第19話 ふたつの心でホワイトバーン!
感想
あいつ、さすがにクズすぎる
今回のサブタイトルに入っている戦隊名は、おそらくファイブマン。
ロボソン「五つの心でファイブロボ」にちなんだものと思われます。「五つの心でファイブロボ」、名曲ですので聴いたことない方はぜひ聞いてみて下さいませ。
そんな今回は、テガソードとグーデバーンがスーパー合体する回。そして、吠の初恋の人を蘇生させた上で腹を撃ち抜いて殺すという、クオンがさすがにクズすぎる回。
さすがにクズすぎるって、視聴者に言われるのはともかく劇中の登場人物に言われるのはよっぽどですよ(笑)
ステイシーザー、ドンムラサメ、オオクワガタオージャーなど、近年の戦隊で登場した同様のポジションの戦士はどれも最後には戦隊側の味方になって終わりましたが、クオンはさすがに今後何をどうやっても許されることはなさそう。
ラスボスか何かに操られていたとかであれば、まだ和解の芽はありますが…
クオンの未来、はたしてどうなる?
そして、熊手が吠を認めたことでテガソードとグーデバーンが合体し、テガソードホワイトバーンが誕生!
ロボの肩キャノンは正義…
近年のこのポジションのロボは、スーパーゼンカイオージュランしかりトラドラオニタイジンしかり、着ぐるみが作られないことが往々にして存在するので、ホワイトバーンはきちんと着ぐるみがあるタイプのスーパー合体でよかったです。
やっぱり、造形物が存在するというのは画の説得力が違ってきますからね。
下半身とかグーデバーンとの共通パーツが比較的ありそうなので、着ぐるみが作られたのはそのおかげもあるかもしれませんが。
謎の豪華ポスター
今回のサブタイトル表示は、映画風のポスター。
このポスターの配役が謎の豪華さで、「仮面ライダーガヴ」AC監督の渡辺淳さん、同じく「ガヴ」でヴラム役の永徳さん、本作でゴジュウユニコーンを演じている下園愛弓さんと、JAEのベテランがズラリ。
しかも、こういう小道具にJAEの役者さんが使われる際ってOPにはクレジットされないものなのですが、今回は写真のみの出演にもかかわらずきっちりとクレジット。
東映特撮で年々JAEの扱いが良くなっていることの証… なのかもしれません。
ゴーグルレッド、レッドターボ、ファイブレッド
クズすぎるガリュードが今回はゴーグルレッド、レッドターボ、ファイブレッドの3人を召喚。
サブタイトルのファイブマン要素はここですね。
どんどん雑に消化されていくユニバース戦士ですが、今回は武器に変えられてガリュードに使われることがなかったので、そういう意味では救われていたのかもしれない…
傀儡のはずのファイブレッドが、苦戦しているガリュードや他のレッドを助けようとするそぶりを見せていましたが、これはファイブレッドの長男としての面倒見の良さを表現しようとしていたのかも。
クオンと違って、ファイブレッドはいいお兄ちゃんですからね(笑)
ユニバース大獣神の必殺技
前回のダイシンケン侍斬りに続き、今回はエンジンオーのゴーオングランプリを模したブラックグランプリと、ガオキングの天地轟鳴アニマルハートを模したブラックアニマルハートを披露。
アニマルハートでは、元々のパワーアニマル5体ではなく、きちんとユニバース大獣神を構成している守護獣ティラノザウルス、守護獣プテラノドン、ガオシャーク、ガオタイガー、スピードル、龍折神、熊折神が突撃していく形になっていたのが芸コマ。
他はともかく、スピードルは体の後ろの方しか合体してないけどな…
もっと言うと、大獣神の合体構造的に守護獣ジュウマンモスの両前足の部分も合体してるはずだけど、今回はハブられていて可哀想(笑)
次回、ギャル姫シンケンレッド登場
次回、角乃の妹、ブーケ嬢かと思っていたらまさかのユニバースシンケンレッドだった!
しかもギャル! どっちもなぜ!?
本当に角乃の妹なのかも含めて、とにかくお話が気になりすぎます。
サブタイトルに入っている戦隊名は、そのまんまシンケンジャー。
となると16話の「真・救世主ナンバーワン!」はシンケンジャーじゃなかったということで良さそうですね。