新ウルトラマン列伝 第31話

特撮・アニメ

第31話「ウルトラマンサーガ 第3章『恐怖の繭』」

サーガ分割放送3回目。

冒頭に、ゼロによるこれまでのあらすじ説明があり、リーサの「君だけを守りたい」もなぜかもう一度あるので、番組開始6分まで話が全然進んでない(笑)

「誰もかれも、本当にアスカが好きなんだな」
「タイガは… 嫌いなの?」
みな親しげに「アスカ」だの「タイガ」だの呼ぶけど、そっちは名字ですねん(苦笑)

親しいんだか、よそよそしいんだか分かんないね(笑)

vs2014-01-30-05h22m20s239

ウルトラマンは、決して神ではない。
救えない命もあれば、届かない想いもある。

タイガの両親は、怪獣の犠牲となってしまった。

それは決してダイナのせいではないが、どうしてもダイナに、ウルトラマンという存在に複雑な感情を抱いてしまうのは、致し方のないところではある。

そんなタイガが、この地球にやってきてゼロと出逢ったのも、ムサシの言う通り、“運命”だったのかもしれないな。

「みんな一生懸命に生きてる。僕らもやれることをやろう」
ムサシが凄く先輩ウルトラマンしてて、成長を感じられていいなぁ。

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開拓惑星ジュラン。

ムサシの夢が詰まった場所。

最初に連れてきたのは3匹だけだったけど、あれからさらにいろんな怪獣を移住させたんだなぁ。

リドリアス、モグルドン、エリガル、ボルギルス、ミーニン、カオスヘッダー0。

ムサシは本当に、幸せ者だぜ。

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それにしても、カオスヘッダーなんて物騒な名前はいい加減変えてやれよ(笑)

まぁ、こんな女顔だけど、声は野太いオッサンだし、物騒な名前の方があってるか(苦笑)

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嫁も息子もいる、最強リア充のムサシ(笑)

そういう想定をしてなかったから仕方ないけど、「春野アヤノ」って韻を踏んでるからちょっと変な名前になったよね(苦笑)

ちなみに、息子の春野ソラ役の子は、ゴーバスターズでヒロムの幼少期を演じてた子。

あっちではお父さんが仮面ライダーアギトだったから、アギトとコスモスを父に持つハイブリッドな子供なのだ(笑)

vs2014-01-30-05h41m43s148
このシーンで話を聞いているチームUが、マオミとヒナという演技が残念な2トップが揃ってしまっているのが、一種のアクシデントw

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ゼットンの繭の中で、石化していたダイナ。

子供たちとチームUを守るため、文字通り命を懸けたのだった。

動けなくなった代わりに、テレパシーで、別の世界にいるゼロ、コスモス、ムサシに救援を呼びかけたわけだね。

vs2014-01-30-05h49m25s135
迫り来るゼットンの火球。絶体絶命の状況の中、甦るかつてのトラウマ。

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「しっかりしろ! 今はお前がウルトラマンだろ!」

しかし、タイガにはゼロアイを掴むことは出来なかった…

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チームUの真実…

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子供たちを安心させるために、アンナがとっさについた“嘘”から、全ては始まった。

ただの素人が、子供たちを守るために必死で戦ってきたのだ。

チームUの「U」が、「USO(嘘)」の頭文字だってのは、どこで見た情報だったんだっけ。

まぁそんなわけで、AKB48というアイドルグループだけで構成される女の子7人組の防衛チームという、一見突拍子もない設定も、全てはこのための布石だったわけです。

当時、劇場で驚かされたことを今でも思い出します。

ミサト(梅田彩佳)だけが唯一制服をフル着用しているのも、彼女だけが本物の地球防衛隊の予備隊員だったからというわけ。

アンナとサワがUローダーを操縦できるのは、この世界では一般的な乗り物であるローダーを、暴走族時代に乗り回していた経験でもあったのでしょう。

そう考えると、実に緻密に設定されていたんだなと感じます。

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子供たちのために戦い続ける彼女たちの真実を知った時、タイガの胸に去来する想い。

ゼロのいる空間(タイガの心情風景)に光が差す描写が上手かった。

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予告編等でも印象的に使われていた、決意を固めたタイガのこのカットが非常にかっこいい。

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そんなタイガの目覚めを待っていたかのように、静かに頷くムサシがまたかっこいい。

ゼットンとの決戦へ赴く、2人の勇者…

というところで、今回は終了。

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次回はいよいよ、アイツが帰ってくる!!

大怪獣ラッシュは、ANTLAR hunting 03!

バレル捨て身の戦法により磁力光線が消え、次弾発射までにプラズマソウルを全て破壊できれば勝機はある!というスリリングで熱い展開に。

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マグナの新必殺技「マグナムトルネード」!

…って、某爆走兄弟レッツ&ゴーの有名な必殺技そのまんまじゃねぇかw

「ふざけるなぁ!
俺はサーベルといくつもの死線を越えてきたんだ!」
「ただの武器だろ、そんなもん!」
「アンタにとっちゃただの武器でも、俺には…!」

マグナ熱すぎる!

そうだよな。サーベル暴君の君にとっちゃ、サーベルは相棒も同然だよな。

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そんな武器に愛着を持ったマグナに対し、愛着よりも命を重んじるガルムが、自らの武器を捨ててマグナを助けようとするのも、また熱かった。

いいチームだぜホント。

コメント

  1. シュン より:

    東日本大震災の後に制作された作品であるだけあって、ゼットンに追いつめられるアンナ達の絶望的状況や、タイガの過去のトラウマ情景は震災につながる感じがしますね…。劇場で見た時もそうでしたが、少年時代のタイガが叫ぶ場面などはやはり辛いものがあります…。素人集団のチームUが子供達の為に必死に頑張っているのも、震災後に必死に生きる人達に通じるものが感じられて、説得力がありました。
    それに対して、コスモスの劇中で印象的だった開拓惑星ジュランで理想郷を築いたムサシ達や怪獣達の姿は感動的でした!何回見てもカオスヘッダー0の登場場面で涙ぐみそうになります(泣)。ムサシもちゃんと成長が見れて、よかったですね。
    タイガが覚醒し、次回からがゼットンとの決戦!強敵ゼットンを前にしても、何故か常にコロナモードのままのコスモスに若干のモヤモヤを感じますが、楽しみですね!

  2. シュン より:

    連投失礼します。
    前回のコメントのラスト、コスモスのモード名が間違ってました。ルナモードですね。
    ゼットンとの戦闘であるのに、なぜコロナモード等に変わらないのかがちょっとモヤモヤしていた、という事を言いたかった故に、間違えてしまいました…。
    失礼しました。訂正します。

  3. マサキ より:

    シュンさん>
    やはり被災者への応援メッセージ的なものが秘められていますよね。
    >ムサシもちゃんと成長が見れて、よかったですね。
    先輩ウルトラマンとして映像作品に登場するのって初だと思うので、感慨深かったです。
    いつか、客演ウルトラマンがタイプチェンジするのが見たいですね。

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