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【アストラの顔はどうなる!?】ウルトラマンレグロス 前編

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感想

待ってたよレグロス!

「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」でデビューした新たなウルトラマン、ウルトラマンレグロスの単独主役作品がTSUBURAYA IMAGINATIONにてついに配信開始!

昨年の7月、「運命の衝突」の最終回配信後に制作が告知されたので、初報が出てからおよそ1年。長かった…。

長すぎて首がムザン星人みたいになってました。

ギャラファイの公開ペースがだいたい1年ちょっと~1年半くらいなので、前後編で約1時間の本作が1年かからずに公開されたのは普通といえば普通なのですが、体感としては相当待ちましたよね。

なんせ、「運命の衝突」9話の幻獣覇王拳のシーンで登場した謎の兄弟子たちが何者なのかさっぱり分からないまま待たされてたんですから(苦笑)
 


やっと見られてよかった…。

まぁ前編だけだとファルードとアルビオの出番短すぎて人となり全然分からないというか、さらにトゥバーンフォロスも増えてるので、よく知らない人たち多すぎって感じではあるのですが(笑)

トゥバーンとフォロスはレグロスに火炎赤龍拳電撃白虎拳を継承するための師匠なので、存在理由は分かるんですけどね。

スピカは紅一点だし、出番も多いので人となりはよ~く分かりました。

やはり可愛いは正義。

ウルトラマンレオ!

冒頭から早速ウルトラマンレオが登場!

CVはギャラファイから引き続き細谷佳正さんですが、掛け声は真夏竜さんが近年の作品で収録したものを流用してるっぽい? もしくは、細谷さんの掛け声がメチャクチャ真夏さんに似ているのかも。

L77星が滅ぼされる前のレオの姿が描かれた、貴重なシーンでございました。

ちなみに、レオとアルビオが戦っているシーンで流れている曲は「レオ」の劇伴で、「異星の通り魔」という曲の最後に入っている曲(Mナンバーで言うとM16?)



なんちゅう曲で模擬試合やってんねん(笑)

まぁ、サントラの曲名と劇中のシチュエーションがリンクしてないことってよくありますけどね。あと商品化されるCDが変わるごとに、Mナンバーが同じでも曲名が変わったりとか。

とにもかくにも「レオ」の劇伴を使ってくれたこと自体がエモい。さすがの坂本監督のレオ愛(笑)

D60のアレコレ

スピカの回想で語られる、レグロスがD60に落ちてきた頃の話。

ここで出てくるD60の全体図を見てみると、よく見なくても何故かアメリカ大陸やアフリカ大陸のフレームのようなものがグルグル回っています。

星そのものも、よく見なくても地球の月そのもの。

架空の星を一から考えるのは大変なので、地球や月を元にして作ったってことなんでしょうが、せめて上下逆にするとかしてもうちょっとごまかしてほしかったかな…(苦笑)

 
D60には幻獣闘士だけでなく、他の異星人たちも住んでいる多民族国家。

巨大な幻獣闘士と小型の異星人たちが普通に同居してる文化なの面白いですよね。スペースオペラものならではの描写。

この小さい方の異星人たち、ゲマハ星人マグドム等、全体的に「劇場版ジード」に出ていたモブ異星人たちが多め。監督が同じことによる一種のお遊びってことなんでしょうかね(笑)

アストラ アーリースタイル

L77星が健在だった頃が描かれたのも束の間、あっさりとマグマ星人に滅ぼされてしまうL77星。

早ぇ… 早すぎるぜL77星… 体感5秒で爆発したぜ…

ちなみに、爆発するシーンでのL77星は、「レオ」のOP冒頭で爆発してる謎の球体にそっくり。

あの球体が何なのか今まで謎だったんですが、坂本監督的にというか、円谷プロの解釈的にはL77星だったってことなんでしょうね。

これでまた一つ、ウルトラ史における謎の一つが解明されました(?)

 
そして、マグマ星人に捕らえられマグマ侵略軍提督ヴォルカンからの暴行を受けるアストラ

ついに「マグマ星人に捕まって暴行を受けた」という長年語られながらもテキストでしか語られてこなかった設定が、初めて映像化されることに!

アストラ、こんなに酷い目に遭ってたんだな… 左太もものマグマチックチェーンがちゃんと繋がったままなのが辛い…

アストラはこの時にマグマ星人から受けた傷が原因で顔が変わったという設定が児童誌なんかで語られたことがあるんですが、本編ではマグマ星人に捕まる前から今の顔のままだったりして、この顔が変わった設定については現在までフワッとしたままだったんですよね。
 

 
本作でついにアストラの顔が変わる前の姿、アストラ アーリースタイルが登場するのではないかと一部のファンの間ではひそかに期待されていたんですが…

残念ながら顔はフレームアウトさせたまま映さないという結果でございました。しかも、チラッと映る耳の部分は今の顔のままっぽい。

フワッとした部分は、フワッとさせたままにさせておこうってことでしょうね。これはまぁ仕方ない!

アストラ アーリースタイルは、みんなの心の中にある!(笑)

ちなみに、このシーンで流れている曲も「レオ」の劇伴で、曲名はちょっと分からなかったんですがMナンバーで言うとM31っぽいですね。聞いて分かる通り「セブン」の劇伴のアレンジ曲。

ここでも伝わってくる坂本監督のレオ愛。

ディアスの正体は…?

コスモ幻獣拳最強のビーストがマスターアルーデの剛力破牛拳と聞いて、メチャクチャ含みのある言い方で独り言ちるディアス

ディアス、君はいったい何ソリュート・ディアボロなんだ…

ただ、ディアスとあのキャラを比べると性格や口調もだいぶ違うので、単に正体を隠しているとかそういうわけでも無さそう。

もしかすると、角とか色味とかがメチャクチャ似ているだけで、究極生命体アブソリューティアンとは何も関係ないかもしれない…

そんなこんなで気になるところばかりのまま物語は後編へ。

少なくともトゥバーンとフォロス以外はおそらく全員死ぬであろう悲しい結末が待っているのが辛いところではありますが、早く続きが見たいぜ!

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