第12話「6人目の王様」
感想
人、バグナラク、全てを統べて世界の運命を定める者
今回はジェラミーの正体判明回。
結論から言ってしまうと人間とバグナラクのハーフなので両陣営を仲良くさせたい者だったのですが、それをひたすら遠回しに言うので、直接的に説明するまで誰にも理解してもらえないってところが彼の最大の個性。
“ちゃんと説明しないのであらぬ誤解を受けてしまう”というのは創作物語あるあるではありますが、それそのものが個性のキャラクターっていうのはなかなか新鮮かもしれませんね。
なんてったって、その結論にたどり着くまでにウンコの話出してくるようなやつですから(笑)
今後も、ずっと無駄に回りくどい言い方を貫いてほしいところです。で、ここぞってところで「お前さんがたは俺の“仲間”ってことさ」ってストレートに言うみたいなベタな展開に期待。
長命種なので、他のキャラクターたちの恩師とも交流があったという設定も面白い。
ヒメノの両親を殺したのはもしや…? 今回もヒメノだけ口を物理的に封じたりしてて塩対応だったし…
それとは別に、唐突に語られるカグラギの妹スズメの存在も気になる。シュゴッダムにいる女性キャラとなるとコガネですが、妹というよりは娘くらいの年齢差(昭和の東映特撮だったらこれくらいの兄妹いたけど)。
コガネの母がスズメ…みたいな展開はありそうな予感。まぁ、あらぬところから突然生えてくる新キャラって可能性も全然ありますが。
ジェラミーが変身するスパイダークモノスは、追加戦士定番カラーのホワイトの戦士。
定番カラーと言いつつ、ここ15年くらいはゴールドかシルバーの戦士が非常に多かったこともあって、ホワイトの追加戦士は結構久しぶり。
久しぶりなので新鮮味もありつつ、定番カラーなので安心感もあるという、なんだか不思議な感じ。
スーツアクターは、顔出しでシュゴッダム兵士もやっている高田将司さん。高田さんといえば、「ニンニンジャー」以降はレッドか追加戦士のどちらかを担当することが多いので、今回も納得のキャスティング。
色が色なだけに、立ち姿だけ見るとほぼゼンカイザー(笑)
次回、スーパーゴッドクモ?
次回はジェラミーの操る新たなシュゴッドが登場。
ゴッドクモとは別物なのか、それとも何か関係があるのか…
足のデザインがゴッドクワガタに似ているので、少なくともロボには変形しそうです。単体で変形するのか、それともゴッドクワガタ以外の9体と合体する新たなコアメカのパターンか?