シン・エヴァンゲリオンに隠されたウルトラマンネタとは? シン・エヴァ ネタバレ解説

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2021年3月8日(月)。全世界のエヴァンゲリオンファンが待ち望んだ、新劇場版の最終作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が、延期の末についに公開されました。

なんだかんだで、人生のほとんどをエヴァと共に歩んできた私も初日に見に行くことを決意。

朝から2番目の回を見てきました(1回目は早すぎて起きられなかった)

最終作ゆえに内容が詰まっている上、さらに2時間半を超える長大な映画なので、正直言いたいことがまとまりませんが、とにかくただ一言。

いい映画でした。

ありがとう。全てのエヴァンゲリオン。

さて、そんな「シン・エヴァンゲリオン劇場版」ですが、「破」でもろにウルトラサインを劇中に登場させたり、コスモスポーツ(「帰ってきたウルトラマン」のマットビハイクルの元車)を登場させたり、ウルトラマンジャックの変身音や科特隊基地の通信音を鳴らせてみたりと、ウルトラマンネタに事欠かないのが新劇場版のエヴァ。

今のところ、これは!?と思ったネタは一つだけですが紹介したいと思いますので、ウルトラマン大好きなエヴァファンの方はぜひご覧下さい!

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オーバーラッピング対応型8号機

プライムビデオで冒頭12分をご覧になった方ならご存じだと思いますが、「シン・エヴァ」にはマリのセリフの通り、オーバーラッピング対応型8号機なるエヴァが登場します。

8号機はともかくとして、オーバーラッピング対応型ってどういう意味?

と思ったファンが多数いたことでしょうが、映画を見た方ならご承知の通り、オーバーラッピングとは他のエヴァを捕食して取り込むことで合体する能力(!)でした。

この能力で、8号機は敵対していたNERVのエヴァを取り込んで、最終的にエヴァンゲリオン8+9+10+11+12号機というギャグみたいな名前のエヴァになります。

いや、そんなところで嘘予告のエヴァ8+2号機の伏線回収せんでええねん。

と思った人もいたとかいないとか。

 
ところで、このオーバーラッピングで合体という能力、特撮ファンならばどこか聞き覚えがありませんか?

ウルトラオーバーラッピング

そう。ウルトラ兄弟の合体技「ウルトラオーバーラッピング」ですね。

これがウルトラオーバーラッピング。

ウルトラマンに詳しくない方のために説明しておくと、この技は「ウルトラマンタロウ」の第25話「燃えろ!ウルトラ6兄弟」に登場した技。

ウルトラベルが保管されているウルトラタワーの炎の中へ侵入するべく、タロウはウルトラオーバーラッピングでマン、セブン、ジャック、エースの4人と合体し、さらにウルトラシックスインワンで残るゾフィーと合体することで、ウルトラタワーの炎に耐えて無事にウルトラベルを手に入れます。

ウルトラオーバーラッピングは、マン、セブン、ジャック、エース、タロウの5人が合体するために使用された技なのです。

ウルトラオーバーラッピングとオーバーラッピング対応型8号機の共通点

先述のエヴァ8号機のオーバーラッピングはというと、エヴァ8号機が、9~12号機までの4体のエヴァと合体します。

つまりどちらも、5体合体する能力の名称がオーバーラッピングとなっているのです。

公式が言及していないので断言は出来ませんが、「破」での前歴や、本作のEDクレジットにもしっかり円谷プロダクションの名前があったことを考えても、「オーバーラッピング」という名称は「ウルトラオーバーラッピング」から来ていると見て間違いないでしょう(本当か?)

もしも、エヴァ8号機が取り込むエヴァが9~12号機の4体ではなく、もう1機増えて全6体での合体となっていたら、その時はおそらく「オーバーラッピング対応型8号機」ではなく「シックスインワン対応型8号機」という名前になっていたはず(本当か?)

オーバーラッピングしたエヴァ8号機を指して「プラス・フォー・イン・ワン」なる言葉も出てきますが、これも先述のウルトラ兄弟の技「ウルトラシックスインワン」から来ていると見て間違いないでしょう。オーバーラッピングだけでなく〇〇インワンまで同じなわけですから、これはもう確信犯的なオマージュってことですね(本当か?)

アダムスの器=マン、セブン、ジャック、エース?

