいよ本格的なバトルシーンを見せる、ゼアス、ナイス、ボーイのギャグトラマントリオ。

ナイスの主題歌や、ゼアスの劇伴が流れるのが熱い!

ゼアスも主題歌ではなかったのは残念でしたが、劇伴もカッコいいからいいですよね。
主題歌CDが元々は非売品だったり、その後もウルトラマン全曲集的なCDに長らく収録されなかったことを考えると、使うのが権利的に難しい曲なのかも。

最終回までまだまだ話数あるので、出来ればゼアスの主題歌流してもらいたい!

そして、ゼアスの劇伴をバックにスペシュッシュラ光線ミレニアムクロスを同時発射するゼアスとナイス!

ちゃんとスペシュッシュラ光線の赤い照準用ビームまで再現しているのが芸コマ。ただ、現役時代からもうだいぶ経ってるんだから、そろそろ照準用ビーム無しでも当てられるようになれよって話ですが(笑)

また、おそらくちゃんとした映像作品で必殺技を放ったのは今回が初めてのボーイ!

必殺光線発射する小学生とか物騒すぎる残念ながら、画面の外から発射したので光線を放っている姿そのものは確認できずでしたが、歴史的な瞬間でしたなぁ。

さらば、グリージョダークネス

ニュージェネレーションヒーローズの救援と、ギャグトラマントリオの応援のおかげもあって、グリージョは無事にグリージョダークネスを撃破。

ってグリージョダークネス倒されるの速すぎぃ!

まだ2回しか出とらんのに…

まぁ、他のダークネスもウルトラダークキラーに何回も復活させられてもらってましたし、最終回までにまだまだ出番あるかもしれませんね。

結局、今回のグリージョダークネスの声が誰なのかいまいち分かってないんですが、OPクレジットに名前ないあたり、やっぱり其原さんが声やってるんでしょうな。

新生! グア・スペクター

レイバトスがデビルスプリンターを取り込んでレイオニクスの力を増幅したことで、復活したモルド・スペクターとジュダ・スペクターをギナ・スペクターに強制的に合体させ、新生するグア・スペクター

ってギナがパワーアップするんじゃないんかい!(笑)

デビルスプリンター集めはグア・スペクターを生み出すのが目的だったようですが、そもそもレイバトスが死んだ2人を復活させなくても、タルタロスがグア三兄弟全員を過去から連れてくれば済むじゃんというツッコミは忘れること。

「X」に登場したグア・スペクターは見た目ほぼモルド・スペクターでしたが、今回はもう少しだけ原作でのグアの姿に寄せたような見た目に。
 

 
まさか、令和の時代になってここまでグア軍団がフィーチャーされる日が来るとは思わなんだ…

因縁のあるアンドロメロスと、三兄弟の誰も絡めなかったのは可哀想だが…(苦笑)

ここでグア・スペクターが登場したとなると、もしかするとサプライズでグランテクターメロスの登場もあり得るかも! 楽しみっすなぁ!

Episode4 【レイガVSグア・スペクター! USAの3人もカムバック!】

ウルトラマンレイガ VS グア・スペクター完全体

第4話は、ニュージェネレーションヒーローズとグア・スペクターとの戦いがメイン!

前回の記事でも書いた通り、グア・スペクターそのものは「X」の頃に登場していて、ギンガ、ビクトリー、エックスの3人で協力して倒しているので、別にそんな苦戦しないんじゃ…?

と思ったりするわけですが、今回の個体はどうやら完全体らしく(たしかに昔より原作のグアには似てる)、増えに増えたニュージェネレーションヒーローズが最強形態で束になってかかっても全然敵わない強さ!

いやー、さすが「アンドロメロス」のラスボス。こりゃ、アンドロメロスさんにグランテクター持ってきてもらわないと!

まぁ、グランテクターは出てこないがウルトラマンレイガは出てくる!

映像作品では2度目の登場となるレイガ。全11人のウルトラマンという合体する数が数なだけに、滅多に映像作品には出られないウルトラマンだと思うので、本当ギャラファイというシリーズはウルトラファンにはありがたい存在です。

ただ、レイガの登場そのものは嬉しいんですが、レイガがここで出ちゃったら、ニュージェネレーションヒーローズの活躍は今回でほぼ終了でしょうなぁ。ちょっともったいない。

あと、せっかくグア・スペクターもメカバルタンも出たのに、アンドロメロスと1ミリも絡まなかったのはただただ残念(苦笑)
 

メカバルタン&サイバーメカバルタン!

レイガに合体できないので余っちゃうゼットの相手として、グア・スペクターがメカバルタンコンビを呼び出してくれました!(笑)

メカバルタンと、サイバーメカバルタンのメカバルタンコンビ。メカバルタンって書きすぎてゲシュタルト崩壊してきた。

メカバルタンは元々グア軍団の一員なので、サイバーメカバルタンもグア軍団ってことなんでしょうかね?

