Episode 10「星団評議会」
感想
北斗の保護者、ヤプール
前回は声のみの出演だったヤプールが、今回本格登場。
ヤプールが北斗の保護者的立場という、「ウルトラマンA」を知るファンには衝撃的すぎる設定の本作(笑)
まぁ、名前が一緒なだけで、元々の異次元人ヤプールとは無関係なんでしょうけど。
とは言いつつ、頭のデザインは巨大ヤプールを意識したデザインっぽいですが(苦笑)
原作からの変更点
- エースが地下公道で倒した相手が、キングクラブ型からベロクロン型に変更
- 進次郎の「アイドルと付き合えるかも!!?」という名言が削除
- アダドがジャックに会いに来るシーンで、レッドの存在が削除
細かく挙げると他にもありますが、大きくはこんなところ。
全体を通して、遠藤と倉田のコンビのシーンは省略される傾向にありますね。やっぱ絵的に地味だからでしょうか…
北斗が、諸星と進次郎に接触したシーンで倒していた超獣は、原作だと明らかにキングクラブに似せたデザインだったんですが、アニメでは前話に登場したベロクロンのカラーリングを変更したものに。
数カットしか登場しない敵のCGモデルを作るのはコスパが悪いですから、まぁ納得の変更です。
原作マンガだとレナはウルトラマン好きな設定なので、ウルトラマンへの好意を見せつけられた進次郎は「アイドルと付き合えるかも!!?」という作中屈指の名言(?)を残すわけですが、アニメのレナはウルトラマン嫌いなので、このセリフも残念ながら削除。
本当、なんでレナの設定変更したんでしょ。ウルトラマン好きのレナの方が可愛いと思うんですけどね。
存在が抹消されたことがずっと尾を引いているレッドさんですが、原作マンガでの出番がわりと多すぎて、ジャックさんが登場するシーンでは大概レッドさん不在が原作との変更点になります。
これだけ出番が多いキャラの存在を無かったことにするってのも、結構不思議ですよね。
また、ここのシーンでアダドが食べているモノは、原作マンガだともうちょっとエビっぽい生き物で多少は美味しそうだったんですが、アニメだと明らかに虫な上に、食いつかれた瞬間に奇声を発してるので、どう見ても美味しそうに見えない(苦笑)
アニメ版は原作マンガのギャグ描写を削除する傾向にあるのですが、アダドの虫のようにシュールなギャグをたまに入れてくるので、原作とのギャグの方向性の違いも見どころですね(?)