ちなみに、「破」での「Q」予告に映っているウルトラサインは、マン、セブン、ジャック、エースのもの。なんでこの4人なのかなと思っていたのですが、オーバーラッピング対応型8号機のおかげで辻褄が合いました。

ウルトラオーバーラッピングでタロウに合体するのが、マン、セブン、ジャック、エースの4人なんですよね。

つまり、オーバーラッピング対応型8号機をタロウとするなら、合体した9~12号機がマン、セブン、ジャック、エースに当たるということ。

もしかすると庵野監督、「破」を作った時点で、「エヴァでウルトラオーバーラッピングのオマージュやるぜ~!」ってなことを考えながら、あのウルトラサインを入れていたのかも(苦笑)

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マイナス宇宙のゴルゴダ〇〇

「シン・エヴァンゲリオン」の最終決戦の舞台となるのは、マイナス宇宙という特殊な宇宙。

ロボットアニメ好きであれば、「天元突破グレンラガン」の超螺旋宇宙のような場所と捉えてもらえれば、(たぶん)問題ないです。

このマイナス宇宙にて、ゴルゴダオブジェクトという十字架がたくさん合体したようなものが登場します。

ゴルゴダという単語自体は、キリストが十字架に磔にされた丘の名前なので、これだけだとウルトラマン関係ないのですが、問題はマイナス宇宙にあるということ。

このマイナス宇宙にあるゴルゴダ〇〇、特撮ファンならばどこか聞き覚えがありませんか?

ゴルゴダ星

そう。ウルトラ兄弟が十字架に磔にされた「ゴルゴダ星」ですね。

ここがゴルゴダ星。

ウルトラマンに詳しくない方のために説明しておくと、ゴルゴダ星は「ウルトラマンA」の第13話「死刑!ウルトラ5兄弟」と第14話「銀河に散った5つの星」に登場した星。

マイナス宇宙に存在していて、ヤプールの偽ウルトラサインで誘き出されたウルトラ5兄弟が大ピンチに陥ることになる星です。

ゴルゴダ星とゴルゴダオブジェクトの共通点

ゴルゴダ星もゴルゴダオブジェクトも、どちらもマイナス宇宙に存在します。

ただのゴルゴダ〇〇であれば、十字架つながりでゴルゴダの丘から名付けられたと考えるのが普通ですが、マイナス宇宙にあるゴルゴダ〇〇となったら、これはもうゴルゴダ星への確信犯的なオマージュと見て間違いないでしょう(本当か?)

エヴァンゲリオンを終幕させることに全力を尽くしつつも、ウルトラマンへの愛は忘れない、庵野監督らしさが感じられていいですね。

 
さて、これらの話を踏まえて、ここからは新劇場版シリーズ全体でのウルトラマンネタについて話していきたいと思います。

それは…?

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エヴァンゲリオン8号機=ウルトラマンタロウのオマージュ説

エヴァ8号機がウルトラマンタロウのオマージュ的存在であるという話です。

先述したように、オーバーラッピング対応型8号機はウルトラオーバーラッピングのオマージュにおいて、タロウに当たる存在でした。

そしてそれは、「シン・エヴァンゲリオン」に限った話ではなく、これまでの新劇場版全体でもそのように描かれていた…という話です。

そう思うに至った根拠について、一つずつ紹介していきたいと思います。

1.エヴァンゲリオン8号機が、エヴァ〇号機のNo.6である

新劇場版シリーズのエヴァには、従来通り〇号機とナンバリングされるエヴァと、Mark.〇とナンバリングされるエヴァの2種類が存在します。

両者は、基本的には番号が重複しないようになっているので、実際の機数とナンバリングは一致していません。

〇号機エヴァの方は、零号機、初号機、2号機、3号機、仮設5号機、8号機、13号機の7機があり、8号機は6機目のエヴァンゲリオンです。

ご存じの通り、ウルトラマンタロウはウルトラ兄弟の6番目、ウルトラマンNo.6です。タロウも8号機も同じ6番目。この一致は、はたして偶然と言えるでしょうか?

