第40カイ!「とーちゃん奪回、ワンチャン一回!」
感想
とーちゃん奪回!
今回は、ゼンカイジャーにしては超めずらしくシリアスな回。
完全な戦闘マシンに生まれ変わってしまったハカイザー・改の洗脳を解く方法が、功博士の幼少期からの思い出の写真を見せながら語りかけ続けるって方法だったのはゼンカイジャーっぽいところでしたが、それを除けば至って大真面目。
結論から言ってしまえば、功博士は無事に救出できて、介人との父子の再会、ヤツデとの母子の再会も叶えることが出来たので万々歳の結末でした。
スーパー戦隊に限りませんが、基本的にヒーローというものは天涯孤独という設定になりがちで、スーパー戦隊においても、1年のストーリーの中で父親と死に別れたレッドも何人もいた(リュウレンジャーとか、レッドバスターとか)ので、介人が無事に父親を助けることが出来たのは本当によかったです。
盛り上がるタイミングでここぞという時に東映ヒーローがやる、画面手前に向かってゆっくり歩きながらの変身もあって、これぞ特撮ヒーロー!って感じの回でございました。
あまりにも真面目な回すぎて特に言うこともないのですが、強いて言うならば、ハカイジュウオーの中で壁に埋まっているハカイザー・改の姿が、「仮面ライダーZO」の望月博士(演じるは佐々木功さん)を彷彿とさせて(功つながり…)と思ったり、思わなかったり。
気になった方は、ぜひ「ドラス 望月博士」で検索してみて下さい(苦笑)
吼新星!キバレンジャーの力
大真面目な回でも、センタイギアの販促を忘れないのがゼンカイジャーのいいところ。
今回登場したのは、「五星戦隊ダイレンジャー」(のキバレンジャー)のセンタイギア。
白虎真剣を召喚して、吼新星・乱れやまびこ(とは呼称してないけど、乱れやまびこでしょうアレ)を使用。
思えば、ゴーカイジャーの時も乱れやまびこ。アキバレンジャーの時も乱れやまびこ。アニバーサリー戦隊の度に乱れやまびこさせられるキバレンジャー。
他に技無いんかいとツッコむべきなのか、300人くらいいる戦隊ヒーローの中から度々登場させてもらえることを喜ぶべきなのか…(苦笑)
クロコダイバズーカ!
クロコダイオーの商品紹介写真には最初からずっとあったのに、今の今まで全く出てこなかった大砲形態、クロコダイバズーカがついに初登場!
やはりここぞという時にバズーカが出てくるのが戦隊の醍醐味!
それにしても東映さん、これじゃおもちゃ売る気があるのかないのか分かりませんよ(笑)
次回、激ファイト! そばVSうどん
次回は、そばVSうどんの回。
とーちゃん助け出した次の回なのに、かーちゃん探しに行く!ってならないのがゼンカイジャーらしいところで、とーちゃんもノリノリでそばVSうどんに混ざってるのもゼンカイジャーらしいところ(苦笑)