第1カイ!「キカイ世界はキキカイカイ!」
感想
スーパー戦隊45作記念、カイ幕
ついに、スーパー戦隊45作目のアニバーサリー戦隊「機界戦隊ゼンカイジャー」の放送が始まりました!
いやぁ、めでたい!
全力全開の私事になってしまうのですが、私が今もこうして毎週ブログを書いているのは、10年前のスーパー戦隊35作目「海賊戦隊ゴーカイジャー」がスタートしたことで、これは感想のブログ書かなきゃいかんやろ!と思ったからでした(笑)
ゴーカイジャーから10年。いろいろありましたが、こうして45番目のスーパー戦隊を迎えられたのは感無量です。
なので今年も、ゼンカイジャーについて全力全開でブログ書いていきたいと思いますので、昔からブログ見て下さってる方も、検索でたどり着いた一見さんも、楽しんでいただけると幸いです!
ちなみに、先ほどゴーカイジャーから毎週ブログを書いていると言いましたが、ブログ自体は2006年の「轟轟戦隊ボウケンジャー」の頃から始めています。
ボウケンジャーの頃からやっているので、ブログのタイトルが「マサキの冒険」なんですね。
ま、このブログの歴史の話なんてどうでもいいですね(笑)
ゼンカイジャーの世界観とは?
それは、突然のことだった…
あらゆる世界が成す術もなく、小さな機械に閉じ込められた
そして最後に狙われた世界は…!
というのが第1話冒頭のナレーション。
主題歌でも並行世界というワードが出てくるように、このゼンカイジャーでは、各スーパー戦隊は別々の並行世界に存在しているという設定のようです。
ゴーカイジャーでは、35の全ての戦隊は同一の世界に存在するという設定だったので、ゴーカイジャーとゼンカイジャーではちょっと設定が繋がっていないようですね。後々、ゼンカイジャーとゴーカイジャーが共演する回とかがあると思うので、この辺りの設定の違いに言及されるのかされないのか気になるところ(苦笑)
異なる戦隊は別々の並行世界に存在するという設定が使われたのはこれが初めてではなく、例えば「宇宙戦隊キュウレンジャー」は、地球がジャークマターに支配されている設定だったので、キュウレンジャー以外の全てのスーパー戦隊とは別の並行世界の物語という設定でした。
戦隊以外の例を挙げると、平成ライダー10作目の「仮面ライダーディケイド」は全ての平成ライダーは別々の並行世界に存在する設定でしたが、平成ライダー20作目の「仮面ライダージオウ」は全ての平成ライダーは一つの世界の同じ歴史上に存在する設定に変わっていました。
(まぁ、ジオウは後に複数の世界が一つになった…的な説明があったので、一応ディケイドとも矛盾なく繋がるようにはなった?のですが)
ディケイドとジオウの前例を考えるなら、もしかするとゼンカイジャーも途中で、一つの世界が45のスーパー戦隊の力で45の世界に分裂したみたいな設定が語られる日が来るのかも?
いやぁ、重妄想が止まりませんなー!(笑)
主題歌の歌詞の秘密
秘密の銃で 正義の雄叫び
マジなスピリッツ キラメく仲間と
こちらは主題歌「全力全開!ゼンカイジャー」の一節。戦隊ファンの方なら、この歌詞に込められたメッセージに気付いたのではないでしょうか?
秘密の | そのまま、秘密戦隊ゴレンジャーのこと |
銃で | 銃=ジュウ つまりジュウレンジャーのこと |
正義の雄叫び | ガオレンジャーの「命あるところ、正義の雄叫びあり」という名乗り台詞から |
マジな | そのまま、マジレンジャーのこと |
スピリッツ | ボウケンジャーの「果てなき冒険スピリッツ」という名乗り台詞から |
ということで、ゼンカイジャーのメンバー5人の元ネタとなる歴代レジェンド戦隊の名前や、それに関するワードから取られた歌詞になっているのでした。
もしかすると、フルサイズなら先輩44戦隊全てに関するワードが入っているかも?
あー! 早くフルが聞きたいですな!(笑)
【追記】フルサイズ判明!
主題歌が発売されたので、フルサイズの歌詞が判明しました!
主題歌に隠された歴代44戦隊の要素が気になる方は、ぜひ以下の記事もご覧ください!