 
まぁ、この根拠には穴があって、新劇場版でも旧アニメ版と同じように4号機が実験で消失しているので、4号機までカウントすると8号機が6番目ではなくなってしまいます。

4号機は消失し、代わりに(?)ネーメジスシリーズのMark.04に取って代わられたということで、ここは一つ大目に見て下さい(笑)

2.マリが6人目のチルドレンである

新劇場版では少々うやむやですが、エヴァのパイロットたちは番号で呼ばれます。

旧アニメ版含めてシリーズ全体で見れば、レイがファースト、アスカがセカンド、シンジがサード、トウジがフォース、カヲルがフィフス。

そして、ここに新劇場版で加わったのが、6人目=シックススチルドレンであるマリです。

エヴァ8号機に続いて、マリまでもがやはりNo.6。タロウもマリも同じ6番目。この一致は、はたして偶然と言えるでしょうか?

 
まぁ、この根拠にも穴があって、新劇場版ではチルドレン関係の設定が明言されていない(シンジ君が3人目と呼ばれるので一応設定は存在しているらしい)上に、トウジがエヴァに乗っていないので、トウジを抜くとマリが6番目ではなくなってしまいます。

強引に黒波ことアヤナミレイ(仮称)をカウントすれば数は合いますが、レイと別にカウントするのもどうかと思いますし。

なので、これについては8号機=タロウの根拠として少々弱いです。もっと他の理由も見ていきましょう。

3.8号機とタロウの見た目が似ている

いやどこがやねんと思った方々。仰る通りです。

タロウはあんな派手なピンク色じゃないし、目が8個もないですし(笑)

思い出していただきたいのは、タロウの外見的特徴。タロウにあって他のウルトラマンにない特徴といえば、あの大きな2本の角(ウルトラホーン)です。

2本のウルトラホーンを持つウルトラマンタロウ。

実は、エヴァ8号機も2本の大きな角を持っています

ピンク色の派手なカラーリングばかりが目を引きますが、実は8号機にあって他のエヴァにはない最大の特徴が、側頭部から後頭部へ向かって伸びている2本の角なのです。

庵野監督は「シン・エヴァンゲリオン」でタロウをオマージュするために、「Q」の時点から8号機をタロウに寄せたデザインにしていた…のかもしれません。

4.8+2号機がスワローキックをしている

エヴァ8号機がウルトラマンタロウのオマージュ的存在であるという根拠はまだあります。

それは「Q」での「シン・エヴァンゲリオン」予告に登場するエヴァンゲリオン8+2号機

この予告では、8+2号機が敵のエヴァンゲリオンを次々になぎ倒していくシーンが描かれていきますが、その中で青空をバックに8+2号機がきりもみ回転ジャンプや前宙をするカットが入ります。

この、青空をバックにジャンプや前宙というシチュエーション、特撮ファンならばどこか見覚えがありませんか?

そう。ウルトラマンタロウの得意技「スワローキック」ですね。

スワローキックは、ストリウム光線やウルトラダイナマイトに並んで、タロウの代表的な技と呼んでも良い技。

8+2号機のジャンプは構図的にもスワローキックによく似ており、意図的に似せた可能性がひしひしと感じられます(本当か?)

このことからも庵野監督は、「シン・エヴァンゲリオン」でタロウをオマージュするために、予告にしか出てこない8+2号機でもタロウの存在を臭わせていた…のかもしれません。

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カヲル=ゾフィーのアダムス説

次は、先ほどからちょくちょく話題にしているアダムスについての話題です。

そもそも見出しのゾフィーのアダムスとは何なのか? ここから説明していきます。

1.1体消えたアダムスの行方

ネットではさんざん話題にされている、アダムス=ウルトラ兄弟のオマージュという話。

「破」でのセカンドインパクトの場面で挿入されるアダムスのイメージは

胸に点々のあるアダムス = ゾフィー
何もないアダムス = ウルトラマン
二重丸のアダムス = ジャック
額にビームランプのあるアダムス = セブン

となっており、これはもう紛れもなく、確信犯的にウルトラ兄弟へのオマージュなんだと思います。

次にウルトラマンらしき要素が垣間見えるのは「破」での「Q」の予告に登場する魔法陣のようなもの。

ここに、ウルトラ兄弟4人のウルトラサインが描かれているわけですが… なんと、そのメンバーはマン、セブン、ジャック、エースとなっています。つまり…

ゾフィー、いなくなってる

もしも、魔法陣に描かれたウルトラサインがアダムスに関係あるのだとすれば、胸に点々のあるゾフィーに当たるアダムス(以下、ゾフィーのアダムス)が、セカンドインパクトから「Q」予告の間に、いなくなってしまっているのです。

「ウルトラサインってやつを間違えただけでは?」というエヴァファンの声も聞こえてきそうな気がしますが、わざわざウルトラサインをエヴァに入れようと思った庵野監督が、ゾフィーとエースのウルトラサインを間違えるというのも考えづらいので、ゾフィーのアダムスがいなくなったのには何か明確な意図があったと考える方が自然です。

では、消えたゾフィーのアダムスはどこに行ったのか…?

