第16話「恐怖は地底より」

感想

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幻視怪獣モグージョン

今回の敵は幻視怪獣モグージョン。

名前から想像される通りモグラの特徴を持った怪獣で、オーソドックスなトカゲ型の素体にモグラの鼻や手がくっついたような見た目。手のひらからホシバナモグラの鼻みたいな器官が生えてくるのがいいアクセントになってます。

モグージョンは地底怪獣にしては珍しく、相手に幻覚を見せる系の能力を持っているのが大きな特徴。

恐怖や嫌悪感を感じるものが見えるという設定で、タガヌラーやカナン星人といったこれまでの回で各隊員との因縁があった怪獣だけでなく、ライバッサー、M1号、バラバ、タッコングといった本作では未登場の怪獣から、果てはおはぎまで出てくるのが面白かった。

おはぎってこう見ると結構グロかったんだな…(苦笑)

　
隊長とエミ以外の隊員が全員病院送りにされたため、今回エミが初めてアースガロンに搭乗。こういう、普段乗らない隊員がメカを操縦する展開ってのは燃えますよね。

エミが見せられた幻覚が自分自身の姿っていうのは意味深な展開ではありましたが、それはそれとして巨大エミ隊員がブレーザーをボコボコにしてる姿は結構シュールだったな…(苦笑)

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アーくん（CV：石田彰）

今回からアースガロンにはAIで喋る機能が搭載。

声はベテラン声優の石田彰さんが担当。そう。現在放送中の「王様戦隊キングオージャー」で絶賛地球侵略中の、あの石田さんですね(笑)

まさかニチアサで地球侵略中の石田さんが、土曜の朝には地球を守る側に回るとは。声優さんが同時期の別々の特撮作品に同時に出演することはたまにありますが、敵の大ボスと味方側のAIが同じ声なのはなかなか珍しいのではないでしょうか。

石田さんの声色が若干裏切りそうな雰囲気を醸し出しているのが懸念点ですが、AIなので大丈夫だと信じましょう(苦笑)