第12話 邪鬼、吼える!!
感想
響の調べ
今回のサブタイトルに入っている戦隊名は、サブタイトルの形式が完全に「ガオレンジャー」なので、これはもうガオレンジャーと考えていいでしょう。
この原典の戦隊と同じ方式でサブタイトルを付けるってやり方は「ゴーカイジャー」を思い出させますね。
というわけで今回は、ユニバースガオレッド編の後編でした。
死んだ恋人のために戦い、最後は陸王にガオレンジャーリングを渡して颯爽と去っていった等々力、カッコよかったな…一獣一奏を除けば 指輪の戦士の中では一番まともな人間だった…(笑)
これまでに退場していった指輪の戦士とは違い、等々力の銀のテガソードはまだ健在のはずなので、いつか再登場して、一時的に陸王から返してもらったガオレンジャーリングで再びゴジュウジャーと共闘したりしてほしいな。
瑠菜のこの姿見て、テトムの腕パーツ!と思ってしまいました(言い方)
前回はオカリナの演奏のみだった「響の調べ」ですが、今回は瑠菜が歌うし、陸王も歌うし、なんかミュージックビデオまで作られるしで、全編に渡って存在感を放つ1曲となっておりました。
過去作の一挿入歌としては、異例の扱い。
この調子で、過去の名曲をカバーしまくっても面白いなぁ。マジレンジャー回で「天空界のやすらぎ」とか、どうですかね?
ガオメインバスター&ファルコンサモナー
今回はガオレッドがガオメインバスターとファルコンサモナーを使用。
指輪の戦士ならではの新しい能力も面白いけど、やっぱ原典と同じ武器を使ってる方が、視聴者としてはテンション上がりますよね。
ガオメインバスターはちゃんとノーマルモードだったのがポイント高い。ファイナルモードは、敵倒す時だけですからね。
ファルコンサモナーがサモナーモード以外で使用されるのはだいぶ珍しいんじゃ?と思ったんですが、どうやら「スーパー戦隊最強BATTLE」でも使われていたらしい。
坂本監督の中では、ガオレッドといえばファルコンサモナーってイメージがあるみたいですね。

ガオキング!
等々力の想いに応え、ユニバース大戦で倒れていたガオキングが復活!
精霊王・ガオキング
という、それまでの作風にそぐわないテロップが突然入りましたが、これはもちろん「ガオレンジャー」当時の演出の再現。
テロップのフォントを限りなく当時っぽいものに寄せているのが芸コマ。懐かしい…
そこから流れる、「ガオレンジャー」の劇伴! ガオキングが戦う時によく流れてたやつ!
サントラでは「百獣召喚!」という曲で、元々は挿入歌「百獣合体! ガオキング」のアレンジ。
懐かしすぎて泣ける…
「ゴーカイジャー」の時もそうでしたが、やっぱりアニバーサリー作品では当時の曲とか劇伴流す演出が鉄板ですよね。今後とも是非ともやってほしい。
トドメは天地轟鳴アニマルハートと、テガソードブルーデカクロウの★STAR★ライオンデュエットとの合体技。
アニバーサリー作品だからこそ出来る合体技はいい…
スーパーアニマルハートじゃなくて、普通のアニマルハートなんだ…とはちょっと思いましたが(苦笑)
次回、レッドレーサー登場
次回は暴神家のメイドさんが登場。しかもそのメイドさんが、レッドレーサー!?
メイドさんを演じるのは、「ウルトラマンZ」でお馴染みの松田リマさん。いやー、嬉しいキャスティングですな!
サブタイトルに入っている戦隊名は、そのまんまカーレンジャーですね。