特別章「界賊来たりて、交わる世界。」
感想
合体スペシャル!
今回は、映画「スーパーヒーロー戦記」の宣伝のため、久々に戦隊との合体スペシャル!
キュウレンジャーとエグゼイドの時以来ですから、本当に結構久しぶり。戦隊とライダーが共演する映画自体が久しぶりですもんね。
キュウレンジャーとエグゼイドの頃は、まだスーパーヒーロータイムが枠移動する前で7:30~8:30の枠に放送していて、ライダーと戦隊の放送順が逆だったことを考えると、なんだかもうずいぶん前のことのように感じます。
そんなわけで今回も、OPはスーパーヒーロー戦記仕様。
ライダー側はやはり、本郷猛役の藤岡弘、さんの登場が熱い。
本郷猛は近年の映画でも度々登場しますが、シャツにネクタイを締めた番組初期の本郷猛スタイルを再現するのは結構珍しい。変身後が旧1号になるので、変身前もそれに合わせた服にしたってことなんでしょうね。
戦隊側の母艦メカ、レッド専用メカのごった煮編成も気になります!
なぜ踊るんですか?
今回のサブタイは「界賊来たりて、交わる世界。」。
合体スペシャルらしく、「○○、××。」というセイバーのサブタイ法則と、「~かい」で終わるゼンカイジャーのサブタイ法則をどっちも踏襲しているのが見事。これぞ合体スペシャル。
というわけでサブタイの通り、セイバーの世界にゾックスがやってきました。
ストーリーをざっくりまとめると、「オリヒメワルドのヘンテコな能力で街に混乱が起こり、セイバーたちとツーカイザーが協力して敵を倒す」というものだったので、ぶっちゃけセイバーの面々が出てくること以外はほとんどゼンカイジャーみたいな話(笑)
関わる作品を軒並み自身の作風に巻き込んでいく、これこそが恐るべしゼンカイ脳…
まぁ、セイバー側はもう最終回目前ということで敵勢力とかを出せないので、ほとんどゼンカイジャーの話になるのは仕方ないことではあるんでしょうけどね(苦笑)
それでもちゃんと、変身時に踊るゾックスに生真面目な倫太郎が疑問を投げかけたり、オリヒメワルドの能力でワンダーライドブックが消えて剣士たちが変身できなくなったり、両作品がならではのコラボがあったのは、合体スペシャルの面目躍如といったところ。
ただ、ワンダーライドブックを「ブック」とあまりにも短く略しすぎていたのはちょっと気になりましたが(苦笑)
脚本の毛利さん、セイバー本編も結構書いてらっしゃるんですが、なぜそんな略し方を?
まぁ、セイバー本編でライドブックのことを呼ぶことがそもそも少ないんですけどね。
そして物語はゼンカイジャーへ!
ゾックスに奪われたオーシャンヒストリーのブックを取り返すべく、神代兄妹がゼンカイジャーの世界へ!
まさか神代兄妹がこんな重要な役どころになるなんて…(感涙)
これまでの合体スペシャルは、主役ヒーロー同士の共演があるのが普通だったんですが、セイバーとゼンカイジャーでは主役ライダー(レッド)と追加戦士(サブライダー)との共演のみとなり、主役ヒーロー同士の共演は映画のみとなったのが、例年にない新しい特徴。
今年はたまたま、凌牙とゾックスが兄属性のヒーローという共通点があったことがこういうストーリーになった一因だと思いますが、今後もライダーと戦隊で属性の同じキャラがいれば、そこを中心に合体スペシャルのネタが作られるのかもしれませんねぇ。
まぁ、全ては戦隊とライダーの共演映画が毎年作られるかにかかってますが(笑)
次回、仮面ライダーストリウス
次回はストリウスがついに仮面ライダーに!?
っていうか、ゼンカイ脳バリバリのギャグ回の後に急にシリアスな本編に戻られるの、感情の高低差がすごい!!
しかも来週は放送お休みだし、どうすればいいのよ!?
あ、「スーパーヒーロー戦記」を見に行けばいいのかぁ(笑)