第1話「NYから来た男」
感想
3年ぶりのシーズン2
ネットフリックスにて、4月14日から「ULTRAMAN」のシーズン2がついに配信開始になりました!
シーズン1の配信が2019年でしたから、あれから早3年。
2年前(シーズン1のTV放送時)には決まっていた光太郎役の鈴木達央さんが諸事情で降板するとか(笑)紆余曲折もありましたが、やっと見られて感無量です!
見始めて驚いたんですが、どうやらシーズン2は全6話みたいです。てっきりシーズン1と同じ13話くらいやると思っていたのですが、半分くらいしかないってことですね。
シーズン1が原作の1~8巻までの8巻分なのに対して、シーズン2はウルトラマン6人VS暗黒の星の戦いを描くみたいなのでだいたい9~11巻の3巻分くらいのボリューム。そう考えると、話数的には妥当なところかも?
無理やり13話にしようと思うと、獅子兄弟(レオとアストラ)の登場にまでストーリーを進めるか、アニメオリジナルの要素をかなり足さないといけなくなりますからねぇ。
ひと昔前のOVAくらいの話のボリュームと考えれば、全6話というのもそんなに違和感はないかもしれません。
1話はほぼアニメオリジナル
シーズン1の時は、アニメオリジナルの要素をところどころ入れつつも原作を踏襲するという感じでしたが、シーズン2は第1話の時点でほぼアニメオリジナル。
「進次郎とレナがカフェで会話している」のが唯一原作通りの要素と言っていいかな?
東光太郎(タロウ)は日本にいるし、光太郎の彼女のイズミ(アニオリ)はいるし、モチゴン(モチロンモチーフの異星人)は出てくるし、ワドラン星人(ワイルド星人+マゼラン星人)が人間消失事件を起こしてるし…
といった感じで、原作での「ニューヨークに現れた暗黒の星に対抗するため、6人のウルトラマンがニューヨークに集結する」というストーリーに繋がっていく気配は、1話の段階では全くありません(笑)
筆者は「聖闘士星矢」みたいなアニオリ要素の強いマンガ原作アニメなんかも楽しんできた世代なので、原作と全然内容変わってたとしても楽しめちゃったりしますが、アニオリ断固許さん!みたいな原作至上主義の人からの評価は厳しいアニメになってしまうかも。
原作ではニューヨークで事件に巻き込まれて超人化するはずの光太郎が、ここからどうやって超人化して、さらに原作ではまだ着ることのなかったウルトラマンスーツを着ることになるのか…
ワイルド星人+マゼラン星人という、悲劇しか待っていないであろう元ネタを持つワドラン星人にはいったいどんな末路が待っているのか…
原作読んでる人間でも全く先が読めないアニメ、続きが気になる…!!
いやまぁ、もう全話配信しているアニメなので、ブログ書かずに続き見ればいいんですけど(笑)
モチゴン
第1話に登場したモチゴンは、公式Twitterでも紹介されていた通り「ウルトラマンタロウ」に登場するモチロンがモチーフ。
このシーズン2の大きなトピックが東光太郎(タロウ)の登場なので、その東光太郎の元ネタとなる「ウルトラマンタロウ」の怪獣が選ばれたってことなんでしょうが…
なぜよりによって、タロウ怪獣の中でもモチロンを選んだのか(笑)
モチロンと同じくモチが好物であるらしい説明はありましたが、残念ながら劇中でモチを食べたり、餅つきの臼にされたりするシーンは無し。
見たかったな。ウルトラマンスーツたちが餅つきしてる光景。