サイバーメカバルタンは映像作品では初登場。元々イベント用に作られていたバルタンバトラー・バレルの着ぐるみを、おそらく改造したものっぽい。

「大怪獣ラッシュ」、懐かしいな…(遠い目)

ギャラファイは、1作目のレッドキングコンビといい、2作目のゼットン軍団といい、人気怪獣の派生キャラはとりあえずまとめて出しちゃう!っていう展開をやりがちです。だがそれがいい。

 
メカバルタンコンビは、ベリアロクが戻ってきたゼットがサクッと倒したものの、そのベリアロクが今度はベリアル本人に奪われてしまうという大失態。

というか本作のベリアロク、人に盗られてばっかりでは?(笑)

レグロス、喋る

本編映像で初めて喋ったレグロス。

同門のアブソリュートティアボロとは過去に何かあったんだとは思いますが、現時点では詳しいことはさっぱり。

全10話しかないのに、4話まで捕まってて大丈夫なのか…?って気はしてきますが、坂本監督がレオ兄弟とがっつり絡ませて両方とも活躍させるつもりなのはOPで既にバレているので、今後の活躍に期待しましょう。

タルタロスさん、ノアを倒そうとしてしまう

惑星バベルに伝説の超人ウルトラマンノアが現れると知り、アブソリュートティターンを向かわせるタルタロス。

自分はレジェンドのスパークレジェンドから速攻で逃げたくせに、仲間には伝説の超人を倒してこいと命令するのだから、タルタロスは本当にセコい(笑)

ノアと戦ったら、ティターン秒殺されてしまうんじゃないだろうか…

まぁ、当のノアさんはここ10年ネクサスの姿でしか現れてないので、ちゃんとノアの姿に戻っているかは謎ですが…(苦笑)
 

時の中を走りぬけて

ウルトラマンUSA登場ぉぉぉぉ!!!

配信前から告知されていたことですが、実際に見るとやっぱり熱い! 映画の主題歌「時の中を走りぬけて」のイントロをバックに登場するのも熱い!

「ウルトラ銀河伝説」で映像作品に久しぶりに出たのに、ベスがパワードに誤射されるくらいしか見せ場がなかったのとは大違い!(笑)
 

伝説の誤射

 
ティターン目がけて飛んでくる3種類の光線技が、スコットがイームを倒した時のウルトラ・エナジー・ボール、ウルトラ・スライサー、グラニウム光線の3連射の再現になっているのが芸コマ!

こんなの、子供の頃に「USA」を死ぬほど見てた特撮大好きオジサン(筆者のこと)だって初見じゃ気付かないぜ~

ギャラファイお馴染みの紹介カットで、グラニウム光線を左で構えてるのでアレ?ってなりますが、原作のアニメでも3人一緒にグラニウム光線を撃つカットでは左で構えてるので、左でも間違いじゃありません。

スコットは左右両方から撃ってるので、左右どっちでも撃てる光線なんでしょうね。

 
今回のUSA3人のスーツは、ジョーニアスと同じくアニメの作画寄りに作られたニューバージョンのスーツ! 黒目(覗き穴)が無くなったり、銀色の部分が白になったり、かなりアニメのイメージに近くなりました。

個人的には、アニメのウルトラマンをスーツ化した時に白が使われるのは納得いってないんですが、まぁ円谷さんなりにアニメを実写化しようと頑張った結果なので、これはこれであり。

ちなみに、チャックの赤はアニメ中だと他の2人より暗い赤(茶色に近い)なんですが、スーツだと他の2人と同じ赤で塗られがちです。なぜ白のカラーリングはアニメに寄せるのに、チャックの赤はアニメに寄せないのか(笑)

 
声優陣は、スコットの古谷徹さんのみ続投で、ベスは鶴ひろみさんから瀬戸麻沙美さんへ、チャックは小川真司さんからてらそままさきさんへ変更になりました。

瀬戸さんのベスは、どことなく鶴さんの声に似てる雰囲気があって、なかなかいい感じ。

チャックは、オリジナルの小川さんが知的なナイスミドル風だったとするなら、てらそまさんのチャックは筋肉モリモリマッチョマンのおじさん風といった感じ。若干イメージは違うけど、これはこれで新しいチャックという感じかも。

そして、33年経ってるのにほとんど当時のまんまの古谷さんはやっぱりレジェンド。もう一度スコットを演じてくれて、ありがとうございます。

というか声のこと以前に、そもそも原作の3人はあんな英語混じりで話すようなキャラじゃないというね(苦笑)

ウルトラマンがたくさん出てくるので、キャラ付けのために多少オーバーなセリフになるのは仕方ないですが。

原作が気になった人は、TSUBURAYA IMAGINATIONのスタンダードプランに入れば見られるぞ! スタンダードプランでギャラファイを見ているなら、ついでに「USA」も見てみよう!
 

Episode5 【暴走ネクサス! ウルトラセブンアックス!】

海外ウルトラマン共闘!

前回のラストから引き続いて、ウルトラフォース VS アブソリュートティターンの戦い!

