第6回「この切なさって、なに?」
感想
最後にサプライズを持ってきた超重要回
第6回は、ラストの1シーンを除けば非常に鬱屈とした回でしたねー
途中まで怪獣が出てくる気配もほとんどなかったので、前作の6話と一緒で怪獣とのバトルがない回かも?と思ってましたが、まさかまさか最後にあのヒーローが登場するとは!
思えば、前作の6話もEDクレジットで謎の少女の名前がアノシラス(2代目)と表記されたところが最大の見どころだったので、最後にとんでもないサプライズって流れはたしかに踏襲したのかも。
最大のサプライズを引き立てるためか、今回は怪獣を倒さずに終わる前後編風味の回。
夢芽の姉のいじめ問題も、夢芽とギクシャクしてしまった蓬のことも、モヤモヤするので後編が気になるな!
あ、人妻がイチャイチャしてて落ち込んでしまった無職の暦のことはどうでもいいです(笑)
無職、ダイナストライカーを失くす
そんな暦が今回の主役。
…いや、泥酔してムジナにダイナストライカーを盗まれて、取り返しに行ってムジナにタックルかましただけの無職の男を主役と言っていいかは謎ですが。
でも、昔好きだった人が人妻になってた上に、2人で一緒に飲んでたらついでに旦那も一緒に3人で飲まされた暦のいたたまれない気持ち、ちょっと分かるなぁ(苦笑)
そんな無職の気持ちを知ってか知らずか、一緒に飲んでついでにダイナストライカーを盗んだムジナ。
普通の特撮ものであれば、悪役に盗まれたダイナストライカーは怪獣に改造されたりするところですが、そうはならないのがこのアニメです。まさかカチコミかけられて普通に奪還されるとは。
ムジナがダイナストライカーをちょこんと手乗りさせてるのは可愛かったですね。
異常にムジナの太ももを強調する構図は、なんだか坂本監督の特撮作品見てる気になりました(笑)
2人で動かす怪獣
今回の怪獣は、オニジャとムジナの2人で操るこれまでにないタイプの怪獣。こういう今までにない特徴を持った怪獣が出てくると、強敵が来た!って感じがしますよね。
そんな今回の怪獣ですが、過去に登場した四足怪獣と比べると胴体が長くて絶妙にブサイク(笑)
これは、ウルトラ怪獣でたまにいる中にスーツアクターが2人入って演じるタイプの着ぐるみを意識したデザインだと思われます。初代マンのドドンゴみたいなタイプですね。
スーツアクターが2人中に入る怪獣なので、操る怪獣使いが2人必要だってことなんでしょうね。
芸が細かいなぁ。
グリッドナイト!!
それぞれがそれぞれの問題で本気を出せないガウマ隊は怪獣に大苦戦。
そんなダイナゼノンの前に現れたのは…
あのグリッドナイト!!
いや~、今回はこのラストシーンで全部持っていかれましたなぁ(笑)
前作の6話でも、過去作(「電光超人グリッドマン」)と繋がりを持ったアノシラス(2代目)が登場するのが最大の見どころでしたが、本作ではその役割をグリッドナイトが担うことになるとは!
このグリッドナイトが前作に登場したグリッドナイト本人であるのかはまだ分かりませんが、もしも同一人物であるのなら、この世界はコンピューターワールドの可能性が高い上に、さらに前作とも何らかの繋がりがあるのは明らかだということに!
いやまぁ、グリッドマン自体は現実世界で戦ったこともあるので、グリッドナイトがいる=コンピューターワールドという理屈にはならないんですけども…(苦笑)
グリッドナイトことアンチくんは、前作の最終回の後もあの世界に留まり、グリッドマンや新世紀中学生のいない世界を守るヒーローとして戦い続けていたんだろうなぁ…と妄想は膨らみます。
次回どんな話になるのか待ちきれないぜ!ってことで今週はこの辺で、バトルゴー!