第14話「黄金の脅威」
感想
アブソリュートディアボロ
今回から本作も2クール目に突入! 1クール目に2回特別編を挟んでいるので、10月下旬という中途半端な時期ではありますが(笑)
OPが2番になったり、EDがケンゴ、ユナ、アキトの歌う新曲になったり、別作品からのゲスト出演があったり、2クール目の幕開けに相応しい回って感じでございました。
そんな今回は、今冬に配信を控えている「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」に先駆けて、アブソリューティアンの両名とウルトラマンリブットが登場!
究極生命体アブソリューティアンの戦士、アブソリュートディアボロ。
四天王に1人はいるであろうパワー系のキャラクターで、いけ好かない感じだったタルタロスに比べるとまだ仲良く出来そうな感じ。
声は、ニンジャレッド・サスケでお馴染みの小川輝晃さん。でも、サスケやヒュウガの声のイメージが強いので、事前に言われてないと小川さんって分からないレベルの野太い声でした(笑)
小川さんは、ウルトラ関係で言うとNETFLIXの「ULTRAMAN」でハヤタのモーションアクターでもあります。
動きではウルトラヒーローを演じ、声ではアブソリューティアンを演じる小川さん、スゲェなぁ…
アブソリューティアンの前哨戦の相手として、今回は「タイガ」以来の奇機械怪獣デアボリックも登場。
デアボリックもおそらくディアボロ(=悪魔)が名前の語源だと思われるので、ディアボロ繋がりで登場させられたんだなと思ってちょっと笑ってしまいました。
ウルトラマンリブット!
アブソリューティアンを追って、宇宙の生命を守護する戦士ウルトラマンリブットがやってきた!
日本では主にネットの配信番組でしかその活躍を見る機会がなかったリブットがついに地上波へ!
リブットは元々マレーシアの子供番組に登場したのが最初で、そこから日本での露出を徐々に徐々に増やしながら、ウルトラギャラクシーファイトでようやく日本での認知度も高まってきた海外ウルトラマン。
今回の客演は、ウルトラで例えるならグレートやパワードがニュージェネシリーズにゲスト出演するようなもので、昨年のエースや一昨年のゼロのような、客演回数の多いウルトラマンのゲスト出演とはまた違った意味を持つものなので、なんとも感慨深い。
たとえウルトラギャラクシーファイトの宣伝なのだとしても(笑)
ディアボロを追って地球に現れた時の姿が赤い球体という初代ウルトラマンのオマージュだったのも、実写映像作品で行われる初のリブット地球来訪を記念する描写として素晴らしい。
人間体である青年リブットを演じるのは、声優の土屋神葉さん。
・エメラナ姫である土屋太鳳さんの弟
・ゼロ役の宮野真守さんに憧れて声優を目指す
・スーツアクター、岩田栄慶さんが師匠
という、どう考えてもウルトラマンになるべくして生まれてきた(笑)人なので、是非ともこれからいろんなウルトラ作品でリブットとして活躍してもらいたいですな。
青年リブットの着ているチョッキ(言い方古い?)は、ウルトラ4兄弟が地球にバーベキューを食べに来た時の服装…をセルフオマージュしたウルトラ銀河伝説でのミライの服装のセルフオマージュ。
似ていますが襟がなかったり微妙に違う部分もあるので、ミライの物を改造したか、よく似た新調品なのでしょう。
このチョッキは、光の国出身のウルトラマンにとって正装なのかもしれませんなぁ(笑)
小ネタ「SS-DELTA278」
地球に飛来したアブソリューティアンとリブットを捉えたカメラ映像に描かれている「SS-DELTA278」という文言は、おそらく「ティガ」に登場する宇宙ステーション・デルタが元ネタ。
元々の宇宙ステーション・デルタも設定上278名の人間が働いているそうなので、もう確信犯的なネーミング。
シズマ会長はもともとTPCの隊員だったので、ネオフロンティアスペースでの記憶を頼りに、宇宙ステーションにも同じ名前をつけたってことなんでしょうなぁ。
次回、ナース変形!
次回はリブット客演編の後編で、さらにナースデッセイ号が変形!?
デザイン見る限り足の部分が差し替え変形なので、変形メカとしてはあまり美しくないですなぁ(笑)