前回はイントロとアウトロだけだった「時の中を走りぬけて」を、今回はがっつりワンコーラス流しながら3人とティターンの戦いを見せてくれるので超熱い。

「時の中を走りぬけて」は隠れた(隠れてない)名曲なんだよなー! アマプラ入ってる人は無料で聞けるので、フル聞いてほしいぜー!
 

 
バトルシーンでは、チャックとベスの2人がウルトラ・スライサーを初使用。

原作では、2人とも牽制に使えそうな技を使ってないし、チャックはそもそも敵を倒してもいないので、ギャラファイ出演に際してスコットの技を使わせるしかなかったってことでしょう。

でも、元々3人とも必殺技が共通でグラニウム光線なので、同じ技使ってても違和感なし。

 
さらに、ウルトラフォースの救援にリブットが参上!

アメリカでデビューしたウルトラフォースと、マレーシアでデビューしたリブットという海外ウルトラマン同士の共演が熱い。

「大いなる陰謀」でのグレート&パワードとの特訓といい、海外ウルトラマンとの共演担当になっているリブット(笑)

ゆくゆくは、ウルトラフォース、グレート、パワード、リブットの海外ウルトラマン全員ギャラファイで共演してほしいもんです。

 
ちなみに「ウルトラフォース」という名称は、原作では、ウルトラマンに変身する3人と、ロボット3体と、司令官のウォルター・フリーマンが所属する防衛チームの名前が「ウルトラフォース」という扱い(科特隊なんかと一緒)なんですが、ギャラファイではウルトラマン3人のチームそのものが「ウルトラフォース」という扱い(トライスクワッドみたいなもの)になっていて、原作とは微妙に扱いが変わっています。

原作のようにウルトラマン3人のチームにはこれといって名前がないというのは困るので、ギャラファイに出るにあたって、あの3人だけでも「ウルトラフォース」ということにしたんでしょうね。

そんな原作が気になった人は、TSUBURAYA IMAGINATIONのスタンダードプランに入れば見られるぞ! スタンダードプランでギャラファイを見ているなら、ついでに「USA」も見てみよう!
 

ネクサス暴走!

ウルトラマンノアが現れるという伝説の星バベルには現れたのは、ノアではなくウルトラマンネクサスだった!

2000年代に制作されたTVシリーズのウルトラマンの中で、ギャラファイシリーズに唯一未登場だったネクサスがいよいよ登場! 相変わらず、登場の度に弱体化してしまうノアさん(笑)

今回はこれまでと扱いが一味違い、悪意にさらされて防衛本能が暴走し、メタフィールド内のものを手当たり次第に攻撃してしまう暴走状態に陥ることに。

元々、ウルトラマンにとってのウルトラマンと称されるくらいに神がかった存在のノア。そのノアの弱体化した姿がネクサス。

”ウルトラマンにとっても人知を超えた存在がノアなので、ひとたび意思の疎通が出来なくなると途端に手を付けられなくなる”という描写なのが、実に神様って感じでグッド。

何と言っても、メタフィールド内に取り込んだティターンと、リブットまで一まとめにしてコアインパルスを撃ってくるってのがもうヤバい。

コアインパルスは、言わずと知れたPS2版ゲームでジュネッスの最強技の設定されていたことでもお馴染みの大技。これをリブットにまで撃ってくるんだから、ネクサスさん完全にキレてます。

ネクサスがキレていてヤバいので、脱出までの間リブットとティターンが共闘するって展開は実に説得力ありますね。
 

 
ネクサスの名前やメタフィールドのことを、チャックが知っていたのも細かいながらに良い描写でした。

チャックはウルトラフォースの参謀格なので、異なる宇宙のウルトラマンについても知識をちゃんと持っているということなんでしょうね。

ヒーロー共演ものってのは、こういう細かいセリフの節々に魂が宿るってもんです。

ウルトラセブンアックス!!

セブン、レオ、ジョーニアスにボッコボコにされるという地獄のような特訓を受け、ついに自分の原点へと立ち戻ったゼロ。

「仲間を思いやり、強さを探求する」ことがゼロの強さの原点。まさにその通り。

直接は言及していませんが、デビューした映画「ウルトラ銀河伝説」で落石からピグモンを守ったことが意識されているのが伺えます。

このセリフを、K76星で特訓していた頃の師匠のレオに言わせているのも芸コマ。ゼロの原点をしっかりと見届けていたのが、誰あろうレオだったわけですからね。

そして、自分の原点へと立ち戻ったゼロは、い部分がに変わって、まさにセブンの息子として相応しい姿に!

かつて、企画の段階でまだゼロがウルトラセブンアックスと呼ばれていたような頃、そのデザインは今のように赤と青の2色ではなく、セブンと同じようにほぼ赤のウルトラマンでした。

その後、現在のように我々のよく知る姿になったわけですが、今回のギャラファイでその赤いゼロがまさかの映像作品に登場!

デザイン面でもたしかにこれがゼロの原点!

メタな話で言うと、これ以上ゼロに何か足してパワーアップさせるのは難しいので、逆に引いてみたって感じなのでしょうが(苦笑)

でも、赤いゼロもカッコいい!

