【暗黒のパワー、ステイシーザー! 映画レベルのロボ戦をテレビでやってしまう】機界戦隊ゼンカイジャー 第7カイ

特撮・アニメ

第7カイ!「魔界の王子は気がみじかい!

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感想

暗黒のパワー!ステイシーザー!

スーパー戦隊祭りじゃああああああああ!!!

いやはや取り乱してしまった。

ゼンカイジャーの7話は、それはそれはもう濃いぃ~回でござった。

まず、前回から登場していたステイシーが、ギアトジンガーによってステイシーザーに変身。

このステイシーザー、頭部の形状だったり、ギアを使った時の音声が「邪バーン」だったりして、「バトルフィーバーJ」のレッドであるバトルジャパンがモチーフであることは明白。

名乗りのキメポーズも、そこはかとなくバトルジャパン風。

スーパー戦隊第1作目のゴレンジャーモチーフなゼンカイザーに対して、八手三郎原作の第1作目であるバトルフィーバーモチーフのステイシーザーという、原作者が異なる1作目の戦隊同士なライバル関係は、長い長いスーパー戦隊の歴史の複雑さを感じさせます(笑)

そしてこのステイシーザーが使うギアトジンガーとダークセンタイギアの能力というのが、レジェンド戦隊を召喚できること。

35作目の「海賊戦隊ゴーカイジャー」でも、バスコや黒十字王が召喚したレジェンド戦隊が敵になっていましたから、これもアニバーサリー戦隊の宿命なのでしょうか。いとかなし。

ステイシーザーが召喚したのは、ゴレンジャー、ガオレンジャー、マジレンジャー、ボウケンジャー。しっかりゼンカイジャーのモチーフに合わせて召喚してくれるあたり、ステイシーって実は戦隊オタクなのかも(?)

って、ジュウレンジャーも使って下さいよ!(古の戦隊オタクの叫び)

センタイギアとダークセンタイギアには、同じ戦隊をモチーフにした別々のギアがあるので、ゴレンジャーハリケーンVSゼンカイジャーハリケーンみたいな、同じ戦隊同士のぶつかり合いが見られるのが、ゴーカイジャーには無かった大きな魅力。

ゴーカイジャーには無かったといえば、さらに…

ロボ大集合、映画のレベル

ステイシーザーの凄いところは、ロボまで召喚してしまうところ。

「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」であるとか、「特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE」であるとか、映画レベルでならこういうロボ大集合の絵面が見られるのも無いことは無いんですが、テレビでこんな大集合が見られるというのが凄い。

大獣神とガオキングによる超伝説雷光斬り&天地轟鳴アニマルハートとか、マジキングとダイボウケンによるキングカリバー魔法斬り&轟轟剣アドベンチャードライブとか、まるで戦隊オタクが二次創作で考えたかのような夢の合体技が、まさか公式の映像で見られるなんて…

ボウケンジャー以外はまだ画面のアスペクト比が4:3だったので映像がそのまま流用できないところ、画面を2分割することで当時の映像を流用するという力技が凄いし、当時の映像が見られて古の戦隊オタクは嬉しい(語彙力)

大獣神へのつなぎの形態であるダイノタンカーまでわざわざ登場させるのも、オタクが考えた二次創作っぽいけどわしは好き(笑)

東映さん、ゼンカイジャーに力が入っている。

これはゴーバスVSゴーカイ

今回アクションがあったのは、ゼンカイジャーの元ネタに対応した大獣神、ガオキング、マジキング、ダイボウケンのみで、他のロボは最後に顔見せしたのみ。早く活躍が見たい(ウズウズ)

他のロボのメンツは以下の通り。

  • バイオロボ
  • ダイデンジン
  • フラッシュキング
  • RVロボ
  • タイムロボ
  • グレートファイブ
  • ギャラクシーメガ
  • ターボロボ
  • アバレンオー
  • ファイブロボ
  • ギンガイオー
  • 龍星王

大獣神たち4体は「ゴーバスVSゴーカイ」でゴーカイチェンジしたロボとほぼ同じメンツなので、ほぼ10年ぶりと言えどもそこまで珍しくはないんですが、やっぱりダイデンジンやバイオロボが動く着ぐるみとして出てくるのは本当に凄い。

35大メカが集結した「199ヒーロー大決戦」でさえ、ちゃんと動く着ぐるみが登場したのは直近の10戦隊のロボくらいでしたから(他は過去映像などの流用)

35大メカが集結した、地球の歴史で一番の奇跡。これも10年前の話。

とんでもない敵に対して、ゼンカイジャー側も力が入りまくっていて、戦隊の伝統である戦隊バズーカな「ギアトリンガーバズーカ」で対抗。

やっぱり戦隊といえばバズーカですよね。

最近はそうでもないが(笑)

戦隊バズーカの元祖であるパワーバズーカを使った「電撃戦隊チェンジマン」ではなく、あえて「超新星フラッシュマン」のセンタイギアを使ったのは、たぶん単装砲のパワーバズーカよりは連装砲のローリングバルカンの方がギアトリンガーに似てるから~とか、フラッシュマンが10番だからキリがいいよね~とか、そんな理由だと思う。

直近の戦隊より、古めの戦隊のセンタイギアを使われると嬉しい。そんな古の戦隊オタクである私(苦笑)

 
ステイシーザーの能力にばっかり注目してしまいましたが、ステイシーの存在そのものも意味深。

見た目は人間ですが、半分だけ人間とはどういうことなのか、気になる。キカイノイドと人間の混血? となると母親は?

