最終回「託されたものって、なに?」
感想
最終回!
いやー、ダイナゼノン終わってしまいましたよ皆さん。もう1クール経ってしまったのか。本当あっという間でしたなぁ。
最終回、どんな話になるのかと思っていたのですが、ガウマ隊とグリッドナイト同盟が力を合わせて怪獣優生思想を倒すという超シンプルなお話でした。変な捻りやサプライズもなく、ストレートに終わりましたね。
この世界がどういう世界なのかとか、もしかしたら説明があるかも?と思っていましたが全く無し。
せいぜい、グリッドナイト同盟が去っていく時にパサルート(電光超人グリッドマンに登場するコンピューターワールドを移動するための通路)を通っていたので、「たぶんここもコンピューターワールドだったんだろうなー」となんとな~く思えたくらい。
まぁ、前作も舞台がコンピューターワールドの中だと明言されたわけではなく、最終回で六花たちがレプリコンポイドなる存在であるって明かされただけだったので、設定を事細かに説明しないのはこのシリーズの常ですけどね(苦笑)
お姫様に託された竜のオブジェが、なんでダイナゼノンなんて存在になったのかも分からず仕舞い。
まぁ、かつてガウマさんがミイラだった頃に井上ゆかと出会ったことで生まれた奇跡だと思うと、納得できるかもしれませんね。
最後の戦い
最終回は、Aパートでラスボスとのバトル。Bパートでその後の日常を描くという、特撮ものの最終回にありがちなパターン。
燃え尽きる寸前の命を賭して、仲間たちと共に最後の戦いに挑むガウマさん。カッコよかった…
最終回ではあえて初期形態で戦うという特撮あるある(もしくは勇者シリーズあるある?)で、カイゼルグリッドナイトからあえて分離し、ダイナゼノンとグリッドナイトで戦うというのが実に最終回らしくて熱かった。
グリッドナイトの方は、最終回で唐突に登場した新形態でしたけど(苦笑)
玩具の方では、どうやら隠された最後のギミックがあるらしいので、きっとこのゴルドグリッドナイト(仮)も玩具で再現できるようになってるんでしょうなぁ。
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6月19日追記
やっぱり玩具でも合体できました。グリッドバーンナイトでした。
必焼灼熱大火炎バーニンググリッドレックスロアーというカッコいい単語盛り盛り長すぎな必殺技名も、最後の必殺技らしくて好き(笑)
1話の必殺技の強化版でラスボスを倒す、1話と最終回が対になっているって演出も、特オタが好きなやつ。
1話…といえば、戦いが終わってダイナゼノンとグリッドナイトとゴルドバーンが6つの光に分かれたシーンは、前作の1話冒頭でアカネが見ていた6つの光(グリッドマンと新世紀中学生4人と裕太に宿るグリッドマンの精神)のセルフオマージュになっていました。
12話を通して、意図的に前作のシーンに似せたシーンが大量にあるのが本作の特徴でしたが、結局なんで意図的に前作に似せるという演出をしていたのかという疑問に対する答えは、劇中では描かれませんでしたね。
監督に聞ける機会があれば、いつかは聞いてみたいところ(聞くチャンスがありそうな本作のラジオは、次回で最終回なので)
怪獣優生思想の4人は、前作のアレクシス・ケリヴみたいな純粋な悪役と比べると、悪に走った原因が人間側にあったり、普段は仲良くプールで遊んでたりする奴らだったので、結局最後はガウマ隊と協力して真の敵を倒す展開になるんじゃないかと9話くらいまでは思っていたんですが、結局全員倒すことになってしまうのは意外でした。
まぁガウマさん含め、怪獣使いは怪獣の力で現代に甦っただけの存在なので、最終的には全員いなくなるのが必然だったのかも。
3ヵ月後
最後の戦いが終わって、CMが明けたらいきなり3ヵ月後。これぞ最終回。
夢芽の蓬の呼び方が「蓬くん」から「蓬」に変わっていて、3ヵ月間に何があったのかを想像させてくるのがニクい演出。
そして、みんな集まったシーンで現れた暦の、お前だれ感(笑)
まぁでも就職決まってよかったよ暦くん(だれ目線)
フジヨキ台高校の学祭で、なぜかゲーム「サイバーパンク2077」っぽいポスターがところどころに貼ってあるのは、来年TRIGGERがサイバーパンクのアニメを作るからとのこと。
前作の最終回でも、アカネの部屋に「プロメア」のポスターが貼ってありましたけど、最終回で自社新作アニメの宣伝をするってとこまでオマージュしなくてもいいの!(笑)
ポスター以外にも、5話のプールの監視員さん(小尾さん)が来ていたり、蓬のコスプレがミイラ(ガウマ)だったり、蓬と夢芽に出来たガウマと同じ形の傷について語っていたり、Bパートにはエモいシーンたくさんありましたなー
傷といえば、本作のSSSSの意味であろう「Scarred Souls Shine like Stars(傷ついた魂は星のように輝く)」という第1話でのメッセージにある「傷」が、ダイナゼノンに乗って戦った4人の絆の証を意味することになるとは、エモエモの極み…
そして、どこかのコンピューターワールドで再び目覚めるダイナゼノン。
そして予告される次回作「GRIDMAN×DYNAZENON」…
って、えぇぇぇぇぇぇ!!
もう次回作の構想あんのぉぉぉぉ!?
いやこれもう嬉しすぎるでしょう。まぁまだ内容は全く決まってない可能性大ですけど(苦笑)
映画かなー、1クールのTVシリーズかなー、楽しみは膨らみますなー!
ってことで、これからもグリッドマンユニバースをみんなで応援していきましょう!
3ヵ月間このブログを読んで下さった皆さんありがとうございました!
またいつか会う日まで、バトルゴー!