第19話「なにが刑事を裁くのか」
今週は現さん回の後編。
トライドロンタイプテクニックで、ライドクロッサーを分離させるドライブ。
テクニックを欠片も感じられない(笑)
ジャッジロイミュードが橘さんをコピーしていたのは、橘さんの真犯人への怒りにシンクロしたためで、ジャッジロイミュードがジャッジの事件を模倣していたのは、真犯人を誘き出すためであった…と開始5分で語られてしまいました(笑)
細かいことは気にするな。
細かいことは気にするな(二回目)
刑事たちが血眼になって探しても見つからなかった証拠探しも、最新鋭のテクノロジーで作られたシフトカーならお茶の子さいさいです(笑)
「進ノ介のミニカー? なんでこんな所に」
仮面ライダーと同じ車に乗ってて、仮面ライダーと同じブレスレットしてて、仮面ライダーと同じミニカーを持っててもバレない正体!(笑)
困った時はとりあえず霧子に私服着せとけば画になる。って皆さん分かってる感じ(苦笑)
「5年の間、ずっと事件を追い続けた
そして過去にお前が襲った人間たちに、いくつかの規則性があることに気付いた
今回それに沿って候補を2人まで絞り、最後は賭けた」
「賭けた? 何に!」
「刑事のカンにだ!」
いや、2人にまで絞れたなら、人員割いて両方マークしましょうよ(苦笑)
「おい… どうやってそのボタンを!?」
「それは… 刑事魂(最新のテクノロジー)です」
刑事魂とはいったい!(笑)
ドライブとジャッジの戦いに、乱入しようとするチェイスを妨害する剛。
「残念ながらライドクロッサーとやらは使えないぜ?
なぜなら… 俺はバイクを、置いてきた!」
このライダー、ウォーカー!(笑)
今回はドライブの「刑事」という要素にスポットを当てた回だったわけですが、Twitterなどを見てるとあまり評判はよろしくない様子。
それは、ドライブが“刑事であって刑事ではない”という、そもそもの設定のマズさが関係しているような気がします。
進ノ介は刑事ですが、ドライブは別に警察が作り上げたわけではなく、クリム・スタインベルトが個人的に作り上げたものです(現時点ではそうとしか見えない)
進ノ介は「刑事」として事件の捜査に当たりますが、ドライブは別に警察としての権力でロイミュードと対峙しているわけではなく、あくまで「正義の味方」として悪い怪人を倒しているだけなので、“事件を解決するのが部外者の仮面ライダー”という構図が、どうしても、刑事ものとしての違和感を感じさせるのでしょう。
刑事ものと仮面ライダーって合わないのかもしれませんね。
コメント
今回は解決編!橘さんがロイミュードと協力関係を築いた理由として、犯人の嫌疑を着せられたまま亡くなった人物の遺族のその後の状況などもちゃんと採り入れられており、そこには個人的にすごく共感でしましたね。まあ刑事として正しい行為ではないことは明白ですが、闇を追う者が闇にとらわれてしまった…ということですかね。
尊敬する先輩である橘さんが事件に関わっていたと知った現さんの苦悩…最終的に橘さんに手錠をかけなければならなかった現さんの葛藤…今回は現さんが本当によかったですね。そしてそれを上手くフォローし、最後は橘さんに名前を聞かれるまでになった進ノ介のかっこよさは特筆に値しますね。いい主人公です。
刑事モノと仮面ライダーが合うか合わないかは自分にはわかりませんが、自分は違和感なく見れましたので気になりませんでした。今回の主役は現さんですから、現さん主導で本物のジャッジの正体を暴き彼を逮捕した時点で刑事モノとしての体裁は保っているし、個人的には良回でした。
次回はやっと究ちゃん回ですね!楽しみです。