そういえば、大昔に赤いゼロを画像編集で作ってブログに載せていたのですが、まさか映像作品の方に本当に出るとは思いませんでしたねぇ。
 

Episode6 【ジュネッスブルー! ノア! あととにかく音楽が神!】

絆… ネクサス!!

 
と言いながらエボルトラスターを抜きたくなった人が続出したであろう今回。

前回からの続きで協力してメタフィールドからの脱出を図るリブットとティターン。

アームドネクサス(ネクサスの両腕についているアレ)を破壊すればメタフィールドから脱出できるという脱出方法には若干の疑問を抱きつつも、そこからのネクサスリアルタイム世代へ向けた怒涛のファンサービスの嵐に膝から崩れ落ちる我々。

そう。まさかのジュネッスブルーの登場。

ショー等を除けば、映像作品で姿を見せるのはおそらく放送当時以来。久しぶりだな、ジュネッスブルー…

「ネクサス -○○-」という名前がつけられた曲の中では最もヒロイックな名劇伴である「ネクサス -Full Throttle-」をバックに颯爽と登場し、ウルトロイドゼロのD4レイを最強技オーバーアローレイシュトロームであっさり相殺してしまうジュネッスブルー。

さらに、シュトロームソードナックレイ・ジェネレードでウルトロイドゼロを翻弄。

カッコよすぎやん…

 
ちなみに、なんか暴走していたように捉えられていたネクサスですが、実はリブットとティターンが、ひいてはウルトラマンとアブソリューティアンが互いに手を取り合えるように、あえてあのように振舞っていたんだそう。

ネクサス(ノア)が暴走?というファンの疑問に、1週間越しに描かれる解答。

つまり、ネクサスの姿で現れたのは弱体化していたわけではなく、手加減していたということなんでしょう(そのわりには初手コアインパルスで殺る気マンマンだったけどな…)

弱体化していたわけではないのなら、デュナミストの存在なしでジュネッスにもジュネッスブルーにも自在に変身できたことにも説明つきますし。

 
その推測を裏付けるかのように、ジュネッスブルーから究極最終形態ウルティメイトファイナルスタイルへと変化を遂げるウルトラマンノア

相手がウルトロイドゼロなら、気兼ねする必要ないもんね!

リブットやティターン相手にはネクサスの姿で手加減しておき、手加減の必要のないウルトロイドゼロ相手はライトニングノアであっさり片付けるノアさん。実に、殺る気マンマンマンであった。

ワイルドバースト!

あの赤いウルトラマンゼロは、ワイルドバーストという名前になったようです。俺たちの野性、見せてやるぜ!!

前作の主題歌「ZERO to INFINITY」がカッコいい。

そのまま戦うのかと思いきや、タルタロスとの直接対決では結局ウルティメイトシャイニングゼロへ変身。

まぁワイルドバーストはあくまで内面の成長を表しているだけで、実際の戦闘力では相変わらずウルティメイトシャイニングゼロが最強ってことなんでしょう。

自身のテーマソング「すすめ!ウルトラマンゼロ」をバック戦うゼロ。

新必殺技シャイニングウルティメイトゼロが炸裂! 特訓の効果は絶大。

ただ、ウルティメイトシャイニングゼロの必殺技がシャイニングウルティメイトゼロなのは若干ややこしい。

怒涛の名曲オンパレード

シリーズ屈指の名曲、名劇伴を惜しげもなく使うことでもお馴染みのギャラファイ。今週も怒涛の名曲オンパレード。

組曲「交響詩 ザ☆ウルトラマン:第四楽章 栄光への戦い」をバックに、ウルトラフォースの救援に駆けつけるセブン、レオ、アストラ、ジョーニアスのゼロ特訓組。

やはり「ザ☆」の劇伴は雄大でカッコいい。複数ウルトラマンの活躍シーンに見事にマッチするなぁ。
 

 
そこから、なんかシレッとゼロとタルタロスの間に割って入って、タルタロスをボコボコにするレオとアストラの兄弟(笑)

少し前の回で、最強形態のニュージェネ4人(合体しているので実際は6人)がタルタロス1人にいいようにあしらわれていたことを考えると、レオ兄弟はさすがの強さである。

坂本監督の贔屓がすぎるとも言う(苦笑)

でも昭和生まれ的には納得の描写。ニュージェネファン的にはちょっとモヤッとするかも。

レオがハンドビームと地上でのレオキック、アストラがビームランプ光線、トドメは2人そろっていつものウルトラダブルフラッシャー

最高。もうお腹いっぱいです。

あとアストラのビームランプ光線って初では?(そもそも原作の時点で技使わなすぎ)

バックに流れるのは、後期OP主題歌の「戦え!ウルトラマンレオ」。流れた期間は前期OPよりも長かったのに、後年では前期OPの方がレオの代表曲扱いされがちでお馴染みの後期OP。

「ウルトラファイトビクトリー」でのレオ兄弟活躍シーンでは前期OPを使っていたので、今回はこっちってことでしょうかね。

こっちはこっちで好きですよ!

