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【せいぞろい! 11だいキングキョウリュウパワー】王様戦隊キングオージャー 第33話

第33話「シューゴー!キングとキョウリュウ!!」

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感想

キョウリュウジャーコラボ後編!

今回も引き続きキョウリュウジャーコラボ。今回はついに変身能力が戻り、11大戦士が勢揃いするほぼVSシリーズな回です。

前回アミィの出番が少なすぎた反動なのか、今回は逆にアミィ過多と言ってもいいほど出番が多くて、前回の出番の少なさが不思議なくらいでした。

既に女優業を引退されている今野鮎莉さんですが、ブランクを全く感じさせずにアミィ役を演じきっておりさすがの一言。これを機に芸能界復帰とかされるといいんですけどねぇ。

ということで、以下本編の感想です。
 

ノッさんの姪である理香は前回も登場していましたが、理香の母親(でノッさんの妹)の優子役、木下あゆ美さんもサプライズ気味に登場。

坂本監督の熱烈な要望(公式サイト談)とのことですが、坂本監督は本当に木下あゆ美さん好きだなぁ(笑)

いやまぁ気持ちは分かる。

ブレイブが戻ったことで彼女もキョウリュウシアンに変身できるようになってるはずですが、最後の決戦には不参加。まぁそれを言ったら残りのグレー、バイオレット、シルバーが来てないのも変なので、いちいちツッコむのは野暮というものか。

理香の方は、当時とは役者さんが変わって榎本遥菜さんに。榎本さんは「劇場版ウルトラマンジード」や「ウルトラマンデッカー」の9話などで坂本組の経験があり、おそらくそのご縁からのキャスティングでしょう。

母も叔父もキョウリュウジャーだからなのか、理香もゾーリ魔を難なく倒せるようになってしまっていて、これは次世代のキョウリュウジャー入り待ったなし。
 

ジェラミーにより、2000年前にゴッドコーカサスカブトで地球から移り住んだ人々が開拓した星こそが、五王国が栄える現在のチキューであることが明らかに。

「キュウレンジャー」のように完全に他のスーパー戦隊と別次元のお話というわけではなく、「キョウリュウジャー」と「キングオージャー」は同じ世界観での別々の星の物語であることが明かされました。

こういうの、すごかが的には凄い熱いので妄想が捗りそうなんですが、すごかが知らない人には何のこっちゃって感じでしょうな(苦笑)

コーカサスカブト城は恒星間航行が可能な宇宙船であり、地球を脱出した人々を乗せてチキューにたどり着いたことも明らかに。

「ファイブマン」のマグマベースしかり、「デカレンジャー」のデカベースしかり、戦隊の基地ロボは宇宙船の機能を持つことも半ば恒例な感があるので、今回明かされた設定も実にスーパー戦隊らしくてよかったですな。

あと、通常サイズ(合体時の1/4サイズでない)のゴッドコーカサスカブトなら、5体のシュゴッドを内部に搭載できることも判明。

戦隊の基地ロボらしい機能ですが、それぞれのサイズ感を考えるに、城と言うわりにはコーカサスカブト城って内部スカスカなんでしょうなぁ(笑)
 

祝! ノッさんとキャンデリラ結婚!!

「キョウリュウジャー」の放送当時から2人はいい関係になっていましたが、まさか10年経ってから後輩戦隊の作中で結婚することが描かれるとは(笑)

「キョウリュウジャー100YEARS AFTER」ではノッさんには子孫はいないことになってます(いたら理香の孫ではなくノッさんの子孫がキョウリュウジャーになってるはず)が、それとギリギリ矛盾しないようにしてくれたのはさすが。

愛する旦那に先立たれて尚、キャンデリラは地球のために100年後も戦い続けてくれてるってことですなぁ(しみじみ)
 

なぜか「キョウリュウジャー」のOPテーマを知っていたヒメノ様。

まぁ、この世界の地球のメロディって「VAMOLA! キョウリュウジャー」(最終回参照)なので、ヒメノが地球を守る戦士としてそのメロディを感じ取り、自然とピアノで弾けてしまった…ということなんでしょうが。
 

地球のメロディでブレイブを取り戻したことと、ゴッドコーカサスカブトでシュゴッドたちが地球に到着したことで、ついに11人の戦隊ヒーローが変身!

