第38話 虹の彼方に
感想
ニジニジするゴン
今回は、最強フォームレインボーガッチャードの登場回!
宝太郎の絶望を表したかのような、特撮あるあるの降雨量多すぎな豪雨(※)が宝太郎の復活と共に止み、レインボーガッチャードへの変身と共に空に虹がかかるという演出は、ベタながらやっぱり良かったですねー。
この世に止まない雨はない!
※雨というものはカメラに映りづらいため、特撮に限らず映像作品での雨は大量に水を降らせがちになります。
前回あれだけ絶望したのに、タマゴンとの会話であっさりと立ち直る宝太郎はなんだかんだで主人公してるなーと思いました。
いやまぁ、会話だけで立ち直っただけじゃないと思いますけど。やっぱり母と料理は偉大。
そして誕生するレインボーガッチャード!
ガッチャードの特徴である矢印状の目は残しつつ、これまでのどの形態とも異なるデザインはさすが最強フォーム。
ほとんど赤と金ばっかりだった平成1期の最強フォームを経て、平成2期と令和ライダーでは最強フォームも様々な方向性のデザインが模索されてきましたが、初めて虹色を明確にデザインに取り入れたレインボーガッチャードは歴史に残る快挙。
令和ライダーの最強フォームの特徴である、初期フォームの雰囲気も残しつつ、明確に強くなったことが分かるデザインというのも踏襲されていて、良いデザインだなーって思いますね。
変身に使用されるケミー、タマゴンことニジゴンの正体は、101体目のケミー。
やっぱり、101体なんて中途半端な数となったら、最強フォームに使われるのは101体目ですわな。1体でカードが2枚あるってのも、特別感があって良かったです。
タマゴンの状態だと精神年齢高めだったのに、タマゴから生まれたら子供向けアニメのキャラみたいになっちゃうのはちょっと笑っちゃいましたけど(笑)
まぁ、そもそもこれ子供向け番組なんですが。
マジェードの新フォーム出るか?
今回の敵、ファンタスティックマルガム 5タイプミクスタス(冥黒)(長い)を倒したことで、一気に5体のファンタスティックケミーが仲間になりました。
ファンタスティックということはコズミックのガッチャンコ相手なので、これでマジェードのフォームチェンジに必要なカードが一気に揃ったことになります。
マジェードの新フォームあるかなー。
まぁ、ないだろうなー。
ちなみに、5体のケミーの内、ドンポセイドンはギギスト役の置鮎龍太郎さんの兼役。ハオーディンは、ベテランの辻親八さんが演じています。
兼役の置鮎さんはともかく、辻さんのキャスティングだけあまり唐突だったので、ビックリしました(笑)
なんか今後別の役で出演する予定があったりするんでしょうか?
次回、お前たちが消滅すれば、俺まで消滅するからな!
次回、どこぞのゴージャスが伝染したのか、別フォームの分身を生み出してしまう宝太郎。
やはり仮面ライダーともなると、分身できなければ務まらないのか…
そしてケミーは101が早々に揃ってしまうのだそう。早々にって言っても、もう1クールくらいしか放送期間残ってないので順当と言えば順当か。
最後はガイア―ドとドラゴナロスらしい。原初に生み出された地球とドラゴンのケミーって、ぶっちゃけこっちの方が最強フォームのケミーに相応しい気もする(苦笑)