感想
アストラのメイン回(?)
前回から打って変わって、登場ウルトラマンがガラリと変わった第7話。
アストラの大殊勲により、ついにウルトラマン側からザ・キングダムへと突入することに。
ザ・キングダムから帰ってくるにもその能力が必要ということで、レスキュー隊にも志願する我らがアストラ。兄のレオなしで、単独でアストラがここまで前面に出てくるなんて、ファンの誰が想像したであろうか…
そして、今回のアストラは喋る喋る。こんなに喋っているアストラは、デビューしてからの48年でたぶん初めて。
「苦しい~! レオ兄さーん!」
さらに、ゼロとの組手でコスモ幻獣拳まで使い、ゼロ相手にも結構いい勝負をするアストラ。ゼ、ゼロといい勝負を? そ、そんなに強かったんだっけ…?
たしかにレオと2人でタルタロスをボコボコにしてたもんなぁ…
アストラの新しい、それでいて輝かしい一面を見た、そんな素晴らしい回でござった。
窮屈すぎるウルトラクリニック78
ウルトラクリニック78で治療を受けているリブットが、窮屈そうな半球形のカプセルに入れられているのは、「タロウ」で光太郎やタロウが同じく半球形のカプセルに窮屈そうに入れられていたことのセルフオマージュ。
どうせCGで描くのであれば、足を曲げなくても入れるカプセルにも出来るはずなのに、あえて昔の再現で窮屈そうなカプセルにするの、ファンサービスがすぎる(笑)
レスキュー隊のメンバーが異色すぎてしまう
ザ・キングダムに突入することになったレスキュー隊のメンバーは以下の通り。
・アストラ
・アンドロメロス
・セブン21
・ゼノン
・ヒカリ
・ビクトリー
・ジャスティス
あ、あのさぁ…
このメンバー、過去に作品の主役だったのは、アンドロメロスただ1人。スピンオフで主役になったことのあるヒカリとビクトリーはまだギリギリセーフだとしても、7人中6人が主役ではなかったヒーローという異色すぎるメンバー。
オタクの妄想ならあり得たとしても、これが公式に映像化されてるなんてのは異常事態(褒めてます)。
攻めてる。ファン向け作品だからって攻め攻めだぜ円谷さんよぉ…
この7人が映像作品でチームを組むなんて、もう二度と見られないでしょうから、今と言う時代を生きていることに本当に感謝ですよ。
レスキュー隊とアブソリューティアンの対戦カードは以下の通り。
・ジャスティス、ゼノン VS タルタロス
・アンドロメロス、セブン21 VS ティターン
・ヒカリ、ビクトリー VS トレギア、ベリアル
前作ではスパークレジェンドからあっさり逃げ帰っておいて、今回はジャスティス相手にレジェンドになれないと煽ってくるタルタロス、やっぱり性格が悪い(笑)
ニュージェネの最強形態4人を軽くあしらうタルタロス相手にちゃんと戦えるのか、ゼノンさんが心配です…
アンドロメロスとセブン21のコンビは、もう完全にダブルサーベルとヴェルザードはアイスラッガーに似てるよねっていうノリで決めたとしか思えない組み合わせ。この後どうなるのかさっぱり予想がつきません。
ヒカリとアーリートレギアは、まぁ戦わせるよねーって納得の組み合わせなんですが、これといって因縁もないアーリーベリアルとビクトリーの組み合わせは謎。
トレギアの闇堕ちの原因の一端でもあったヒカリが、勇者の鎧として生まれ変わったアーブギアをまとってハンターナイトツルギとして戦いに臨むという展開は、ベタながらに熱いものがありました。
アストラだけ動向が不明ですが、おそらく次回ディアボロと戦ったりレグロス救出したりって感じなのでしょうね。
というか、あの7人の中でアストラだけ単独行動ってパネェぜ…
坂本監督と足木さん、アストラへの信頼がすぎる…(笑)