バクアゲ17 ブンとビュン
感想
昔の男
今回はブンブンとビュンディーの過去に関する話と、ビュンディーが巨大化変形するビュンビュンマッハーロボの初登場回。
ブンブンジャーという名前は元々ブンブンとビュンディーのチーム名だったとのこと。
じゃあ、ビュンディーが勝ってたらこの番組「ビュンビュンジャー」になってたかもしれないってことか…
まぁ、そんなに違いないか。ビュンピンクが若干言いづらいぐらい(?)
お互いそんなに確執もないみたいだったので、ドロドロの対立がしばらく続く…みたいなことはなさそうなのでよかったです。
ビュンビュンマッハーロボ
今回から、キャノンボーグの改造によりヤルカーがハイウェイ空間を走らなくても苦魔獣を巨大化させられるように。
毎回ハイウェイ空間のCG作るのが嫌になったのかな?(笑)
まぁ、新しいブンブンカーの登場が少なくなってしまえば、ハイウェイ空間のレースシーンもそんなに必要ないので、このタイミングでハイウェイ空間の存在を無くしてしまうのは規定路線だったのかもしれません。
この流れもあって、ビュンディーが巨大化変形したビュンビュンマッハーの走行シーンは、ビル街セットでのミニチュア特撮になっていました。
CG等のVFXを否定する気は全くありませんが、やはりミニチュア等を使用した実際に造形物が存在する特撮というものは、CGにはない説得力があっていいですよね。
NFT(非代替性トークン)のデジタルカードやデジタルフィギュア等があっても、消費者が欲しがるのは結局ブロマイドだったり、アクリルの板にイラストや写真が印刷されたアクリルスタンドやアクリルキーホルダーだったように、デジタル空間にしか存在しない物と現実空間に存在する物とでは、どうしても人は後者に魅力を感じるように出来ているようです。
世界的に見ても減少傾向にある特撮という技術ですが、日本の特撮ヒーローだけはこの技術を絶やさずに受け継いで行ってほしいものですね。
ビュンビュンマッハーの走行シーンとか、ブンブンジャーロボによるタイヤ交換シーンの特撮に力を入れすぎたせいか、変形後のビュンビュンマッハーロボの登場シーンは必殺技の使用のみ。
変形コードがスタンドアップなのは、同じく車の戦隊の追加戦士だったシグナルマンのロボ、サイレンダーとの繋がりを感じさせるものでよかったですね。
一応生き物なのに見た目がメカっぽいのも、シグナルマンと似てますし。
やはり、ブンブンとビュンディーはクル文化圏の出身である可能性が濃厚…(すごかが脳)
次回、ブンバイオレット加入
多少険悪な雰囲気はあったものの、次回でブンバイオレットも仲間になるみたい。
あんまりシリアスなムードになりすぎないのが車の戦隊らしくていいところですね。