やっぱり2大戦隊横並びに大爆発の構図はアチーぜ…

キョウリュウジャーの方は当時のいくつかの回と同じように、「挟撃」「弾丸」「鎧」「斬撃」「角」のそれぞれの二つ名がテロップされる個人名乗り。

一方、本編では滅多に名乗らないキングオージャーの方も今回はキョウリュウジャーに合わせ、第10話などで使われた名乗りパターンを披露。第10話では巨大戦の最中で名乗る形式だったので、敵と戦う前に名乗ったことでよりスーパー戦隊らしい形に。

ただ、欲を言うならばやっぱり変身後の名前言ってほしかった。自分たちの国があるチキューでならともかく、デーボスに向かって変身前の名前名乗ってもしょうがなくない?(笑)
 

その後は、レッド同士、ヒロイン同士、戦い方が似ている者同士といった組み合わせでのコンビネーション戦法でのバトルシーン。

もはや完全にVSシリーズ。

キョウリュウグリーンは、セリフでは「斬撃無双剣!」と言いながらエフェクトはトリニティストレイザーのそれになっており、CG合成班が気合を入れすぎてしまったことが分かります。
 

最後のキメ技は、キングオージャー側に合体バズーカ的なものがないからか、それぞれの個人武器から斬撃を飛ばすスタイルに。キングガブリカリバーの販促もありますしね。

ここでもしっかり、キョウリュウグリーンがフェザーエッジを使ってるのが良い。やっぱり坂本監督のこだわりさすがっすわ。
 

戦隊の10周年ものではまず出番がない巨大ロボですが、今回はキョウリュウジンもしっかり登場。

着ぐるみが現存していないのかほぼCGのみで、着ぐるみでのバストアップは放送当時のバンク映像ぽかったのが少々残念なところではありましたが、どういう形であれ現行の戦隊ロボと10年前の戦隊ロボが同じ画面に並び立ったことはそれだけで素晴らしい。

キョウリュウジン内部のコックピットの映像もきちんと新撮。こういう細かい部分にまでこだわるのはやっぱりさすがの坂本監督。
 

祝! プリンスの本名は桐生ダイゴロウだった!!

アミィを救出した時に「かぁ…」と言いかけたのも含め、プリンスはキングとアミィの息子ってことでほぼ確定でしょう。

視聴者みんな分かっちゃいたけど、やっぱりこういうのは嬉しいっすなぁ。

ただ、その場にいたキョウリュウジャー全員プリンスの本名を知らなかったということは、プリンスは4人と出会った時に名乗らなかったということか? なんで?

プリンスと4人が出会った頃の話、スピンオフで見たいなぁ。

 
ちなみに、公式サイトにグリーンバック撮影後の今野鮎莉さんの写真があるので、ここのカットのアミィはおそらくグリーンバックによる合成。

今野さんの参加はおそらく森林でのロケとグリーンバックとアフレコのみと思われ、ラストシーンの廃工場の引きのカットでアミィだけ不自然にフレームアウトしているのもそのせいでしょう。

現職業のスケジュールの都合で撮影時間が限られていた故のことと思いますが、そんな状況の中でも今回参加してくださった今野さんには本当に感謝ですな。

もちろん、他の役者陣、制作陣含め、今回のコラボ回を作ってくださった全ての方に感謝です…(土下座)

本当にありがとうございました!!

EDの新曲とダンスもよかったぞ!!

次回、謎のシュゴ仮面

次回、話は本編に戻りますが引き続きガブティラは出てきちゃう模様。

キョウリュウジャー、いったいいつまでキングオージャーを食い続けるんだ…(笑)

そして、シュゴ仮面なる謎の新キャラも登場。

絶対ダークナイト(ダイナマンの)のパターンやん…

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