第36カイ!「ビックリどっきり大ユーカイ!」
感想
地球を清める宿命の騎士!ゴセイナイトの力
前回でハカイザーの正体を介人が知ったということで、今回はそれを踏まえてのお話。
ハカイザーを誘き出すためにゾックスがビックリバコワルドを人質に取るという悪役ムーブをかますも、実はそれこそが敵の罠で… という回。
介人とハカイザー中心の話をあえてやらずに、功博士救出のために汚い手段を率先してやるゾックスの仲間思いなところとか、唯一の仲間であるハカイザーを失いたくないステイシーの葛藤であるとか、介人以外のキャラにスポットを当てるのが、ただ単に過去作頼みのアニバーサリー戦隊ってわけではないゼンカイジャーのストーリーの素晴らしいところ。
そんな今回の実質的なメイン、ゾックスが使ったセンタイギアは「天装戦隊ゴセイジャー」(のゴセイナイト)!
今までのセンタイギアは、基本的に武器を召喚するとか能力を再現するとかが主でしたが、いよいよレジェンド戦隊そのもの(ゴセイナイトの真の姿であるグランディオンヘッダー)に変身することが出来てしまった…
もうそれゴーカイジャーじゃん…
いやまぁ、ツーカイザーってもはやゴーカイゴールドだけど…(笑)
燃えるレスキュー魂!ゴーゴーファイブの力
罠にはまったフリントをレスキューするためにジュランたちが使用したセンタイギアは、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」!
主に放水車を担当していたゴーブルーと同じくブルーのブルーンは、ビルドディスチャージャーで消化活動。
救急救命士だったゴーピンクと同じくピンクのマジーヌは、酸素マスクつけたり脈測ったり等の医療行為。
5人の中で唯一警察官だったゴーイエローと同じくイエローのガオーンは、1人だけ避難誘導。
という感じで、ゴーゴーファイブの設定を限りなく再現する芸の細かさ。前回の連続ラダーボンバーといい、急に始まるゴーゴーファイブ優遇に私のスーパー戦隊魂もブルンブルンです。
そして極め付きは、ゴーゴーファイブのOP映像で炎を飛び越えてくるシーンの再現をしているジュラン。
ジュラン役の竹内さんはゴーゴーファイブ当時はゴーグリーンを演じていたので、ほぼ同じシチュエーションを約20年ぶりに演じることに。
竹内さんもまさか、約20年経ってゴーゴーファイブのOPみたいなカットもう一度撮るとは思ってなかったでしょうなぁ(笑)
次回、大根!
次回は、これまた介人の両親救出とは関係の無さそうな回。
もうそろそろ4クール目に入るタイミングで大根って…(苦笑)