第45話「ジェロニモン復活!小さな英雄」
今回は初代ウルトラマン37話「小さな英雄」を放送。
「ジェロニモン復活!」って言ってるけど、ジェロニモンは復活させる側であって、別にジェロニモンが復活したわけじゃないんだけども(苦笑)
後々のシーンで「生き返った」と言われているので、別個体ではなく、多々良島で死んだ個体が生き返ったらしい。
ピグモンは、同種のいないオンリーワンの怪獣なのか?(笑)
イルカ語を解読しようとしている博士の元に預けられたけど、よくイルカ語の専門家でなんとかなったな(苦笑)
武器の修理を怠っていたイデを叱責するアラシ。
怪獣語翻訳でオーバーワークになっていたのは分かるが、武器の修理くらいは専門の作業者を置いた方がいいと思いますよ。科特隊さん(笑)
「我々科学特捜隊が、どんなに頑張っても、
結局敵を倒すのは、いつもウルトラマンだ
僕がどんな新兵器を作っても、大抵役に立たんじゃないか
いや新兵器だけじゃない。我々科学特捜隊も、
ウルトラマンさえいれば、必要ない気がするんだ!」
ウルトラマンがいれば、防衛チームは必要ないのではないか?という疑問を、第1作目であるウルトラマンの時点で、登場人物に言わせてるのが凄いよね。
「ウルトラマンは、我々が力いっぱい戦った時だけ力を貸してくれるんだ!」
80のイトウチーフの「人事を尽くして天命を待つ」もそうだけど、人間が精一杯努力して、それでもどうにもならない時にウルトラマンが現れる…ってのは、第1作目から繰り返し語られていたわけですね。
スーパーガンのトリプルショットで、テレスドンを倒したキャップたち。
銃口合わせただけなのに、なぜ強くなったのかはよく分からない(苦笑)
せっかく生き返ったのに、まさかドラコに叩き殺されるとはピグモンも思ってなかっただろう。
勇敢だったなぁ、ピグモン…
「イデ! ピグモンでさえ我々人類の平和のために命を投げ出して戦ってくれたんだぞ!
科特隊の一員としてお前は恥ずかしいと思わんのか!」
イデの迷いが、ピグモンを殺した。
ハヤタの怒号が飛ぶ。
迷いを振り切ったイデの新兵器「スパーク8」が、ドラコを葬るのであった。
スパーク8が強すぎるのは、今さらツッコむまい(苦笑)
スパーク8って、敵撃破時の描写がガンバスターのバスターミサイルにオマージュされたと思ってたんだけど、今見ると結構違うね(笑)
いくら痛かったとはいえ、たかだか羽根撃ち落とすのにスペシウム光線使わんでも…とは昔から思ってた(笑)
「我々科学特捜隊はピグモンに対し、人類の平和に尽くしたその功績を認めて、
科学特捜隊特別隊員の称号を与える」
ピグモン、安らかに眠ってくれ。
ちょ! まだ買ったDVD見てないのに!(笑)
コメント
ウルトラマンがいれば防衛隊みたいなのいらないじゃんという誰もが思う疑問を初代で言ってるのは本当にすごいですね
さすが金城さん
この回は名作ですよね!自分も大好きな回です。ストーリーは勿論ですが、怪獣が複数登場するところや、トリプルショットやスパーク8といった新技・新兵器もお気に入りです。トリプルショットはスーパーガンのエネルギーを3つ合わせれば、それが掛け合わされて単純に3倍の威力になるんだと自分は納得してます(笑)。
60匹以上の怪獣が集結する様は見てみたかったですね。ジェロニモンが蘇らせたのが「科学特捜隊とウルトラマンに倒された怪獣たち」なので、ウルトラマン第1話~第37話までと考えて登場した怪獣・宇宙人は60匹に満たないので、視聴者の知らないところで戦った怪獣もいるはず。見たかったですねぇ…。
自分はハヤタがイデを殴った瞬間から、映画「ガス人間第1号」のラストで使用された宮内國郎氏作曲の素晴らしい名曲をバックにイデが覚醒し、決意とともにドラコ(再生)にスパーク8をお見舞いするまでの流れが大好きです。ジラースの回のラストでも流れたあの名曲は本当に見る者の感情を高揚させ、惹きつけてくれます。そこに二瓶正也氏の名演が光る…最高ですね!
次回から2週に渡ってゼロファイト第二部ですか。ピグモン祭りですね。楽しみです!
デルピッポさん>
いや本当、その通りです。
このエピソードを第1作目でやったというところが、本当凄いですよね。
シュンさん>
60匹以上の怪獣、今なら映画でそれくらい集められるでしょうけど、当時はなかなか大変でしょうねぇ(苦笑)
ハヤタに叱責されてからイデがスパーク8を撃つまでのシーンは、本当に素晴らしいと思います。
三枚目の演技ももちろんですけど、シリアスな演技でも、二瓶さんは光りますね。