 
セブンは、体調万全な状態なのになぜかカプセル怪獣を召喚(笑)

アブソリューティアンの雑兵など敵ではないってことなのかも。セブン、強者の余裕。

というわけで「ウルトラ銀河伝説」以来、久しぶりに3匹タッグでアブソリュート雑兵をボコボコにするミクラス、アギラ、ウインダム。カプセル怪獣も強くなりました。

バックで流れるのは、「ウルトラセブンの歌パートII」のインスト。

このアゲアゲな曲調、いいですよね。
 

 
そして、協力してアブソリュート雑兵を撃破していくジョーニアスとウルトラフォース。

バックに流れるのは「OMEN―前兆― ①フライングエンジェル(M-3)」。うーん、やっぱり「USA」の曲はオシャレでカッコいい。

スコットのウルトラ・エナジー・ボール、ジョーニアスのプラニウム光線。さらにチャックは初の単独グラニウム光線に、ベスはウルトラスパウト

本作のウルトラフォースはなんて扱いがいいんだ…

アブソリュート雑兵に、水をぶっかけるウルトラスパウトが効くのかどうかは置いておいて…(苦笑)
 

「あのお方」…?

戦いがひと段落ついた後、気の流れを読んでザ・キングダムの所在を掴むアストラ。

おそらく、今が史上最高に輝いているぞアストラ

 
その頃ザ・キングダムでは、タルタロスが「あのお方」の目覚めを危惧していた…

「あのお方」とは…?

ウルトラシリーズで「あのお方」なんて呼ばれ方をしていたのは、ベリアルくらい。でもベリアルはもう自軍にいるし…

他に悪の親玉が似合いそうなのはエンペラ星人くらいですが、エンペラ星人は前作に出てたし…

となると、既存のキャラではなく新キャラであるアブソリューティアンの親玉的なものが出てきそうな感じがしますね。

タルタロスの時点で、U40最強の戦士であるジョーニアスしか互角に渡り合えるウルトラマンがいないのに、そのタルタロスが危惧する「あのお方」は、いったいどれほどの強さなんだ…

Episode7 【メンバーが異色すぎるレスキュー隊、ザ・キングダム突入!】

アストラのメイン回(?)

前回から打って変わって、登場ウルトラマンがガラリと変わった第7話。

アストラの大殊勲により、ついにウルトラマン側からザ・キングダムへと突入することに。

ザ・キングダムから帰ってくるにもその能力が必要ということで、レスキュー隊にも志願する我らがアストラ。兄のレオなしで、単独でアストラがここまで前面に出てくるなんて、ファンの誰が想像したであろうか…

そして、今回のアストラは喋る喋る。こんなに喋っているアストラは、デビューしてからの48年でたぶん初めて。

「苦しい~! レオ兄さーん!」

さらに、ゼロとの組手でコスモ幻獣拳まで使い、ゼロ相手にも結構いい勝負をするアストラ。ゼ、ゼロといい勝負を? そ、そんなに強かったんだっけ…?

たしかにレオと2人でタルタロスをボコボコにしてたもんなぁ…

アストラの新しい、それでいて輝かしい一面を見た、そんな素晴らしい回でござった。
 

窮屈すぎるウルトラクリニック78

ウルトラクリニック78で治療を受けているリブットが、窮屈そうな半球形のカプセルに入れられているのは、「タロウ」で光太郎やタロウが同じく半球形のカプセルに窮屈そうに入れられていたことのセルフオマージュ。

どうせCGで描くのであれば、足を曲げなくても入れるカプセルにも出来るはずなのに、あえて昔の再現で窮屈そうなカプセルにするの、ファンサービスがすぎる(笑)
 

レスキュー隊のメンバーが異色すぎてしまう

ザ・キングダムに突入することになったレスキュー隊のメンバーは以下の通り。

・アストラ
・アンドロメロス
・セブン21
・ゼノン
・ヒカリ
・ビクトリー
・ジャスティス


 
あ、あのさぁ…

このメンバー、過去に作品の主役だったのは、アンドロメロスただ1人。スピンオフで主役になったことのあるヒカリとビクトリーはまだギリギリセーフだとしても、7人中6人が主役ではなかったヒーローという異色すぎるメンバー。

オタクの妄想ならあり得たとしても、これが公式に映像化されてるなんてのは異常事態(褒めてます)。

攻めてる。ファン向け作品だからって攻め攻めだぜ円谷さんよぉ…

この7人が映像作品でチームを組むなんて、もう二度と見られないでしょうから、今と言う時代を生きていることに本当に感謝ですよ。

 
レスキュー隊とアブソリューティアンの対戦カードは以下の通り。

・ジャスティス、ゼノン VS タルタロス
・アンドロメロス、セブン21 VS ティターン
・ヒカリ、ビクトリー VS トレギア、ベリアル

前作ではスパークレジェンドからあっさり逃げ帰っておいて、今回はジャスティス相手にレジェンドになれないと煽ってくるタルタロス、やっぱり性格が悪い(笑)