イジルデが短期間でギアトジンガーとアンコクギアを作れてしまったのも気になる。もしかすると、「時空戦士スピルバン」のドクターバイオ(実は改造されてしまったスピルバンの父親)的な展開が待ち受けているのかも…

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人に隠れて悪を斬る、カクレンジャーの力

今回のセンタイギアは、「忍者戦隊カクレンジャー」

ステイシーの召喚した敵戦隊から逃げるために忍法を使用。

カクレンジャーなら抜け身の術やろがい!って思うわけですが、よく考えたらゼンカイジャーって脱ぐものがないので、使うに使えなかったんでしょうな(苦笑)

これが抜け身の術

命あるところ正義の雄叫びあり、ガオレンジャーの力

次のセンタイギアは、「百獣戦隊ガオレンジャー」

敵のガオレンジャーの野性に対抗するために使用。同じ戦隊同士の戦いが熱い。

ジュランの叫ぶ「ガオラオ!」は、ガオレンジャーのOPの歌詞から。こういう小ネタが戦隊ファンには心地いい(笑)

5人揃って、ゴレンジャーの力

力が入っている今回は、まだまだ使うぞセンタイギア。3枚目は「秘密戦隊ゴレンジャー」

敵のゴレンジャーとの、ゴレンジャーハリケーンVSゼンカイジャーハリケーン同士の戦いが熱い!

変化するのが、ゼンカイジャーハリケーン・消しゴムというおかしさも、元祖へのリスペクト(笑)

スピード感のないエンドボールの回るカットとか、消しゴムへの雑な変化の仕方とか、徹底的にゴレンジャー当時の映像を再現しようとしているのが芸コマ。

超新星フラッシュマンの力

先述の通り。4枚目は「超新星フラッシュマン」

「ギアトリンガーバズーカ」発動のために使用。

ガオーンがターゲットをマークするのは、フラッシュマンのローリングバルカンでもイエローフラッシュが敵をサーチする役目だったから。

「イエローフラッシュ、サーチ!」
「OK!」

こういう細かいオマージュ、わしは好き(笑)

次回、ツーカイザー!

ステイシーザーの興奮冷めやらぬ中、次回登場するのはまさかのゴーカイジャーの新戦士、ゴーカイゴールド

というのは嘘で、本当の名前はツーカイザー

どう見てもゴーカイレッドのパワーアップ形態やんけ!というツッコミは、とりあえず置いておきましょう(苦笑)

ガオレンジャー、ボウケンジャーといったアニバーサリー戦隊がモチーフになっているゼンカイジャーにおいて、同じアニバーサリー戦隊であるゴーカイジャーが新戦士のモチーフに選ばれるのはとても真っ当な流れ。素晴らしい。

さらにツーカイザーは、シンケンフォームオーレンフォームにもチェンジするとのこと。

新しいヒーローツーカイザーのおもちゃ情報公開 | スーパー戦隊おもちゃウェブ|バンダイ公式サイト

シンケンジャーはともかく、20周年記念戦隊のオーレンジャーがチョイスされているところ、戦隊オタクの二次創作みたいなチョイスでわしは好き(笑)

これで今のところ、ゼンカイジャーのモチーフに選ばれている戦隊の基準は

  • ゴレンジャー = 1作目だから
  • バトルフィーバーJ = 八手三郎原作の1作目だから
  • ジュウレンジャー = パワーレンジャーの1作目だから
  • オーレンジャー = 20周年だから
  • ガオレンジャー = 25作目だから
  • マジレンジャー = ?
  • ボウケンジャー = 30作目だから
  • シンケンジャー = 殿がメチャクソ売れたから
  • ゴーカイジャー = 35作目だから

という感じで、主に〇作目のアニバーサリー戦隊を中心に選ばれる形になっています。

ということは、当時10作目記念のライブマンと、40作目のジュウオウジャーをモチーフにした戦士も出そうな気がしますが…

どっちの戦隊も動物戦隊だから、ガオレンジャーと被ってるのが難点だなぁ(苦笑)

そんなわけで次回も全力全開で楽しみですね!

ツーカイザーとは別に、マスクマンとファイブマン、ゲキトージャとゴセイグレートも登場するようなのでこちらも楽しみ!

ゼンカイジャー、いよいよとんでもないことになってきた!!

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