五色田家の名前の秘密
秘密も何も公然の事実って感じもしますが、一応言及(苦笑)
介人の両親である五色田功、美都子夫妻の名前は、「秘密戦隊ゴレンジャー」を歌っていたささきいさお(佐々木功)さん、堀江美都子さんから。
おばあちゃんの五色田ヤツデは、おそらくスーパー戦隊原作者の「八手三郎」から。
八手三郎は、アキバレンジャー式だと「はってさぶろう」と読むのですが、元々ペンネームなので、はってと読んでもやつでと読んでもどっちでもいいということなのでしょう(苦笑)
ちなみに、五色田功役の川岡大次郎さんは「仮面ライダーディケイド」で仮面ライダーカブト役。五色田美都子役の甲斐まり恵さんは「仮面ライダーオーズ」で白石知世子役でした。
戦隊の主人公の両親なのに、どっちもライダー関係者やないか!!(笑)
2人合わせて、機界戦隊ゼンカイジャー!
トジテンドの侵攻に対し、両親の開発していたギアトリンガーを手に入れた介人は、道端で出会ったジュランを仲間に引き入れて、機界戦隊ゼンカイジャーとなる!
ジュランがゼンカイジャーになるまでの流れがメチャクチャ唐突でしたが、こういうスピード感、東映ヒーローって感じですよね(笑)
ゼンカイジュランの名乗りポーズの最初が、元ネタであるティラノレンジャーの名乗りポーズなのが熱い!
ゼンカイザーの名乗りポーズがアカレンジャーっぽくないんですが、ゴレンジャーって、アクション担当が大野剣友会時代とJAC時代で名乗りポーズが違うらしいので、どっちかの名乗りポーズなんでしょうか?
ゴレンジャーは全話見たことないので、100話近くあるけど、いつか全話見ないとですねー(苦笑)
ジュラン役は浅沼晋太郎さん。これまで、バット星人グラシエやシャドー星人ゼナ等、どちらかと言えば円谷特撮寄りの人でしたが、今回で満を持して東映ヒーローに。
浅沼さん、御年45歳なので、現役の戦隊初期メンバーとしてはおそらくぶっちぎりのベテラン役者さんですね。追加メンバーなら、千葉繫さんとか山下真司さんとかもっとベテランの方がいらっしゃいましたけど、初期メンバーで40代の戦隊ヒーローってまずないですから。
凄いぞ浅沼さん!
センタイギアの秘密
ゴーカイジャーでいうところのレンジャーキー、仮面ライダーセイバーでいうところのライドブックに当たるのが、センタイギア。
第1話では、ゼンカイザーがジュウオウジャー、ゼンカイジュランがニンニンジャーのセンタイギアを使用。
このセンタイギアですが、使うとレジェンド戦隊の能力が使用できるようです。レンジャーキーに効果が似ていますが、あちらが姿形もレジェンド戦隊に変わるのに対し、センタイギアは姿形を変えずにレジェンド戦隊の能力が使えるのが大きな違い。
特撮ファンに分かるように例えると、ゴーカイジャーは通常の仮面ライダーディケイドで、ゼンカイジャーはディケイド激情態ってことですな。
って、この例え伝わります?(苦笑)
ギアトリンガーは、ガトリングの回転が手動なのがイマイチ惹かれないのですが(笑)、センタイギアはかさばらなそうだし見た目もシンボリックでカッコいいので、ちょっと集めたいかも。
ゼンカイジュラン、なぜかゴジラ
ゼンカイジャーの凄いところは何と言っても、ロボに乗り込むのではなく個々人が巨大化して戦闘できるところ。
過去にも、「魔法戦隊マジレンジャー」なんかは、巨大戦力に乗り込むのではなく個々人が魔法でマジマジンに巨大化変身するという設定でしたので、ゼンカイジャーに近い設定がないわけではないのですが、ゼンカイジャーは変身後の姿そのままで巨大化するのが新しいところです。
そこからさらに、合体して戦隊ロボになるわけですからね。
一応、「忍者戦隊カクレンジャー」のニンジャマンのように、そのままの姿で巨大化自由自在というヒーローもいないわけではないですが、繰り返す通り変身後の姿そのままで巨大化するのが新しい。ニンジャマンは変身しないヒーローでしたからね。
変身後の姿で巨大化した戦隊ヒーローなんて、それこそ敵対していた頃のドラゴンレンジャーくらいじゃないでしょうか。
いや… いましたわ…
アカニンジャーが…(苦笑)
ちなみにジュランティラノが敵へのキメ技で、口からの火炎放射で空を飛ぶ描写がありましたが、これはどう見ても「ゴジラ対ヘドラ」でゴジラが空を飛んだ時のオマージュ。
マジーヌ役の宮本侑芽さんが4月からの新アニメ「ゴジラS.P」ということもありますし、何故かゴジラと縁深いゼンカイジャー(苦笑)
次回、ガオーン!
次回は、3人目の戦士であるガオーンのメイン回!
戦隊メンバーが1人ずつ加入していくの、ジェットマンとかカクレンジャーっぽくて、ワクワクしますよね!
オジサン的には!(笑)