感想
まずは時系列を整理してみよう
ついに始まった待望のウルトラギャラクシーファイト新作、『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』!!
やはり今回も1話から最強に面白かった。
本作は3部構成となっており、第1部はリブットがまだ文明監視員だった時代の物語ということで、前作の「ニュージェネレーションヒーローズ」よりも過去の物語となります。
続編なのに過去を描くって、ちょっと面白いですよね。
第2部は、ベリアルやトレギアが闇落ちしていなかったかなり昔の話。
第3部は、タイガ本編後のトライスクワッドや、まだ地球に来る前のゼットが登場するということで、タイガ以降Z以前の過去の話。
「ウルトラシリーズっていっぱいあって時系列よく分かんないなー」って人もいると思うので、ここでまずウルトラギャラクシーファイトに関わる時系列だけまとめてみたいと思います。
前作の「ニュージェネレーションヒーローズ」はタイガ以前のストーリーだったので、
大いなる陰謀第2部
⇩
(長い年月)
⇩
大いなる陰謀第1部
⇩
ニュージェネレーションヒーローズ
⇩
タイガ本編
⇩
大いなる陰謀第3部
⇩
Z本編
時系列的にはこんな感じに。
本作にもたくさんのウルトラマンや怪獣たちが出てくるので、それらの時系列も考え始めるとさらにややこしくなります。
とりあえず、上記の流れだけ頭に入れて気楽に楽しんで下さい!(笑)
ウルトラ戦士にゴーデス細胞を… これ超闘士激伝や!
先述したように、第1部はリブットが文明監視員だった時代の物語。
文明監視員といえばこの人ですよねってことで、ウルトラマンマックスが登場。
そして敵に、スラン星人が登場。
マックスの敵はもうスラン星人しかおらんのか(笑)
すっかり食傷気味なスラン星人ですがそこはそれ。
なんとスラン星人にゴーデス細胞を打ち込まれ、マックスは絶体絶命の危機に。
ウルトラ戦士にゴーデス細胞という展開で「ウルトラマン超闘士激伝」のウルトラマンG(ゴーデス)を思い出した30代ウルトラファンも多いのではないでしょうか(笑)
それにしても、マックスにゴーデス細胞という作品を超えた組み合わせ、いいですよね…
忘れられていなかったオリジンサーガ
ユリアン(CV:戸松遥さん)の皇務の相手として、惑星カノンのイザナ女王(戦神)というキャラクターがほんの一瞬ながら登場。
惑星カノンも戦神も「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA」に登場したものです。
オリジンサーガ、忘れられてなかったんだな…(笑)
オリジンサーガに登場した女王はアマテという名前だったので、アマテの先代女王なのでしょうか。それとも次代?
惑星カノンのシーンで背景に見えている巨木は、オリジンサーガの劇中で切り倒されてしまったので、普通に考えるとオリジンサーガの前史を描いていて、イザナもアマテの先代女王と見るべきなのですが、巨木が再び育った未来の時間軸という可能性もあるので、今はまだ何とも言えませんね(苦笑)
俺たちのウルトラマン80
ユリアンのピンチに颯爽と現れる、俺たちのウルトラマンことウルトラマン80!
主題歌をバックに流しながら、ルーブのラスボスであるルーゴサイトを容易く退けるというさすがの活躍。
声も矢的猛の長谷川初範さんご本人ですし、戦闘シーンでの掛け声も長谷川さんの新録ですし、1話からもう凄いぞ!
80の戦闘シーン自体は後年の作品でも描かれることはあるのですが、終始無言だったり、代役だったりして、長谷川さん本人が戦闘シーンでアフレコされるのは、おそらく80本放送時以来。
これを令和の時代に見られるという幸せ…
バックルビームはともかく、ドマイナーな技であるハンドアップ光線まで使ってくるところ、坂本監督感ありましたね(笑)
K76星
マックスに同行していながらマックスを救うことが出来なかったリブットは、K76星でグレートとパワードから特訓を受けることに。
K76星というのは「ウルトラ銀河伝説」でゼロがレオから修行を受けていたことでお馴染みの星。
初出が坂本監督作品という縁で、本作でもこの星を出すことにしたんでしょうね、坂本監督(笑)
パワードの声が本物に!
パワードの声を、ケンイチ・カイの声を演じていた森川智之さんが担当されるのは周知の通りなのですが、本日Twitterでサプライズのツイートが!
なんと、英語版のパワードの声は、ケンイチ・カイ役のケイン・コスギさんが担当されていることが発表!
ケンイチ・カイを演じていた2人の役者さんが、今また2人でパワードを演じている。
月並みな言葉で申し訳ないですが、これは最高にエモい…(笑)