第42話「光実!最後の変身!」
今回は、ここに来てのライダー新フォーム登場回です。
まぁ、バンダイの当初の販売計画にはない(玩具はプレバン限定だし)ものでしょうから、このタイミングで出せたんでしょうけどね。
「みんなを街の外へ避難させないとねぇ」
「あぁ。そうだな」
「私は残って手伝うわ。人手がいるでしょう?」
「でも!」
「大丈夫(いざとなったらセーラーマーキュリーに変身するから)」
と、姉ちゃんが心の中で思っていたとかいないとか(いません)
今回も、OPは劇場版仕様。
と言っても、もうさすがに言うこともないね(笑)
「どこか病院へ運ぼう。君たちも、手伝ってくれないか」
「そんなこと言っても、今の沢芽市じゃ、医者なんていないよ!」
「私がなんとかしよう」
…ハカイダーに自分の脳を移植出来た男ですから、本当になんとか出来るかもしれません(苦笑)
「なんで今さらそんなこと言うんだよ! 一緒に街を守って戦っただろ!」
「俺はただオーバーロードの横暴が気に入らなかっただけだ!
何を守ったつもりもない…」
ブレない! 戒斗さんブレないねぇ(笑)
前回、囚われていた人を助けたのも、全てはオーバーロードが気に入らなかっただけという。
いい人になったかと思ったけど、行動原理は全くブレていなかったね。
「そいつは“始まりの女”になるんだよ」
「サガラ…」
「始まりの女が選んだ男こそが、黄金の果実を手に取る英雄となる…
黄金の果実は、種族の神話になぞらえて与えられるべきだ
そして、始まりの女に果実を渡す。それが、この俺の務め」
「あんた… いったい何者なんだ」
「我等は“永遠に蔓延るもの”、“空を越えて茂るもの”
“古き民に変革をもたらすもの”であり、あるいは、
ただ単に“ヘビ”と呼ばれたこともある」
「ヘビ…」
「あぁ… そうだ。お前たちがくれた呼び名で名乗るのもいいかもしれない
そうなると、我が名は“ヘルヘイム”ということになるか」
ついに明かされた、サガラの真実。
森そのもの。
つまり、あの植物の意思が具現化したような存在、だったということでしょうか。
「なぜ人類を滅ぼそうとする?」との光実の問いに「なぜと問われても困る」と答えるサガラ。
サガラ=ヘルヘイムはそうやって、生命体に試練を与えて進化を促し、変革を与えながら、宇宙を移動する植物だった…ようです。
フェムシンムの世界に来る前は、宇宙から飛来したのかもしれませんね。
他の2人はともかく、凰蓮は坂東さんの気迫に驚く必要ないじゃん(笑)
「世界が終るか! 俺が終わるか…
いったいどっちが先だろうな」
戒斗の容態(キズの進行)を知り、その想いを聞き届ける湊。
戒斗がドライバーをつけっぱなしなのは、キズの症状を抑えるためでもあったという、これまた衝撃の事実も。
「それでも私は、あなたを最後まで見届けると決めたわ」
こういう子に、そばにいてほしいよね(切実)
凌馬としては、なんとしても黄金の果実を手に入れたいわけで、そのために邪魔な紘汰を排除しようというわけですね。
ミッチはもはや半狂乱状態ですから、まんまと乗せられた…と。
その凌馬から、光実にもたらされた禁断のロックシード。ヨモツヘグリロックシード。
強大な力ゆえに、試作段階で封印された…とか、ロボットアニメっぽいよね(苦笑)
「なんでだろう… 思い出せないや…
あなたは… 昔はどんな顔をしてたっけ…
僕は… 何を守ろうとして… 何のために戦ってたんだっけ…」
自らの戦う理由も、もはや分からなくなってしまった光実。
クソミッチだクズミッチだと散々言われてきたけど、こうなると、やっぱり可哀想だな。
「結局、僕は何も勝ち取ることは出来なかった
それでもあの人だけは…」
「なんだそのロックシード!」
「舞さんだけは、なんとしても守り抜いてみせる!
そのためなら、僕の命なんか!」
龍玄・黄泉。
本来の販売計画に則ってないので、外見はほぼブドウとキウイの改造ですが、龍玄の綺麗な緑色が、きったねーあずき色になってるあたり、禍々しい感じがしますよね。
…全くスカッシュ感がない名前(苦笑)
光実の覚悟を感じ取り、極アームズとなってその覚悟に退治する紘汰!
戦いの行方や如何に!
ヨモツヘグリが登場して、物語はどうなるのか!?というところなのに、予告に戒斗さんのインベスが登場して、全て持っていかれたw
コメント
ヨモツヘグイじゃね?と突っ込みたくなりますけどわざと変えてるのかな
物語開始当初はただのDJだと思っていたサガラが、まさか「ヘルヘイムそのもの」という壮大な設定を持っていたキャラクターだったとは…本当に驚きました。オーバーロードに近しい存在なのかなとは予想していたんですが、まさかその上をいくとは…。山口智充氏、もといぐっさんはハマり役のような気がしますね。実はぐっさんは放送前日の土曜の夜に放送中の「金田一少年の事件簿N」に剣持警部役で出演しているのですが、2日続けてぐっさんを見ると、その役のギャップが凄い…(苦笑)。
かなり追い詰められていたせいか、凌馬の口車にまんまと乗せられて禁断のロックシードを手にして、命がけのヨモツヘグリアームズへと変身した光実…。舞を救う為とはいえもう完全に正気を失ってるとしか思えないですが、戦う覚悟を決めた紘汰との死闘の行方はどうなるんでしょうかね…。もはや戦ってきた目的や舞の笑顔すら忘れてしまった光実が哀れすぎる…。
戒斗と紘汰の考え方の違いも改めて浮き彫りになり、次回は戒斗もとんでもない事になりそうで、本当に目が離せないですね!