ニュージェネの最強形態4人を軽くあしらうタルタロス相手にちゃんと戦えるのか、ゼノンさんが心配です…

アンドロメロスとセブン21のコンビは、もう完全にダブルサーベルとヴェルザードはアイスラッガーに似てるよねっていうノリで決めたとしか思えない組み合わせ。この後どうなるのかさっぱり予想がつきません。

ヒカリとアーリートレギアは、まぁ戦わせるよねーって納得の組み合わせなんですが、これといって因縁もないアーリーベリアルとビクトリーの組み合わせは謎。

トレギアの闇堕ちの原因の一端でもあったヒカリが、勇者の鎧として生まれ変わったアーブギアをまとってハンターナイトツルギとして戦いに臨むという展開は、ベタながらに熱いものがありました。

アストラだけ動向が不明ですが、おそらく次回ディアボロと戦ったりレグロス救出したりって感じなのでしょうね。

というか、あの7人の中でアストラだけ単独行動ってパネェぜ…

坂本監督と足木さん、アストラへの信頼がすぎる…(笑)

Episode8 【赤龍白虎拳のウルトラマンレグロスだ! …でも主役はアストラ】

俺がコスモ幻獣拳総師、赤龍白虎拳の… ウルトラマンレグロスだ!

前回のザ・キングダム突入編から引き続いての第8話。

8話の間ず~~~っと捕まっていたウルトラマンレグロスが、ついにその拘束を解く!

ここまで長かったなぁ、レグロス…(涙)

ユリアン目がけて殴りかかるディアボロのパンチを、拘束具を吹き飛ばして止めるのめちゃくちゃカッコいい!

初めて使った技の名前が、エコーかかりすぎで聞き取りづらい(閃光烈破弾?)のだけは残念ではありましたが、デビュー戦としてはなかなかのカッコよさだったのではないでしょうか。

やっぱり主役だ! アストラ大活躍

レグロスの活躍もそこそこに、それ以上に活躍してしまうのはやはり我らがアストラ

レスキュー隊の中で唯一の単独行動で、しかもあっさりと目的のユリアンを発見。宇宙拳法で残留思念を読む能力が強すぎる…

さらに前々回のビームランプ光線に続いて、今回はシューティングビームエネルギー光球まで使用。

 
アストラお前、レオ兄さんの技全部使えてしまうんか…?

 
もう全部アストラ1人でいいんじゃないかな。

 
さらに今回で大事なのは、レグロスからアストラへの「その姿は…?」というセリフ。

アストラには元々、レオと瓜二つの容姿だったが、マグマ星人のところから救出された後に整形手術を受けて今の容姿になったという設定が児童誌に掲載されたことがありました。

ただこの設定は「レオ」の本編中どころか後の映像作品でも言及されたことはなく、「レオ」本編中のレオの回想シーンでも昔からあの顔だったので、設定と映像上の描写の整合性が取れておらず、この設定が正しいのか、児童誌の時代ゆえに大らかすぎる創作だったのか、そもそも今も生きている設定なのか、うやむやな状態が続いていました。

しかしここに来てレグロスからアストラの容姿に関するセリフが出たということは、レグロスはアストラが整形される前の過去の姿(レオそっくりだった頃)を知っていることになります。

つまり、映像作品においてアストラの整形に関する設定が初めて言及されたことになるのです。

わずかなセリフではありますが、ウルトラシリーズ史上でも稀に見る貴重な瞬間だったのでした。

 
アストラお前、やっぱ今回主役じゃん…

究極 VS 絶対

惑星ブリザードに集う、ウルトラマンとアブソリューティアンの大軍勢!

・ゾフィー
・ウルトラマン
・セブン
・ジャック
・エース
・タロウ
・レオ
・アストラ
・メビウス
・ゼロ
・リブット
・レグロス


栄光のウルトラ兄弟9人に、光の国最強クラスのゼロ、ギャラファイシリーズ代表のリブットに、今回がデビュー作のレグロスという、まさに神メンツ!

その反動か、レスキュー隊の地味メンツはユリアンの護衛として帰還を命じられるのには笑ってしまいましたが(笑)

ただそんな中にも、ゾフィーが会話する相手が、設定レベルでの繋がりを持つアンドロメロスと、「メビウス」本編で絡みの多かったヒカリというあたりには、非常にウルトラ愛を感じましたね。

神は細部に宿るとはこういうことを言うんですよね。

その分、残るビクトリー、ジャスティス、ゼノン、セブン21は、初代ウルトラマンが一緒くたにしてユリアンの護衛を命じるので結局笑っちゃうんですが(苦笑)

まぁ、ビクトリー、ジャスティス、ゼノン、セブン21と繋がりのあるウルトラマンがこの場に来てないので、仕方ないことなんですけど。

ということで、次回からはクライマックス! 楽しみ!!

 
…っておい! タルタロスと唯一互角に戦えるジョーニアスさんが来てませんけど!!?(笑)

Episode9 【メビウスインフィニティー復活! そしてデスシウムライズクロー!!】

究極 VS 絶対

ついに最終決戦が開幕!

