第13カイ!「リサイクルすりゃもう一回!」
感想
SPD!デカレンジャーの力
今回は着ぐるみ再利用の回。
ゴミワルド改めリサイクルワルドが人間をクダックにリサイクルしてしまったため、ゼンカイジャーたちは戦えずに大苦戦。
さらに人間クダックそれぞれがトジルギアを持たされているので、SDトジルギア狙いでツーカイザーが人間クダックをボッコボコにしてさぁ大変。
そんなツーカイザーの暴走を止めるために選ばれたセンタイギアは「特捜戦隊デカレンジャー」!
ツーカイザーにワッパをかける(=手錠をする)ために使用。いや、デカレンジャーの力それだけかいな(笑)
センタイギアって、往々にしてその戦隊の特徴ってそこなの?っていう部分をフィーチャーする方向性なのが面白い。もう真面目さが皆無。そういうところがゼンカイジャーらしさですなぁ。
それにしても、宇宙海賊は1回はデカレンジャーにワッパかけられる運命なんでしょうなぁ(苦笑)
テイクオフ!ゴーオンウイングスの力
2つ目のセンタイギアは、「炎神戦隊ゴーオンジャー」!
でもツーカイザーが使用したので、出てくるのはゴーオンウイングス。ウイングス、ゴーオンジャーそのものよりも先にセンタイギアとして登場してしまった(苦笑)
ツーカイザーとゼンカイガオーンとの共闘を盛り上げるために、2人組の追加戦士はいないのか?という考えからゴーオンウイングスがチョイスされたようです。
2人組の追加戦士なんてそうそういないですからね。これは上手いチョイス。
ゴーカイジャーの時は、ゴーカイシルバーがゴーカイチェンジする1人ゴーオンウイングスばっかりが活躍して、2人組の本来のゴーオンウイングスはほとんど出てこなかったので、ゼンカイジャーではちゃんと分離して出られてよかったね(笑)
悪者戦隊
「資料によると、他の世界にも時々現れたという悪者戦隊チュン!」
ダイリサイクルワルドが生み出した再生怪人軍団と共に結成したダイワルジャーを見て、セッちゃんがこう解説。それぞれ
- 花のくノ一組(忍者戦隊カクレンジャー)
- 暴走戦隊ゾクレンジャー(激走戦隊カーレンジャー)
- 邪電戦隊ネジレンジャー(電磁戦隊メガレンジャー)
- ゼツメイツ(獣電戦隊キョウリュウジャー)
ほとんどが90年代の戦隊なので、世代としては非常に胸アツ!
ただ、ゼツメイツは悪者戦隊とはちょっと違うような… たしかにサンバルカンのパロディはやってましたけども(苦笑)
悪者戦隊という枠組みなら、それこそ今YouTubeで配信されているファイブマンの銀河戦隊ギンガマンの方が相応しいと思うんですよね。
まぁ、ゼツメイツはサンバルカンパロディのロゴまであるので、パッと見で戦隊パロディって分かりやすいってことで選ばれたのかもしれませんけど。
ツーカイオーリッキー!
前回がカッタナーだったので、今回はツーカイオーリッキーの方が初登場!
テーマソングの「界賊オペレイション!ツーカイオー」について、あんまりにもシンケン要素に偏りすぎてオーレンジャーが元ネタであるツーカイオーリッキーの立つ瀬がないって話を前回してたんですが、今回もろに主題歌の「オーレ!オーレンジャー」を彷彿とさせるメロディがあったり、しっかりオーレンジャー要素も入っていて安心しました(笑)
シンケンジャー要素のあるカッタナーとの対比で仕方ないですが、なんでオーレンジャーなのにガトリング砲が武器?と思っていたんですが、改めて考えるとレッドパンチャーやオーレバズーカをイメージしたのかなと納得。
リッキー役の松田さんが「食らいついたら離さないぜ!」と主題歌の歌詞を引用したアドリブ?なんかも入れてたりして、制作陣や演者の愛が感じられていいなぁと思った初登場でございました。
しかしながら、敵を撃破する見せ場はバトルシーザーロボに持ってかれましたが(笑)
そんなバトルシーザーロボは、バトルフィーバーロボの初期の必殺技クロスフィーバーをもろにオマージュした必殺技を使っていて、見事なおっさんホイホイ(笑)
バトルフィーバーロボといえば、ボウケンジャーでも199ヒーロー大決戦でもスーパー戦隊最強バトルでも、電光剣唐竹割りばっかりがフィーチャーされていたので、クロスフィーバーの方にスポットが当たるのは熱いですなぁ。
飛来する時に棒立ちで飛んでくるのも昭和の戦隊ロボのオマージュになっていて、ニヤリでした(苦笑)
次回、ゼンカイザーVSツーカイザー
次回は何やらゼンカイザーとツーカイザーとの決闘!
ジャッカー電撃隊も出るぞ!