感想
ファーストミッション
初の主演作品である「ウルトラマンレグロス」、デビュー作だった「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」のその後を描く新作、「ウルトラマンレグロス ファーストミッション」がTSUBURAYA IMAGINATIONでついに配信開始!
いやもう、海外ウルトラマン勢揃いのメインビジュアルの時点で熱いですよね!
3ヵ月連続で新作見せてもらえるのありがてぇ~!
気が早いですが、セカンドミッションが見たい(?)
ストーリーとしては、タイトルの通りギャラクシーレスキューフォースに所属することになったレグロスのファーストミッションを描くというもの。それに加えて、「運命の衝突」で生死不明になって「トリガー」の宇宙に行っていたリブットの帰還も描かれるという、時間は短いながら盛り沢山のストーリー。
トリガーの話もしてくれてて良かったんですが、リブット意外にあっさりと帰って来ちゃったな(笑)
海外ウルトラマン!
本作の見どころと言えばやはり、レグロスの救援に駆けつけたスコット、チャック、ベス、グレート、パワードの海外ウルトラマン組!
海外組で揃えたというメタ的な理由を除いて、ストーリー的にはなんでこの組み合わせなんだろう?と思ってたんですが、単に「近くにいたから」なのはちょっと笑いました(笑)
スコットが原作でスーザン博士を助けた時にやっていた、人差し指と中指を頭に当ててクイッとやるポーズを再現していて芸コマ。こんなんよほどのウルトラファンでも覚えてないで。
レイバトスの体で復活したレイブラッド星人に対するグレートとパワードの
「お前がベリアルをたぶらかしたレイブラッド星人か」
「あいつから受けた借りはお前に返させてもらう」
というセリフは「ウルトラ銀河伝説」のこと。
今回助けに来たメンバー、みんなあの時氷漬けにされましたもんね。
そういえばあの時、ベスは(ベリアルのせいで)パワードのメガスペシウム光線の誤射を食らってしまいましたが、今も普通に一緒に戦っているあたりどうやら特に遺恨は残らなかったようです(笑)
声優陣は当然ながらギャラファイから続投なので非常に豪華。パワードの掛け声も変わらずケイン・コスギさんボイスでした。
グレートのフィンガービームにグレートスライサー、パワードのパワードボムにパワードスラッシュ、3人で撃つ時は何故か左手から発射するUSA組のグラニウム光線など、ギャラファイ伝統の多彩な技ラッシュも変わらずで熱かったですねー!
ギャラファイと同じく劇伴も原作のものを使ってくれててテンション上がりましたね。技ラッシュのシーンは、たぶん「USA」の「EPIROGUE―終章― ②勇士ウルトラマン(エンドタイトル)(M-31)」かな?
「USA」と「G」はメインテーマのメロディがほぼ一緒なんで、どっちがどっちかよく分かんないんですよね(笑)
最後の合体技が全員スペシウム光線型の光線ってのも「新世紀ウルトラマン伝説」みたいで懐かしかった。あの映画ももう20年くらい前ですねー。
ウルトラマンシャドー!
レグロスの対戦相手としてまさかのウルトラマンシャドーがこの令和に復活!!
「ゼアス2」は極真空手が重要な要素となっていた映画だったので、拳法家のレグロスの相手としてはうってつけだったってことでしょうねぇ~。
シャドリウム光線だけでなく、代名詞でありゼアスにトラウマを植え付けたシャドーメリケンパンチもばっちり使用!
シャドーメリケンパンチの構図、かなり原作映画に頑張って似せて作ってあって感無量。っていうかあれ、腕飛ばす技だったんだ(笑)
ちゃんとレディベンゼン星人から情報を盗み出して作ったことになってるのは芸コマ。
ストーリー上仕方ないですが、ゼアスとの再戦の機会がないまま破壊されてしまったのはもったいない。
セブン56周年
レイブラッド星人が蘇らせた怪獣軍団は、ガンダー、ギエロン星獣、ブラックキング、ダリー。なぜか妙にセブン怪獣に偏ったチョイス。
たしかに今いろいろとセブン55周年の企画が開催されていて、それにちなんだ選出だとは思うんですが、厳密に言うと今年アニバーサリーなのはタロウなのでは…(笑)
ダリーは映像作品に久々の登場。まさかの巨大化を果たして。
ダリーは宇宙細菌だから怖いのであって、巨大になってもそんなに脅威じゃないのでは…(笑)
せっかく着ぐるみがあることですし、もしかすると来年の新ウルトラマンではダリーが出る回が作られるかもしれませんな。田口監督とかやりそう!