激アツの対戦カードはこちら!

ウルトラマンアブソリューティアン
ゼロ
セブン
タルタロス
リブットティターン
レグロス
レオ
アストラ
ディアボロ
ゾフィー
ジード
ゼット
ベリアル
タロウ
タイガ
トレギア
マン
ジャック
エース
メビウス
雑兵

 
うーん! ウルトラ兄弟の手持ち無沙汰感(笑)

手練れのウルトラ兄弟4人で相手するのが大量の雑兵というのは、ちょっと役不足~!

まぁ、名有りのアブソリューティアンがまだ少ないので、仕方ないんですけど。

 
再び激突するゼロとタルタロス。そこに加勢するセブン!

ワイルドバーストを経由してすぐにウルティメイトシャイニングゼロに変身するゼロ。もはや、ワイルドバーストが仮面ライダーアクセル イエローシグナルみたいな扱いに(苦笑)

そして、シレッとウルティメイトシャイニングゼロと同じくらいタルタロスと互角に戦っているセブン

そりゃまぁワイルドバーストのためにゼロを特訓したのがセブンなのだから、セブンもタルタロスと互角に戦えるくらい強くたっておかしくないですよね!

さすが俺たちの親父だぜ!

まぁ、これならウルトラ6兄弟全員でかかったらタルタロス余裕で倒せる気もするけども!(笑)

幻獣覇王拳!

シレッと明かされる、獅子座L77星とりゅう座D60は兄弟星という設定。

近年はセブンやタロウに息子が生まれたり、タロウに昔からの親友が設定されたり、旧来のウルトラマンにもどんどん新しい設定を追加していくのが当たり前になってきましたよね。

そこからの、「真紅の若獅子」に乗せてのウルトラマン3人の共闘! 熱い!

やっぱり「真紅の若獅子」は名曲だよなぁ。

そこからの3人の合体技、幻獣覇王拳でついにディアボロを撃破!

正直、完全初見のレグロスの兄弟子たちの力を借りる展開だけはよく分からなかったですが、3人の拳法ウルトラマンたちが合体技使うのは熱かったですね。

まぁ、ディアボロはこの後「トリガー」の14話に登場することが分かっているので、倒せてないのは視聴者にはバレバレなんですけども(苦笑)

やっぱりウルトラ兄弟は最高

戦う相手が雑兵ばっかりなのは残念だけど、それでもやっぱり我らがウルトラ兄弟の新たな活躍が見られるのは熱い!

ウルトラ水流、キャッチリング、スラッシュ光線とどう考えても牽制用の技ばっかりで雑兵を倒していく我らが初代マン。明らかに舐めプ

それでも余裕で雑兵を倒せてるのだから、やっぱり初代は強い。1人だけウルトラ水流で倒されてしまった雑兵が哀れ(笑)

 
新マンはウルトラショット、ボディスパーク、ウルトラフラッシュ、ウルトラロケット弾という謎のドマイナー技しばり。

ギンガストリウムにも採用されたウルトラショットは百歩譲って知名度があるとしても、他の3つは名前がパッと出てくるファンは少ないでしょう。

これらの技より、FE3や「ウルトラファイトオーブ」でも再現された名もなき回し蹴りの方が有名かなぁと思えるほどの、ファンを試すかのような謎の技チョイス(苦笑)

 
エースは、アロー光線(もしくはハンディシュート)からのウルトラナイフ(もしくはフラッシュハンド)、スター光線というギロチン技以外からのチョイス。

あえてギロチンを使わせないのが通すぎる。

それよりもエースで特筆すべきは、初代マン、新マンと違ってエースの掛け声だけ関智一さんによる新録という点。

「イ゛ヤ゛ァァァン゛!!」等の特徴的な納谷悟朗さんボイスのエースの声を完璧に再現していく関智一さん。

1話の感想記事で、関さんエースの声をおじいちゃんだなんて書いてしまいましたが、これはまごうことなきエース兄さんの声! やっぱり関さんってスゲェなぁ…

 
メビウスは、ライトニングカウンター・ゼロからのメビュームスラッシュといういい意味で模範的な、悪く言うと地味な戦闘スタイル。

しかしメビウスの真の活躍はこの後で…

メビウスインフィニティー!!

雑兵を絶え間なく送り込んでくるタルタロスのゲートを塞ぐため、メビウスと6兄弟が合体!

メビウスインフィニティー!!

初登場以来、映像作品への再登場は16年ぶり。レアすぎる…

合体時の、左からエース、ゾフィー、マン、メビウス、セブン、タロウ、ジャックという独特な並び順からの、分離後の並び順がタロウ、ジャック、マン、メビウス、ゾフィー、セブン、エースに変わるところまで完全再現。

並び順のファンサービスがすぎる…

インフィニットエッジで大量の雑兵を消し飛ばし、コスモミラクルアタックでゲートを吹き飛ばす圧倒的なパワー感も最高。

惜しむらくは、敵がザコ敵ばっかりなこと。

ウルトラ兄弟の手持ち無沙汰感(笑)

デスシウムライズクロー!

