第4話 パーリイタイム☆夢見るじじい
感想
高齢のヒーローに関する話
今回は、ゴジュウイーグル=猛原禽次郎のメイン回。
陸王と竜儀はあまりメイン回というメイン回がないままなので、1話の吠以来のメイン回って感じでしょうか。
シリーズ初、87歳のジジイが高校生の体に変身しているヒーロー!
いやまぁ、そんな設定のヒーローが何人もいても困る。
見た目はともかく、名前は変える必要なくない?って先週の時点では思ってたんですが、高校生になって入学した学校の同じクラスにたまたまいた孫に正体をバレたくなくて偽名を名乗ったって設定なのには笑いました。
そんな理由で偽名を名乗ってるヒーロー嫌だろ(笑)
今後、メイン回以外で譲二の姿に戻ることがあるのか、要注目ですな。
ちなみに、高齢の戦隊ヒーローというものは意外と珍しくなくて、ここ10年くらいでどんどん増えている傾向にあります。
リュウソウジャーはリュウソウ族が長命という設定だったので、年齢が分かっている範囲では200歳越えがほとんど。子供に見えるオトちゃんも123歳。
キュウレンジャーはメンバーの大半が宇宙人だったので地球人の年齢と単純比較は出来ないものの、設定的にはバランスが300歳、ツルギが300年のコールドスリープから目覚めているので実年齢では300+α歳。
「キングオージャー」のジェラミーも人外とのハーフで長命でしたし、「ブンブンジャー」の玄蕃も宇宙人ということで、設定上は長命だったようです。
宇宙人や人外という設定の戦隊ヒーローが増えて、自然と長命という設定も増えてきたってことなんでしょうね。
ただまぁ、どんな高齢の戦隊ヒーローが生まれたとしても、6億年の眠りから目覚めて現代に復活したキングレンジャーのリキ(実年齢6億+α歳)という大先輩がいるので、この記録を抜かれることは早々ないんですけど(笑)
ジュウレンジャーも1億数千万年前の恐竜時代から甦ってるから、全員1億数千万歳だし。
そう考えると、譲二の87歳なんて全然若く思えてきたな…(?)
リュウソウレッドを圧縮冷凍するタイムレンジャーの力
今回はリュウソウレッドのユニバース戦士が登場。
明らかに性格悪そうな検事が変身していたので、「リュウソウジャー」ファンは心穏やかではなかったでしょう…
まぁ、幸い支持率5000%の超人気総理が秒殺してくれたので、リュウソウレッドの醜態が長引かなくてよかったですが。
たぶん、こんな感じでオーレッドとかタイムレッドのユニバース戦士も常夏総理に倒されたんでしょうな…(遠い目)
今回のサブタイトルに含まれていた戦隊名はタイムレンジャーでしたが、その要素回収はタイムレンジャーのセンタイリングでした。
うーん、タイムレッドのユニバース戦士も出てほしかったね。今後、ゴジュウジャーたちがセンタイリングで変身してくれることに期待。
タイムレンジャーのセンタイリングの効力は、敵を圧縮冷凍する力。
敵を謎のピラミッドパワーで閉じ込めていたオーレンジャーに比べれば、まだ原作再現か(笑)
ファイブ兄弟
東映の公式サイトでも説明されていますが、今回登場したアーイーのファイブ兄弟の名前と腕章のマークは、それぞれファイブマンとゴーゴーファイブがモチーフ。
思えば2話に登場したカシオス・ベアーも、ゴレンジャーのマークと、黒十字総統の弱点だったカシオペアから来ているであろう名前だったので、今後登場するアーイーの個体名もまた過去の49戦隊にちなんだものになるということなのでしょう。
ルパンレンジャーとパトレンジャーがモチーフの奴らは絶対コンビで出てくるんだろうなーとか、妄想が膨らみますな。
ただ、スター・ファイブという名前は、ファイブマンの2号ロボであるスターファイブとほぼ被っているので、もうちょっと捻ってほしかったけどなぁ(笑)
松本博之さん
写真のみの登場でしたが、吠の父親役として松本博之さんが出演。
特撮ファン的には「仮面ライダーオーズ」のガメルの印象が強いでしょうが、実写版「美少女戦士セーラームーン」のネフライト役に始まり、東映特撮に長年出演し続けてくれている常連の役者さんだったりします。
戦隊シリーズでは「デカレンジャー」でスケコ星人マシューの人間体として出演。レッドのお父さんが、結婚詐欺師の宇宙人と同じ顔なのはなんか嫌だなぁ(笑)
というか、松本さんのこれまでの出演歴を鑑みるに、もしかすると吠のお父さんも人外だった可能性も…?
要注目ですな。
次回、今ここに5人の戦士が
次回は、ゴジュウユニコーン=一河角乃のメイン回。
ただし来週の放送はお休み。戦隊が5人揃うという最高のタイミングを前にしてお休みを入れるとは、さすが番組編成のやり方を熟知している…
サブタイトルに戦隊名入ってなくない?と思ったんですが、魂と書いて「ソウル」と読むそうなので、これはリュウソウジャーが入ってます。
ファンでも忘れがちなんですが、リュウソウジャーの英語表記は「RYUSOULGER」なので、ソウルって単語はリュウソウジャーの名前の一部なんですよね。かなり捻ったサブタイの付け方だなぁと感心します。
たしかに「リュウソウ」って言葉だとリュウソウジャー以外の意味を持たないので、サブタイにシレっと混ぜ込むことは出来ないですもんね。制作陣の苦労がしみじみと伝わってきます(笑)