第7話 心ときめけ!結集、ゴジュウジャー!
感想
序盤の山場
今回のサブタイトルに入っている戦隊名は… うーん、何だコレ?
ときめけって入ってるから、「ときめきの白眉、アバレキラー」のアバレンジャーか?
それとも、ゴジュウジャーにジュウって入ってるからジュウレンジャーか?
どっちにしろ、まだ序盤なのにサブタイに毎回過去の戦隊名を入れるのがだいぶ苦しくなってきたのは伝わってきます(苦笑)
そんなわけで今回は、サブタイからも分かる通りゴジュウジャーという戦隊が初めて結成される回。
戦隊考古学者と出会ったことで、指輪の戦士たちの中でも自分たち5人だけがゴジュウジャーという特別なチームであることを認識したことで、メインキャラの5人がゴジュウジャーというチームを結成する…という流れは非常に綺麗でしたね。
5人で変身アイテムを構え、5人で変身ポーズを取り、「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー!」と集合名乗り。あぁ、これぞスーパー戦隊…
出来れば個人名乗りも全員ちゃんとやってほしかったですが、作風的には省略も仕方ないですかね。
他にもいろいろ盛り沢山だったので、今回の記事は長くなります!(笑)
大獣神!
まずは前回の引きに続いて、大獣神が大活躍!
必殺の超伝説雷光斬りがカッコよすぎる!!
「ジュウレンジャー」は筆者が子供の頃に一番好きな戦隊だったので、やっぱりテンション上がりますね。
超伝説雷光斬りの際に、剣を握っている右手が左手に比べて小さくなる(造形物の拳ではなく、手袋をつけたスーツアクターさんの手に切り替わるため)のは、ちゃんと原作再現。芸コマ。
この大獣神はユニバースティラノレンジャーの指輪の能力で復元したものだそうなので、そういう能力を持っていない他のユニバース戦士ではロボを出すのは難しそう。ちょっと残念ですな。
また、そもそも本物の大獣神とはコックピットの内装も変わっていたので、この大獣神はユニバースロボの大獣神であって、本物の大獣神とは違う存在らしい。
本物の大獣神のコックピットは、もっとメカメカしい内装してましたからね。設定上の神様である大獣神のコックピットがメカメカしくて、それとは別物であるユニバースロボ大獣神のコックピットがファンタジーっぽいデザインなのはチグハグ感があってちょっと面白い。
ちなみに今回登場した大獣神の着ぐるみですが、右足の守護獣サーベルタイガーの口から生えている牙の反り方向が、当時の着ぐるみや玩具とは逆向きになっています。
本来は守護獣の状態時に体の後ろ側に向かって反っているので、合体して牙が上を向くと前側に向かって反る格好になるんですよね。
最近出たDXROBO UNIVERSEの大獣神だとちょっと微妙ですが、他の玩具だとちゃんとそうなっています。
調べたところ、この着ぐるみが初使用?されたっぽい「ゴーバスターズVSゴーカイジャー」の頃からこうなってたっぽいんで、着ぐるみ新造した時に間違えちゃったんでしょうなぁ。
こういう細かいツッコミどころを見つけるのも、特撮ファンの楽しみです(笑)
戦隊考古学、学びたい
ユニバースティラノレンジャーに変身する往歳巡は、戦隊考古学を教えている大学教員。
戦隊考古学…
古くは6億年前からその存在が確認されているスーパー戦隊の歴史。たしかに現実に存在したらそれ単体で学問として成立するよな… と妙に納得してしまった。
ジュウレンジャーのユニバース戦士が考古学者っていうのも何かいいですよね。
ユニバースティラノレンジャーが既にアバレンジャーとキョウリュウジャーのユニバース戦士を倒してたっぽいのは、恐竜戦隊の先輩特権かな(笑)
ときめきノーワン(CV:緑川光)
今週の怪人、ときめきノーワンの声は緑川光さん。
グリリバボイスでホスト風の戦隊怪人… 歌舞伎町メスグロヒョウモンチョウや!!!
って思いましたが、特に「アキバレンジャー」とは監督も脚本家も被っていなかった。たまたまか。
緑川さんは、今回サブタイに入っていた?「アバレンジャー」でも爆竜トップゲイラーの声を担当されていました。
そういった縁もあってのキャスティングだったのかもしれません。
マイク・ゴセイック
今回の金アーイー、マイク・ゴセイックはゴセイジャーがモチーフ。
名前がマイクなのは、おそらくゴセイマイク(EDで使ってたやつ)から。今回使ってるマイクもそれっぽいデザインで作ってありますからね。
名字の終わりが「~ック」なのはスカイック、ランディック、シーイックのそれぞれの種族にちなんでるんでしょう。
東映さん的には、ゴセイジャーはマイクの戦隊ということらしい。たしかに、珍しくマイクのみの玩具が出た戦隊ではあったけど(笑)
ダイノバックラー!
ユニバースティラノレンジャーの変身では、演出上、巨大ダイノバックラーが登場。
25分時代だったジュウレンジャーの変身バンクはかなりシンプルで、ダイノバックラーのアップのカットから、変身後のワイヤーフレームが一瞬表示されて変身完了ってくらいでした。
その後にエンゲージされたアバレッド、キョウリュウレッドの変身バンクと遜色ないような作りにしようと思うと、こんな感じになっちゃいますよね(笑)
アバレッドの変身バンクでは、ちゃんと当時と同じくゴーグル部見立てての口に見立てて吠えるところまで再現されてて、芸コマでした。
ダイノタンカー!
巨大戦では、テガソードと大獣神の共闘が実現!
やっぱり、新旧戦隊ロボの共闘ってのは全人類の心に癒しを与えてくれる…
さらに、必殺技時限定で大獣神のダイノタンカー形態も登場。当時の造形物が残ってたのか、「ゼンカイジャー」の時にも登場しているのでその辺のタイミングで新造されていたのかも。
原作だとあくまで大獣神までの繋ぎの形態ではあったけど、何はともあれ登場してくれたのが嬉しい!
ただ、ダイノタンカーと大獣神でやっぱりサーベルタイガーの牙の反り方向が違う(ダイノタンカーが正しい)ので、そこだけ気になっちゃう(笑)
あと細かいことを言うのであれば、大獣神を召喚する時のセリフは、原作にちなんで「現れよ!」だと嬉しかったかな。
次回、リングハンター・ガリュード見参!
次回、指輪狩りの戦士、リングハンター・ガリュード登場!
さらに、制作発表で登場していた謎の男、クオンは吠の兄だったことが判明!
やはり、レッドの兄は追加戦士の伝統なのか…
まぁ、登場タイミングやガリュードのデザイン的に、追加戦士というよりはステイシーザーやドンムラサメ等の敵側の戦隊ヒーロー的ポジションっぽい。
まぁ近年はそういう枠のキャラクターもだいたい戦隊の仲間になる流れがあるので、ガリュードも最終的には仲間になりそうですけどね。
サブタイトルに入っている戦隊名は、正邪の部分からゴセイジャーだと思われます。ゴセイレッドの登場シーンもありましたしね。