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【ガロの金色の光を、全て闇の力に変えてみせる!!】牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者 第12話

特撮・アニメ

第12話 継

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感想

最終回!

早いもので(1クールなので)、今週の放送で本作も最終回。

最終回は、これまでで温存していた予算をありったけ投入したかのような、CG盛り沢山、魔戒騎士の鎧も全投入のまさにラストバトル!って感じの豪華な回でございました。

これよ。これが見たかったのよ。

やはり、ヒーローがみんなと力を合わせて悪を討つって展開は素晴らしいものです。
 

まずは流牙が閃影剣舞で、ムツギ法師を取り込んだ誘惑者を撃破。

てっきり閃影剣舞と閃光剣舞で合体技するもんだと思っていたので、単独の使用でビックリ。

ゴドウに見せるためだけに変化したガロ闇も、ついに実戦投入。まさに閃影剣舞のためにあると言ってもいい形態なので、ちゃんと最終回で出番あってよかった…

「ガロの金色の光を、全て闇の力に変えてみせる!」

って流牙のセリフ、前回の予告でも使われてましたが、やっぱこういうヒーローものならではのセリフっていいですよね。
 

誘惑者を倒した後は、流牙と創磨のダブルハガネによる閃光剣舞で破滅ノ門を破壊。

流牙がハガネをまとう展開は全く予想していなかったのでビックリ。

イグスの遺した魔戒剣がここで活躍するというのも熱いし、流牙がまとったハガネは、ガロのように瞳がオレンジになるという演出も素晴らしかった…

創磨のハガネにザンゴ、流牙のハガネにガロの姿が重なるという演出も激アツ。

しかし、まさか最後の締めをダブルハガネでやるとは思ってなかったですね。これが「ハガネを継ぐ者」ということか…

ザンゴをまとった創磨の姿が見られなかったのは残念ですが、作品タイトル的に仕方ないし、これはこれで熱かった(笑)ので、まぁいいか。

創磨にザンゴを継いでほしいと思う反面、創磨は「ハガネを継ぐ者」のタイトルや作品テーマをいい意味でも悪い意味でも背負ってしまったので、ハガネ以外の鎧を着づらくはなりましたよね。

でもザンゴが継承者なしで中ぶらりんなのはもったいないので、創磨が認めた継承者にザンゴを託すみたいな展開なら次回作あたりで見たいかな。
 

戦いをやり遂げた創磨を、ゴドウやイグスだけでなくムツギ法師も見守っているのはエモかった。

「機動武闘伝Gガンダム」で、グランドマスターガンダムに苦戦するドモンを、死後の世界から激励に来る東方不敗みたいで。

手段は間違えてしまったけども、ムツギ法師もまた、守りし者ではあったもんな…

 
EDはいつもの曲ではなく、挿入歌だった「乱」に乗せた特別映像。挿入歌だったとは言いつつ、他の回で使われた覚えはないんですが(笑)

この映像も曲も、最終回だけなのもったいなかったので、番組後半のOPとして使ってほしかったですよねー。

アップテンポな曲調で、牙狼のOPに相応しい感じでしたし。
 

ラストは、パートナーである莉杏の髪飾りを見つめつつクレアシティを去っていく流牙の姿で締め。

なんで莉杏の髪飾りだけを流牙が持ってんねーん! 不吉ー!(笑)

まぁ、莉杏の行く末は今後の作品で描かれることに期待しましょう。

 
というわけで、「ハガネを継ぐ者」終わりましたねー。

全話終わって振り返ってみると、1クールしかない作品なのにホラーが出なかったり、鎧を召還しない回も多かったりして、どうしてもヒーローものとしてはボリューム不足な感はありました。

2時間の劇場版を12話に引き延ばした感じというか。

舞台が現代日本ではなかったり、鎧やホラーが他の特撮作品よりもお金がかかりそうな造形だったりで仕方ない部分はあると思うんですが、やはり現在の日本で特撮ヒーロー番組を作るってのは素人の想像以上に大変なんだなということを実感させられる作品だったなと思います。

敵怪人の着ぐるみが「星雲仮面マシンマン」の○○男方式になったり、ヒーローのスーツもすぐに別のスーツに改造されてしまったりと過去作品よりも苦労が見える部分はありつつも、それでも1年間ほぼ毎週、しかも20年(戦隊は40年)以上休止なく放送を続けている仮面ライダーとスーパー戦隊って凄いんだなと、改めて実感したこの3ヵ月でした。

大変だとは思いますが、特撮ファンとしてはこれからも牙狼シリーズを、ひいてはTVで毎週見られる特撮ヒーロー番組という文化が続いていくことを応援しています。

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