第43話「バロン究極の変身!」
今回は本当…
ここ最近は怒涛の展開の連続ですが、今回は本当に怒涛の展開って感じでしたね…
映画の公開時期も終わり、OPもやっと通常仕様に。
「葛葉紘汰は人間を辞め、駆紋戒斗はヘルヘイムに蝕まれ
呉島光実は、命と引き換えに最後の力を手に入れた…
全ては、高司舞… 黄金の果実を司る、お前を手に入れるためだ」
皆それぞれの覚悟を決め、それぞれの運命を突き進む3人。
全ては舞を… 黄金の果実を手にするために。
…メインキャラにまともな存在がいない(苦笑)
このサガラを見て、磔にされた新マンを思い出したのは、私だけでいい(笑)
(舞さん…! 振り向いてくれなくてもいい
もう二度と会えなくなったとしても…)
「葛葉紘汰、あんたに渡すくらいならぁ!」
光実、そこまで舞のことを…
そのレデュエのハルバードに似た武器、一応ヨモツヘグリアームズが生み出した武器なのね(スカッシュ出来てるから苦笑)
光実の攻撃をわざと受け、代わりにヨモツヘグリロックシードを取り外す紘汰…
「あんた… わざと!」
「だって… 俺たち、この間まで、仲間だったじゃないか…」
「違う! 僕は…」
「お互い、どこで間違えたのか、どこが別れ道なのか…
正直俺には、よく分からない… でもな…
そんなに昔の話じゃ、ないと思うんだ…
だから… 引き返そう…」
「引き返すなんて! 無理だ…」
「バカだなミッチ…
これから先、どれだけ長く歩くか分かってんのか…
それに比べりゃ、大したことないって…」
「そんな理由で、僕を許すって言うのか」
「あぁ許す… だからお前も、許してやれよ…
今日までの、自分の間違いを…」
「…許せるかよ
許されるわけないだろ!
こんなんじゃ僕は… 何一つ…」
「まだだ… まだ残ってる…
せめて、せめて舞さんだけはこの手で救う…
それが出来たら、こんな僕でも、
あんたに許されるだけの価値があったと思えるよ
…紘汰さん」
どこで違ってしまったのか、2人の道。
紘汰は、光実を許すために、その刃を身に受ける。
てっきり、予告の時点では、光実が倒された後のシーンだと思っていたのに、まさか紘汰が倒された後のシーンだったとは…
今回まず第一の衝撃の展開です。
ここから、まだまだ衝撃の展開が続きます。
ミッチが、また紘汰のことを「紘汰さん」と呼んでくれたのがせめてもの救いです。
しかし紘汰は、素手でロックシードを破壊できるほど、人外化が進んでいたんだね。
黄金の果実を摘出するって時点で嫌な予感しかしなかったけど、こんな形でヒロインが死ぬなんて、予想もしなかった。
「というかなんで私の言葉を鵜呑みにしちゃうかなぁ
私がこの果実を狙っていることは君も知ってたろ」
ま さ に 外 道
でも、心臓の摘出手術が出来るなんて、プロフェッサーは医師免許でも持ってるのかいな?(笑)
他のベルトオーナーと対峙した時のために、ゲネシスドライバーにブレーカー(スイッチ一つで破壊出来る機能)を仕込んでおいた凌馬。
真っ向勝負する気が全くないその姿勢には、頭が下がります(苦笑)
「貴虎に教わらなかったのか? なぜ悪い子に育っちゃいけないか、その理由を!
嘘つき、卑怯者、そういう悪い子供こそ、本当に悪い大人の恰好の餌食になるからさ!」
やってることは外道だけど、たしかに凌馬のこの発言は正論。
調子に乗って悪ぶってる子供は、本当に悪い大人のいいカモだからね。
しかし、黄金の果実は死をも超越する!
はたして、舞の取った行動とは!?
それは、時間を越えて紘汰、光実、戒斗の3人に働きかけ、歴史を変えること。
番組開始時から登場していたオルタナティブ舞は、未来から来た舞本人であったという衝撃の事実が明かされたのでした。
3人の行動を止めようとしているにも関わらず、意味深なことしか言えない理由を、“時間の強制力が絶大で思った通りの言葉を話せないから”としたのは、唸りましたね。
舞が黄金の果実と共に消えたことに気が動転して、ガリレオってしまった凌馬(笑)
かっこよくポーズ決めてるのに、ベルトが火花散らして壊れてるのちょっと笑える(苦笑)
これで、バロンのレモンエナジーは見納めかぁ。
「俺の体にはとっくにヘルヘイムの毒が回ってる!
どうせこのまま死ぬだけだ… 惜しい命じゃない」
「あなたまさか…」
「あんたも実験は大好きだろう!
ここまで毒に慣れた俺が、こいつを食ったら、いったいどうなるか…」
やはり戦極ドライバーではゲネシスドライバーのデュークには敵わず、崩れ落ちる戒斗。
戒斗はついに、ヘルヘイムの実をその手に取った!
その名をロード・バロン!
ドライバーでヘルヘイムの毒を抑え続けた結果、体に耐性が出来たことで、ヘルヘイムの実を食べてもその力に支配されなかったとは、なんというかさすが戒斗さんとしか言いようがないですね。
ありがとうレデュエ。斬りつけてくれて←
「私の才能が、研究が、唯一価値あるものなんだ…
この世界の真理なんだぁぁぁ!!」
「貴様の真理など… 机上の空論!
俺の真理は… この拳の中にある」
ついに、“レベルを上げて物理で殴ればいい”の境地に達した戒斗さん。
仮面ライダーなのに転落死という、悲しい最期を迎えたプロフェッサー凌馬。
子供を利用しようとする悪い大人は、問答無用で殴り殺されるということを、全国の子供たちに教えて死んでいったのであった。
「俺は誰にも屈しない… 俺を滅ぼす運命にさえも!」
…まぁもう見た後なんですけどね(苦笑)
コメント
いつも拝見させてもらってます(* ̄∀ ̄)
サガラの逆さまのシーン、反転とかではなくガチで逆さまで吊られてたらしいですよ(笑)
遂に戒斗が究極の進化を遂げてしまいましたね…。既にヘルヘイムの毒が体を蝕んでいる状態で果実を口にする…それによって誕生したロード・バロンはデザインも格好よくて、まさに「強敵」という感じが強く出ていました。物語開始当初から2号ライダーながらネタキャラのような扱いを受けていた戒斗が、最終的にここまでの存在に登りつめるとは思いませんでしたね…。なんだかんだで紘汰と対立しながらも、最後は共闘して終わるものとしばらくは思っていましたし…。
そしてまさかの舞の死亡…!まあ精神体としては存在しているとはいえ、心臓を摘出されるという無残な死がここまでガッツリ描かれるとは…。あんなもん見せられたらそりゃ光実も絶望するよなぁと思いました。せっかく紘汰が自らの身を呈して光実の心を少し引き戻したというのに…。凌馬は本当に外道ですね!退場はちょっと寂しい気もしますが、ロード・バロンが凌馬を吹っ飛ばした時に少しすっきりしました(苦笑)。
最後の最後まで物語を引っ掻き回すと思っていた凌馬の退場には少し驚きましたが、戒斗がここまで来た以上、次回以降は決戦ですね!見届けたいと思います。