#11「LAST STAGE」
感想
朱伽は何者なのか
ついに最終回1つ前!
やっぱり1クール番組だったのか。
今までゲームのナビゲーター役でしかなかった朱伽が、どうやら急に自我を持って話し始めたらしい。
これまで、眼球がカメラみたいな描写はあったので、おそらく「劇場版GOLD STORM翔」の阿号のような人型の魔導具なのではないかと思うのですが…
「人型ロボットが自我に目覚める」というSF作品の定番展開を、最終回1つ前で始めて、残り1話でどう収拾をつけるのか(苦笑)
まぁ、朱伽だけ生き残って彼女のモノローグで〆って終わり方しそうですが。
南雲太輔、ログアウト
死んだと思った南雲、どっこい生きていた!(笑)
アザミが乗り移っていたわけですが、本当にアザミの能力は何でもアリ。魔戒法師の術というよりは、ホラー由来の能力なんでしょうね。
乗り移っていたことよりも、前回折られたはずの南雲の右腕が治っていたことの方が不思議だ…(苦笑)
これまで、黒幕として余裕たっぷりに振舞ってきたのに、南雲に叱責されて激昂したりして、急にアザミの格が下がったのが気になります。
もうちょっと余裕たっぷりに振舞って、最後の最後で主人公に負けるってのが悪役的には一番おいしいと思うのですが。
香月貴音、ログアウト
香月は天羽と戦い、手も足も出ずに死亡。
これまで、スペツナズナイフによる不意打ちとか、首輪爆弾を勝手に起動させるとか、だいたい奇襲戦法で勝ち上がってきていたので、真っ正面から天羽と戦って勝てるはずがなかったんですよね。
そして右腕骨折。
南雲といい、この番組は右腕を折られがち。
徒手空拳ではなく、せめてスペツナズナイフを召喚してたら勝機あったでしょうけど(苦笑)
これまでにも、悲惨な過去があったらしいことを匂わせてきた香月ですが、今回で親に虐待されていたらしきことも発覚。
過去にいろいろあったが故の、これまでの凶行の数々だったのでしょうが、悲惨な過去があったからと言って他人を爆死させていいわけではないので、特に印象が改善することはなく終わりました。
空遠と天羽、決意のラストバトル!!
最後まで生き残ったのは、やはり空遠と天羽。
どっちが勝っても何もいいことがない、悲劇のラストバトルが始まる!
こういう最後の戦いって、1年ものの番組で、道中でなんだかんだで友情を深めてきた2人が最後の最後に戦うと熱いんですけど、やっぱり1クールだと盛り上がりに欠けるか。
ベタベタですが、「2人で協力して葉霧とアザミを倒し、ゲームを終わらせた後で、2人が戦う」っていう拳法バトルものみたいな終わり方だったら熱かったんですけどね。
まぁ、まだ天羽は死んでないので、最終回でそういう展開になるかもしれませんが(苦笑)