感想
第2部スタート
前回で第1部が終了し、今回からはさらに過去の時代を描く第2部がスタート!
ウルトラの父たちとエンペラ星人軍が戦ったウルトラ大戦争(ウルティメイトウォーズ)はこれまでにも断片的に映像化されたことはありましたけど、ここまで踏み込んで映像化されたのは初めてですね。
まぁ踏み込んだと言っても、ケンとベリアルが駆けつけたら速攻でエンペラ星人を退けてしまったので、凄い戦争だった感じはあんまりしないのですが…(苦笑)
ウルトラマンケンが、現在の姿にフォームチェンジするシーンが描かれたのも今回が初。
「ウルトラの父の現在の姿は強化形態であり、ベリアルの乱を機に、元の姿に戻ることを禁じた」というのが現在の公式設定ですが、ウルトラの父に強化形態に変身するウルトラマンってイメージがあまりないので、改めてこのシーンが描かれても、やっぱりちょっと不思議な感覚です(苦笑)
まぁ、強化形態に変身するってのが後付けの設定なので仕方ないんですけどね。
ケンがフォームチェンジした瞬間に周りが金色の謎フィールドに変化しましたが、これがきっちりと「ウルトラマンメビウス」での回想シーンの再現になっていて芸コマ。
さすが坂本監督、こういうところも手抜かりなし。
ウルティメイトブレードにも、「マリーの一族が代々管理してきた聖剣」という新たな設定が明らかに。
マリーの一族が管理してきたということは、マリーの姉妹の子供であるウルトラセブンは、もしかしたらウルティメイトブレードを受け継いでいたかもしれないってことになりますね(笑)
ベリアルの運命を変えようとするタルタロス
エンペラ星人との戦いの後、ベリアルが闇堕ちしてしまうのは皆さんご存じの通りの正史なのですが、今回はここにアブソリュートタルタロスが絡んできて、ベリアルの運命を変えようとすることに。
変えるぜ、運命!!
いやいや、それは息子のセリフですがな。
しかし、親友が先に出世するわ、惚れた女は親友に取られるわ、力を求めて光の国を追放されるわだけでもツラいのに、さらにそこから、年下にボッコボコにされるわ、息子にトドメ刺されるわって未来まで見せられて、追い打ちをかけられる今回のベリアルさん、さんざんだな(苦笑)
本来ならこの後、レイブラッド星人によってレイオニクスにされて光の国に攻め入ることになるわけですが、今回はアブソリュートタルタロスには以下の軍勢を与えられるようなので、アーリーベリアルのままなんでしょうか?
ここまで過去に干渉しといて、はたして他のウルトラマンたちがどうやって本来の歴史に修正するのか、気になりますな…
バット星人くんさぁ…
アブソリュートタルタロスに連れられて、ベリアルが出向いた先にいたのはご覧の面子。
- モルド・スペクター
- ジュダ・スペクター
- バット星人
- レイバトス
- 宇宙恐魔人ゼット
そうそうたる顔ぶれ… って、バット星人はどうなんでしょうか?
一応「ウルトラマンサーガ」でボス格を務めたとはいえ、バット星人そのものは一介の宇宙人。
他のオンリーワンなボス格に比べると、ちょっと格が落ちるような…
まぁ、次回以降どのような活躍をしてくれるのか、期待しましょう(笑)