ついに戻ってきたベリアロクと、ハルキとの絆を胸にゼットがパワーアップ! その名もデスシウムライズクロー!!

ギャラファイ恒例の新形態ポジション、本作はゼットでしたか~

そう考えると、1作目の時に新形態をもらえなかったロッソとブルはちょっと可哀想(苦笑)

ゼットはニュージェネの中では唯一自分がメインの映画作品がなく、TV本編以降に追加された強化形態を持たないウルトラマンだったので、デスシウムライズクローの登場によってようやくニュージェネの先輩たちに追いついた形に。

本当によかったなぁ、ゼットさん…

デスシウムライズクローの本格的な活躍は次回!

ということで次回は最終回! タルタロスは死なないことは確定しているし、トレギアはどっか行っちゃったので、次回まで対決の行く末が分かっていないのはティターンとベリアルのみ。

最終回、いったいどう決着をつける…?

いやまぁ、「トリガー」14話でタルタロスとディアボロの生存が確定してるってことは、4作目に続くって終わり方なんでしょうけど(笑)

Episode10 【最終回! キングのジジイがいればドーにかなる!】

ジジイがいればドーにかなる!

「運命の衝突」もついに最終回!

最終回は予定調和というか、ここからさらに風呂敷を広げるわけにもいかないので、淡々と風呂敷を畳むことに終始した印象。

アブソリューティアンの誰一人死ななかったので、ウルトラマンとアブソリューティアンの戦いはまだまだ終わらないんでしょうなぁ。

前回、戦いの結末が描かれていなかったベリアルとティターンに関しては、ベリアルはデスシウムライズクローのゼスティウムデスバーストを食らって敗北(生存)、ティターンはリブットが戦いを放棄して終了という結末に。

せっかく新登場したデスシウムライズクロー、敵を誰一人倒せずに出番終了なのはちょっと可哀想(苦笑)
 

 
進退窮まり、最大級の必殺技

アブソリュートマキシマムデストラクション

でウルトラ戦士を一掃しようとするタルタロス。しかし、テレポートでやってきてそれをアッサリ相殺してしまう

ウルトラマンキング

やっぱりジジイがいればドーにかなるんだよなぁ(笑)

でもキングの光線とかなり拮抗していたので、アブソリュートマキシマムデストラクションの威力もかなりのもの。

タルタロスに勝つには、キング、レジェンド、サーガなんかのチートラマンが束にならないと難しいんでしょうなぁ。

レグロス、並行同位体だった

今いるレグロスは、アブソリューティアンによって過去から連れてこられた存在であることが、最終回にて判明。

どうりで、同世代のはずのレオやアストラの声優さんより、世代的に若い仲村宗悟さんがキャスティングされていたわけだ(笑)

しかし、ベリアルやトレギアは本来の歴史にいた本物が死んだ後に過去から連れてこられたから、本物と並行同位体は同時に存在しなかったけど、レグロスの場合、過去に連れ去られることのなかった本物の年取ったレグロスが、今もこの宇宙のどこかに存在してるんじゃないか…?

いやまぁ、ややこしくなりすぎるんでそんな展開にはしないでしょうけど。

 
また、同じシーンでゼットがバロッサ星人の話をしていたので、どうやら「運命の衝突」は「トリガー」の7話よりも前の話だった模様。

ってことはゼットお前、バロッサ星人(四代目)やパワードダダ相手に、デスシウムライズクロー使わずに舐めプしてたってことじゃねーか!!(笑)
 

そして物語は「トリガー」14話へ…

アブソリュートマキシマムデストラクションとキングの光線のぶつかり合いによって生じた次元の裂け目を通って、タルタロスとリブットはウルトラマントリガーのいる地球へとたどり着く…

ということで、物語はここから「トリガー」の14話へ繋がります。まぁ、予定調和というか、視聴者の99%の予想通りの展開。
 

 
リブット、あんだけみんなに生死不明として心配かけておいて、別の宇宙でノリノリでケンゴやユナとダンスしていたかと思うと、もうこの最終回をまともな目で見られないよ(笑)

 
というわけで、「運命の衝突」終了!

新しく登場したアブソリューティアンは誰一人死ななかったし、ベリアルとトレギアも死ななかったし、まだまだギャラファイシリーズは終わらないって感じのストーリーでしたなー

だいたい1年くらいのスパンで作られているので、次回作が見られるとしたら来年の4月頃。待ち遠しいぜ…

次回作ではトリガーもギャラファイに本格的に参戦すると思いますが、他ウルトラマンとの絡みの少なかったトリガーがギャラファイでどのような描かれ方をするのか、興味は尽きません。

あとそろそろ、電光超人の方のグリッドマンもギャラファイに参戦していいと思うんですけど、どうですかね…?

「GRIDMAN×DYNAZENON」の映画もたぶん近い時期に公開でしょうし…

というわけで、次も楽しみに待ってるぜ! ウルトラギャラクシーファイト!!

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