2.カヲル=ゾフィーのアダムスの魂

そこで考えられるのが、やはりカヲル君の存在です。

カヲル君は旧アニメ版において、第1使徒であるアダムの魂を持つ者でした。

新劇場版においても、「Q」で「まさか第1使徒の僕が、13番目の使徒に落とされるとは…」とのセリフがあるので、第1使徒であったことは間違いないようです。

明言はされていませんが、旧アニメ版からの流れを考えるならば、新劇場版での第1使徒=アダムスであり、カヲル君もまたアダムスの1体ということでしょう。

いなくなってしまったはずのゾフィーのアダムスの魂を持つ者。それが新劇場版でのカヲル君なのではないでしょうか。

さて、魂があるならば、体もどこかにあるはず。ではその体とは…?

3.ネブカドネザルの鍵=ゾフィーのアダムスの体

ネブカドネザルの鍵は、「破」において、加持さんが持ってきた物を指してゲンドウが言った比喩です。

同じシチュエーションで旧アニメ版に登場したのは、第1使徒のアダムでした。

これが全くの無関係とは考えづらいので、おそらくネブカドネザルの鍵とは、アダムスの体の一部だったのでしょう。

しかしアダムスは複数体います。どのアダムスの一部なのか?といえば、それはやはりいなくなったはずのゾフィーのアダムスです。

加持さんは、ネブカドネザルの鍵を指して「予備として封印されていたロストナンバー」と表現します。

ゾフィーのアダムスはいなくなり(ロスト)、こうしてベークライトで固められているので他のアダムスと同じようには扱えないが、いざという時のために他のアダムスの予備として封印されていた…と捉えると、セリフの意味が理解できそうです。

というわけで、いなくなったゾフィーのアダムスは、魂はカヲル君へ、体はゲンドウの元へ渡っていたわけですね。

そして、ゾフィーのアダムスの体を取り込んだゲンドウは人間ではなくなり、エヴァ13号機を操って、他のアダムスの器たる9~12号機のエヴァを従えます。

つまり、「シン・エヴァンゲリオン」の最終決戦とは、ゾフィー(13号機)、マン~エース(9~12号機)のウルトラ兄弟(アダムス)に、タロウ(8号機)とその仲間たちが戦いを挑んだ物語だったのです。

衝撃的ですね。

この説を信じるか信じないかは、あなた次第です。

ところで、ゾフィーのアダムス、なんでいなくなってしまったんでしょうか?

おそらく葛城博士が頑張ったか、もしかすると、バードンに頭燃やされてしまったのかもしれません。

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SSM-0717

他と比べると根拠が弱いですが、これもウルトラマンネタかな?と思えるものを一つご紹介。

こちらもプライムビデオの冒頭12分で見られますが、ニコイチ型2号機とオーバーラッピング対応型8号機のパーツを背景にしてマリが話すシーンで、背景に見えるパーツの格納ラックに書かれたのが「SSM-0717」という数字。

0717=7月17日といえば、言わずもがな「ウルトラマン」の放送が開始された日です。

他の格納ラックに書かれた数字や、SSMというアルファベットの意味が読み解けないので、0717だけだと正直ウルトラマンネタだと言い張るには弱いのですが、一応ご紹介しておきました(苦笑)

【番外編】超電磁スピン

ウルトラマンに全く関係ありませんが、こちらも一応ご紹介(笑)

クライマックスのバトルシーンにて、WILLEのエヴァと超大量のエヴァ7号機が戦うことになりますが、この超大量のエヴァ7号機が編隊を組んで作った形が、もろにコン・バトラーVの必殺技「超電磁スピン」の時に手から出てくるパーツの形そのまんま。

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※こちらの商品画像の右下のパーツ

エヴァと超電磁スピンといえば、エヴァンゲリオンがスーパーロボット大戦に参戦した際に、庵野監督が「ATフィールドは超電磁スピンで破れる」と発言したという有名なガセネタがあるわけですが、もしかすると、そのネタをあえて逆輸入したのが7号機の超電磁スピンなのかも?(笑)

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