第23話「ヴィジター99」

感想

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ゴルゴタガヌラー

ウルトラマンとしての戦いで満身創痍のゲント隊長を労って、パンチで遥かな眠りの旅を捧げようとするブレーザーくん。やり方が極端すぎるんよ…

　
というわけで今回は、サブタイから分かる通り思いっきり縦線のエピソード。そして、物語のクライマックスの始まりとなるお話でしたね。

V99のVって、ヴィジター（来訪者）という意味だったとは。

出現頻度を増し、次々に現れる地球怪獣の大群。SKaRDが決死の戦いを繰り広げる中、かつてのタガヌラーが宇宙から飛来するゲバルガを攻撃していたことが判明するというまさかの展開に、目から鱗が落ちる回でしたー。

テルアキの推測によれば、縄張りに侵入する外敵を攻撃するのがタガヌラーの習性とのこと。

地球を守るといったような善意ある存在としての行動ではなく、あくまで生物としてそういう習性を持っているだけという解釈が実に上手いところ。善意ある存在だったら、カナン星人にもガラモンにも、タガヌラーが総出で出て来ないとおかしいもんな。

こういった「地球怪獣VS宇宙怪獣」という構図は、ウルトラファンならば「ガイア」終盤の展開を思い出すところ。やっぱなんだかんだで、本作ってちょっとだけニュージェネガイアなんですよね。

放送期間が短くてキャラ数も少ない本作で「ガイア」と同じような最終回はやらないと思うので、タガヌラーやデルタンダルがブレーザーや地球人に味方するような展開にはならないとおもいますが、彼ら地球怪獣たちの落としどころをどの辺に持っていくつもりなのか、残り2話大注目ですね。
　

今回のバトルシーンでメインとなったのはタガヌラーとデルタンダルでしたが、そのタガヌラーが攻撃していた謎の宇宙怪獣（サード・ウェイブ）も最後の最後に登場。

これがラスボスなのか？

V99との関係は？

メチャクチャ気になりますけども次回は総集編(笑)

キタムランド

タガヌラーがゲバルガを攻撃していたことを発見し、実は地球を救ったキーマンだったと思われるアマチュア天文家みっちー役は中山卓也さん。

特撮では、過去に「仮面ライダーオーズ」に出演されていました。

かの有名な、キタムランドの北村役。

キタムランドだのみっちー27だの、愉快なワードに事欠かない俳優さんだなぁ(笑)

　
また、中央指揮所にいる防衛隊員役でしおつかこうへいさんが二度目の登場。

初登場の3話では声のみの出演でしたが、今回は顔出し。ただし、同じ役なのかは不明(苦笑)