第24話「闇の支配者」
感想
邪神降臨(2回目)
早いもので、今回は最終回一つ前。
一旦は撃退したメガロゾーアが第二形態となって再び出現し、それにトリガー、トリガーダーク、GUTS-SELECTの面々が総力を結集して迎え撃つ…というところで最終回へと続く回。
ウルトラの最終決戦で定番の主人公の正体バレや、ケンゴのお母さん久々の登場なんかもあり、まさに最後の戦いって感じでしたな。
まぁ正体バレに関しては、あの場にいたGUTS-SELECTのメンバーの中でトリガーの正体がケンゴだと知らないメンバーの方が少数派だったので、満を持しての正体バレという感じはなかったですが(苦笑)
そして、ついに登場した真のラスボス、メガロゾーア(第二形態)。
第一形態はわりとオーソドックスな二足歩行型の怪獣だったので、第二形態になってやっとラスボスっぽくなったなという感じ。肩の巻貝部分や手のハサミ、口の下に目がついているというデザインがガタノゾーア風味で良いです。
ガタノゾーアはデザイナーの丸山さん曰く、顔が上下逆についているのではなく下顎に目がついているデザインだそうなのですが、メガロゾーア第二形態は目の向きが第一形態と逆になっているので、ガタノゾーアと違って顔が上下逆についているっぽいですね。
単にガタノゾーアをオマージュするだけでなく、あえてガタノゾーアと明確に違うポイントを作るってのが面白い。
ガタノゾーアと違って既に相手がグリッター化しているので、はたしてメガロゾーアはどのように倒されるのか、ティガファンとしても要注目です。
ところで、すっかり正義のヒーローと化してしまったトリガーダークですが、ここまで味方側のキャラクターになるなら、「未来を染める漆黒の闇」って変身セリフは途中で変えてあげた方がよかったような気も…(苦笑)
その他いろいろ
宮島咲良さん
スーパー戦隊大好き芸人としてお馴染みの宮島咲良さんが、キャスター役で登場。もうすっかりウルトラお馴染みの役者さんって感じ(フリーアナウンサーだけど)
宮島さんが演じるキャスター、「ウルトラマンZ」の世界にもいたわけですが、もしも同じ人物だとしたら、並行宇宙間を移動できる凄いキャスターということになりますな…(笑)
ホッタ マサミチ
TSUBURAYA IMAGINATIONで配信されている「ナースデッセイ開発秘話」に登場しているホッタ マサミチが、ついに本編にも登場。
本編にも出してあげたらいいのにな~と思ってたのですが、最後の最後で(笑)やっと出られましたね。
ホッタの名前はGUTSのホリイ・マサミを意識したネーミングだと思いますので、むしろホッタがGUTS-SELECTのレギュラーメンバーにいる方が自然だと思うんですが、そこはあえて避けるのがまさにNEW GENERATION TIGA(?)
昭和感
メガロゾーアの生み出した闇から逃げ惑う地球怪獣たち。
それがゴモラ、パゴス、テレスドン、アーストロンと見事に昭和の怪獣ばっかり。一番新しいアーストロンでも1971年生まれ。
ティガ怪獣は難しいとしても、せめて平成の怪獣だったらもう少しNEW GENERATION TIGA感あったと思うのですが。凄い昭和感(笑)
まぁ、昭和・平成・令和の怪獣がごちゃ混ぜに登場するのが、この「トリガー」って作品ではありましたけどねぇ。
次回、笑顔を信じるものたちへ
というわけで次回はいよいよ最終回!
ティガの最終回「輝けるものたちへ」にかけられたサブタイトルが実に良い!
グリッターも集合写真イベントも消化している上で、はたして最終回には何が起こるのか!
ティガファンだからこそ何が起こるのか分からない最終回、全ウルトラファン注目!!