第5話 ミコとミコト
感想
オメガが記憶を失っていなかったなら?
今回は切ないエピソードでしたね。
子供と怪獣の異種族交流というウルトラシリーズでもよくある定番のお話ではありましたが、鉄を食べる怪獣であるミコトが人間からも鉄分を吸収して弱らせてしまう特性を持っていたがために、悲しい終わりを迎えてしまうことになりました。
やるせない…
最初はぎこちない関係性だったミコと叔母さんが、今回の一件で打ち解けるという終わり方にはハッピーエンド的な部分もあったものの、やっぱり切ない。
こういった善性の怪獣であれば、過去のシリーズではウルトラマンの特殊能力で万事解決というパターンもありました。例えばウルトラマンコスモスに700年分のエネルギーを与えられて、食料目当てに暴れる必要がなくなったボルギルスとか。
なので他のウルトラマンであればミコトを救える未来もあったと思うんですが、残念ながらオメガにはそれが出来なかった…
もしもオメガが記憶を失っていなくて、今以上の力が使える状態であったならば、もしかしたらミコトを救えたかもしれないと思うと、何とも言えぬ切ない気持ちにさせられるお話でした。
オオヘビヌシノミコト
今回の登場怪獣は、伝説蛇獣オオヘビヌシノミコト。
シリーズでも珍しいヘビ型の怪獣!
過去には宇宙竜ナースという先達もいましたが、まさか令和の世にこういうタイプの怪獣が登場するとは思いませんでした。
人間が中に入れない体型なので操演(ワイヤーで吊ったりして動かす)の怪獣だと思うんですが、OPに役者さんの名前がクレジットされていたので、寄りのカット等では役者さんが頭部に手を入れたりして動かしていたのかもしれませんね。
そういった撮影の方式を想像するのも、特撮番組の楽しみです。
ストーリー上では死んでしまいましたが、悪い怪獣ではなかったと思うので、霊体みたいな感じいいので再登場したりすると嬉しいですね。
次回、モグラ?の怪獣登場
次回は、モグラ?の新怪獣ゲドラゴ登場。
モグラっぽいのモグージョン関係あるかな?と思いましたが、歯並びとかだいぶ違ってるので関係ないっぽい。