新ウルトラマン列伝 第69話

第69話「80の絆 思い出の先生」

今回は、ウルトラマン80真の最終回との呼び声高い、ウルトラマンメビウス41話「思い出の先生」を放送。

この回は本当に感動させられます。

私も放送当時、まだ教師編をちゃんと見ていなかったにも関わらず、放送を見ながら号泣してしまったほどです(泣笑)

かつて、担任の矢的先生にされたのと同じように、登校拒否の生徒の前で逆立ちをしてみせる塚本先生。

原典の作品で1話しか出番のなかった塚本を、実質的な主人公に据えるあたりが、マニアックというか、愛を感じるというか。

まさか21世紀のこの世に、新たな円盤生物が誕生するとは思わなかった、そんな円盤生物ロベルガー。

こいつはその二世だ。

そして、そのロベルガー二世を追って地球にやってきたのが、我等のウルトラマン80だったのです。

登場時のプロォォォン！や、ポーズ取る時のフォッ！など、お馴染みのSEが愛を感じさせます。

でも、今回の80は終始無言で戦うのが残念(苦笑)

長谷川初範さんの声で喋るので、贅沢言うなってことですかね。

メビウスにとっては、80は直近の兄でもあるんですよね。

教師編のメイン生徒だった、落語とスーパーも、もういいオジサンに。

…改めて、実家がスーパーだからアダ名がスーパーって、ちょっと可哀想だなって思った(苦笑)

リュウの持ってきた80のソフビが、腕の長い旧造形の物なのが懐かしい。

この後リニューアルされて劇中の体型に近い造形になり、さらにウルトラヒーロー500に切り替わって、今に至ります(笑)

「先生は、教師やりながら、UGMの隊員としても働いてたんだよ」
「そんな…　本当か？」
「あぁ。前の学校で、元UGM隊員の子供がいたんだ」
生徒たちは、矢的先生がUGM隊員だったなんて、知らないもんね。

元UGM隊員ってのは、ハラダかな？　タジマかな？　フジモリかな？　イケダかな？(笑)

ウルトラマンギンガSの後編も近いということで、シェパードンセイバーの玩具CMの開始。

シェパードンセイバー、ちょっとプロップと玩具で差がありすぎかな(苦笑)

80本人の口から語られる、自分が中学校教師になった理由。

声が長谷川初範さん本人ですから、やっぱりグッと来ますよね。

「私は、次々と出現する怪獣に立ち向かうため、教師であることを捨てねばならなかったんだ」
矢的先生が教師を辞めたか続けていたかは、原典では曖昧にされていたんですけど、ここでついに“教師を辞めていた”という設定にされたんですよね。

まぁ、教師、UGM、ウルトラマンの三足の草鞋は忙しすぎるので、一つ辞めるくらいが妥当かなとは思いますけどね(苦笑)

メイン生徒のファッションと博士もここで登場。

博士は、ずいぶん社交的な性格になったよね(笑)

失恋してホーを呼び出したことでお馴染みの真一も登場。

他の生徒はアダ名か苗字で呼ばれるのが常なのに、なぜか真一だけは名前なんだよね(笑)

この他、オオシマ彗星を発見した大島くんもきっと来てたはずだけど、いったいどの人だったんだろうねぇ。

桜ヶ丘中学校から出現したホー。

ホーが出現したことで、また真一が疑われる展開が笑えます。

もう許してやれよ…(笑)

「あ、あれは…！」
「ウルトラマン！」
「80！」
「俺たちの」
「ウルトラマンだ！」
もう、何度見ても感動してしまうこのシーン。

思い出のウルトラマンに再会出来たんだもの。その喜びは計り知れないよね。

あなたの、“俺たちのウルトラマン”は誰ですか？

矢的に憧れて教師になった塚本。
結婚して幸せに暮らしてるファッション。
地元の信用金庫に就職した落語。
大学で研究する日々を送る博士。
スーパーを継いだスーパー。

矢的先生の教え子たちは、立派な大人になりましたよ。

長谷川初範さんが顔出しで出演してくれたことも、本当に嬉しかったです。

やはり長谷川さんにとっても、80は大切な作品なんでしょうねぇ。

「ウルトラマン80こと、矢的猛
彼ほど地球人と絆を深めたウルトラマンは、いないかもしれない
そして、その絆を再び分かち合わせるために出現したホー
その優しい涙は、きっと80に届いたはずだ
君たち地球人との心の繋がりこそ、我々ウルトラマンの力の源なのだ」
まぁ、ホーの涙は硫酸なんですけどね！ｗｗｗ

あと、80の顔にテロップ被せるのやめて下さいｗ

次回は、ギンガS後編放送直前の特別総集編！