第47話 幸せのディストピア
感想
本気でストマック家の未来を考えた結果、普通に爆弾で死ぬ
今回はニエルブの退場回でした。
大統領への謀反がバレて仮面ライダーたちと直接対決することになったニエルブ。そのまま倒されてしまうのかと思いきや、まさかの爆破スイッチに仕込まれていた爆弾で死ぬという予想外の末路。
思い返してみれば、使っても消えないゴチゾウを作り出したり、ダークショウマのガヴを他の人に移植してみたり、酸賀さんをゾンビにしてみたり、マッドサイエンティストとして活動していた頃はとても有能そうだったのに、大統領相手に下剋上を狙い出してから一気にボロが出た男でした。
だって、立てる作戦がことごとくガバガバだったから…(笑)
作戦が失敗した時のB案とか全く考えてないみたいだったし…
仮面ライダーに倒されるでも、大統領に粛清されるでもなく、ただの爆弾による爆発で死ぬとはなんと哀れな死に方か。
カッコいい悪役としても死ねなかった、可哀想な次男でございました。
ただやっぱりニエルブの技術力は凄まじく、ラキアの毒素を元にした能力を持つゴチゾウで大量の人間を1ヶ所に集め、工場のようにヒトプレスを大量生産する人間牧場化計画がついに始まることに。
あれだけアルバイトたちがコツコツと人間を幸せにして集めていたヒトプレスを、流れ作業で大量収集できるようになっちゃったのはマジで緊急事態。
なぜか、ヒトプレス化するためのグラニュートが2人しかいないところはガバガバ感ありましたが、グラニュート100人くらい連れてきて100列で同じヒトプレス化作業をやったら、日本とか一瞬で無人になりそう。
歴代の仮面ライダーシリーズの中でもかなりの緊急事態な感じがします。
助けて! 仮面ライダー!!
それにしても、マジでラキアの毒素で1人1人ヒトプレスにして回ってたグロッタ姐さんの苦労とはいったい何だったのか(笑)
次回、ガヴ最強フォーム!
次回、ここに来てまさかのガヴ新フォームが登場!?
令和恒例の最終回限定フォームを除けば、このようなタイミングで登場する主役ライダーの最強フォームはクウガのアルティメットフォームくらい。
25年をかけて醸成された平成・令和ライダーのフォーマットというものが、一巡してクウガに戻ってきたのだと思うと、なんだか不思議な感覚を覚えますね。