第17話 ムーンブレイク・メッセンジャー
感想
新たなOP
奇跡のモンスター“ケミー”と、ケミーカードを手にした3人の若き錬金術師たち
それぞれの想いを胸に、彼らの戦いは加速していく!
皆さん、明けましておめでとうございます!
ウルトラファンにとっての元日は昨日でしたが、東映特撮ファンにとっての元日は今日。
というわけで、2024年最初のスーパーヒーロータイム放送日でした。
新年を迎え新たな展開に入ったということで、「ガッチャード」はOPがマイナーチェンジ。曲がBACK-ONとFLOWによるものに変わり、映像とOPナレーションもちょっとだけ変更になりました。
OP曲が別の曲に変わった例は「剣」や「響鬼」がありますが、同じ曲のバージョンが変わっただけというのは「アギト」以来かな。
劇場版ネタバレOPの方ではついぞ出番がなかったマジェードと、仮面ライダーヴァルバラドも本編に先駆けてOPに登場。早く本編にも登場してほしいものですな。
OPナレーションが何故か「3人の若き錬金術師たち」と人数指定するようになり、レギュラーキャラなのにハブられてしまった蓮華と錆丸先輩が可哀想(笑)
まぁ、初期ナレーションも宝太郎1人のことしか言及してなかったんですけど。
やっぱり敵だったミナト先生
新年1発目の放送ということで、正月ムードでゆる~く始まったと思ったら、そこから怒涛の展開に繋げていくのはさすがの仮面ライダーシリーズ。
まずはマルガムが、グリオンお手製の金のマルガムにパワーアップ。敵怪人全体がワンランク上の存在へパワーアップするのは、東映特撮お馴染みの展開ですね。
これまでは悪意まみれの人間を素体にしていましたが、金のマルガムは人形を使うだけでOK。
ゲスト俳優をキャスティングしなくても、ケミー役の声優さんに兼役してもらうだけで良いので、予算的にも助かりそうですな(笑)
冥黒の三姉妹にとってはお兄様だそうなので、三姉妹はいわゆるホムンクルス的な存在なのかも。
現状のガッチャードでは倒せない存在になってしまったマルガムを倒すために、次回ガッチャードが新フォームにパワーアップするという流れは非常に綺麗。
スーパーガッチャードの時といい、きちんと強敵に対抗するためにパワーアップしていくここ数回の流れは日本の特撮ヒーローらしさに溢れてていいですね。
それだけに、なんかテキトーに新フォーム出しまくってた初期の展開ってやっぱりどうなのって気がしてくるんですが(笑)
さらに、序盤からどこか怪しい雰囲気を醸し出していた気がするミナト先生が、ついに裏切り!
ドレッド初登場時に変身しなかったことで安心させておいて、結局は変身しちゃうというどんでん返し!
まぁ、悪に堕ちたというよりは訳あって敵対しているだけといった感じなので、そのうち味方に戻ってくれると思いますが。
それにしても、仮面ライダーシリーズの定番とは言え、主人公たちの所属組織がロクなところじゃないってのはどうにかならないものか(苦笑)
ここからは、宝太郎たちが錬金連合を潰しに行く展開になるんでしょうかね。
それはそれとして、錬金アカデミーの制服が浮きまくっている三姉妹が可愛い(笑)
ガッチャードデイブレイク
演じているのがDAIGOさんであることが正式に発表されたガッチャードデイブレイクが、今回も登場。
今回は、ファイヤーガッチャードではない通常のガッチャードデイブレイク形態を初披露でした。
スーツ新造するのが大変だから仕方ないのは分かるんですが、ファイヤーガッチャードデイブレイクとガッチャードデイブレイクで、マントとマフラーの有無しか変化がないのはどうにかしてほしかった…(苦笑)
ファイヤーガッチャードじゃないのにファイヤーパターン入ってるの、やっぱり釈然としないですもんね。
また、専用バイクのデイブレイクゴルドダッシュも登場。
こちらはおそらく、宝太郎ガッチャード用のゴルドダッシュのリペイントだと思われますが、塗装ではなくシール的なものを貼り付けているものと思われます。
なので、本来は青のライトになっている部分が非透過の状態に。
元々公道は走れない改造車ではありますが、ライトが点かないデイブレイクゴルドダッシュは、余計に公道走らせてもらえない状態になりました(笑)
次回、ガッチャード新フォーム!
次回は、2回目の中間フォームとなる宝太郎のファイヤーガッチャードが登場!
そして、タイムリープ能力を持つガッチャードデイブレイクの正体は誰なのか…