感想
慈愛の戦士コスモスの大乱闘
2022年の初夏に公開かー まだまだ先は長いなー
なんて思っていたら、2021年の年末にシレッとプロローグ編が公開になった「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」(笑)
とんでもねぇ、待ってたんだ…
プロローグなんて言うから、てっきり映画とかによくあるティザーPV的な短編動画かと思っていたら、がっつりギャラファイ1話分くらいの時間があって、映像も9割が新規映像で、これもはやプロローグっていうか普通に第1話。
冒頭、アブソリューティアンの雑兵を怒涛の勢いで蹴散らしていく今年20周年の記念すべき戦士、ウルトラマンコスモス。
坂本監督お得意の、流れるようなモードチェンジからの怒涛の必殺技の応酬。あぁ、坂本監督作品だなという安心感。
特筆すべきは、知る人ぞ知るコロナモードの必殺技プロミネンスボールの登場!
コロナモードの必殺技といえば、ブレージングウェーブとネイバスター光線の2つが代表という感じですが、「ウルトラマンFighting Evolution Rebirth」というゲームをプレイしていた人間にとっては、プロミネンスボールが3番目の必殺技だ!と言いたくなるほど思い入れのある技だったりするのです。
※FERは各ウルトラマンに3つの必殺技が設定されており、コスモスは1段階目がフルムーンレクト、3段階目がコズミューム光線、2段階目だけ何故かプロミネンスボール。
人によっては20年ぶりに見たプロミネンスボール。人によっては(飛ばせないムービーなので)FERで腐るほど見たプロミネンスボール(笑)
プロミネンスボールだけでここまでファンを惹きつけるギャラファイ、相変わらず侮れねぇぜ…
他にも、名挿入歌「Touth the Fire」に、本編未使用の名曲「ECLIPSE」が流れる音楽面の素晴らしさに、相変わらずの悪い奴だけ絶対殺す光線っぷりを見せるコズミューム光線等、冒頭のコスモスバトルだけでもうお腹一杯になってしまう面白さ。
細かい点を言えば、エクリプスの目の電飾が青っぽくなっていたり、リドリアスの着ぐるみが当時のものに全然似ていなかったり、ムサシが自分のことを完全にコスモスと同一視していたり、気になる点も少しはあるものの、それを補って余りあるコスモスのカッコよさ。素晴らしい。
カスケード光線
光の国の人々がディファレーター光線でウルトラマンに進化したように、アブソリューティアンはカスケード光線で今のような姿に進化した生命体らしい。
ウルトラマンたちと鏡写しのような存在、ということなんでしょう。
ディファレーター光線で進化した銀色の巨人と、カスケード光線で進化した黄金の巨人。こういう対になる敵味方の設定、オタクは大好き。
ところでカスケード光線とは別にアブソリュート粒子もあるようなんですが、何か違うものなの?(苦笑)
カスケード光線をアーリーベリアルとアーリートレギアに照射することにしたら2人もアブソリューティアンになってしまうから、それを防ぐためにアブソリュート粒子が設定されたって感じなんでしょうか?
ベリアルとトレギアがあの姿のままいられるのか、要注目ですな。
ウルトラマンレグロス、D60の… 何?
ユリアンによれば、レグロスもアブソリュートディアボロと同じくコスモ幻獣拳の使い手らしい。
敵味方に別れた同門の拳法家同士による対決、坂本監督好きそう~(笑)
また、龍座D60(ディー・リューシー ※中国語読み)なる惑星に何か関係があるそう。
みんなが獅子座L77星出身のウルトラマンだと思っていたところ、まさかの全然別の星のウルトラマンだった…?
それにしては顔がL77星系のウルトラマンの顔をしてるので、L77星出身で、D60で修行したってことなのかも。続報、気になりますな~
それにしても、近年になってウルトラマンの出身星がどんどん増えていく(笑)
ゼロ、U40最強の戦士に特訓を頼む
ウルティメイトシャイニングゼロですら敵わなかったアブソリュートタルタロスと唯一互角に戦ったのがジョーニアスということで、ジョーニアスに特訓をつけてもらうよう頼みこむゼロ…!
理解が追い付かないが、なんだかメチャクチャ熱い!!
こんな誰も想像していなかった展開が、実現するのか…?
ジョーニアスはたしかに設定上U40最強の戦士とされているわけですが、まさかゼロよりも強い扱いだったなんて!
ウルティメイトシャイニングゼロですらジョーニアスに敵わないことに驚くべきなのか、ジョーニアスがみんなの想像以上に強いと考えるべきなのか、解釈が難しい!(笑)
こうなったらもう、ジョーニアスの力でゼロが新形態にパワーアップするの待ったなしでしょう!
期待してますよバンダイさん!