仮面ライダーウィザード 第51話

第51話「最後の希望」

ついにこの日がやってまいりました。

まだ放送は続きますが、「魔法使い」ウィザードの戦いは今日で終わります。

賢者の石を取り込み、進化体へといたったグレムリン。

顔がどことなくワイズマンに似ているのは、それだけ高位の存在に近付いた。ってことかも？

「こんな時に何も起こんなきゃいいがな…
賢者の石を手に入れたグレムリンが、何かしでかすかもしれねぇ
俺に魔法が使えりゃ何とかなるが、今戦える魔法使いは
ぶっちゃけ晴人しか…」
絶体絶命のピンチに、戦えるのはただ1人。

燃えるシチュエーション！

最終回ということで、恒例のOPなしです。

最終回だというのに、CM開けたらノンキなBGMでどうでもいいシーン始まるからビックリ(笑)

仁藤は、まだ名前を覚えてもらってなかったのかｗ

「魔力を集めてんのさ。僕の中にある、賢者の石のためにね
それに僕は、ワイズマンと違って、わざわざゲートを探す気はないんだ
死ねば人間、ファントムになればゲートってこと」
自らの願いのために、無差別に人を襲うグレムリン。

彼に、人の心は既に残されていなかった。

メインライターのきだつよしさんが、キャスター役でこっそり出演。

脚本家が最終回で出演なんだから、そこは人間になったソラの頬をグリグリする役じゃなきゃダメでしょ！(笑)

「賢者の石を取り返し、コヨミを救う」
“コヨミを救う”

その言葉に秘められた、晴人の真意とはいったい…？

凛子、瞬平、仁藤。

戦う力はなくとも、人々を守るために奮闘する者たち。

「私に力をくれたのが誰であっても、私がその力をどう使うかは私が決めること
この指輪が、誰かを救うことが出来るなら、私はやっぱり戦います！」

「まだ分からない…　足が震えて、本当は逃げ出したい！
だけど、俺の後ろにいる家族のために、俺が出来ることはもしかして…」
それぞれの葛藤を乗り越えて、今ここに集結した3人の魔法使い。

誰かを守るために君たちが戦う時、君たちは誰かの「希望」となるのだ。

ついに揃った、3人の仮面ライダーメイジ。

これも最終回ならでは。

山本さんはサンダー。
譲くんはブリザード。
真由ちゃんはスペシャルの指輪で、グールを一掃。

真由ちゃんは、属性的にグラヴィティ使おうよ(笑)

しかし、圧倒的なグレムリン進化体の力の前に、メイジ3人はなす術なく倒されてしまう…

絶体絶命のピンチに駆けつけたのは…

「僕は、人間に戻るんだ。“滝川空”という、人間に」
「そのために他の人たちを犠牲にしてもか」
「犠牲になったのは僕の方だ！
あんなお人形さんのために、僕は化け物にされてしまった！
君だって、無理やり魔法使いにされた。いわば同類だ
僕の希望、分かってくれると思うんだけど」
「あぁ…　よく分かるさ…
だから俺は…　俺の希望を叶える！
お前から賢者の石を取り返し、コヨミを救う」
再び晴人が発した「コヨミを救う」という言葉の意味とは…？

晴人も滝川空も、同じくサバトの犠牲者。

晴人は絶望しなかったがために魔法使いとなり、人々の希望となるべく戦ってきた。

空は絶望してファントムを生み出し死んだが、グレムリンに空の心が残っていたために、人間に戻るべく暗躍してきた。

始まりは確かに同じだったが、歩んできた道の違う2人が分かり合うことは、ありえなかったのである。

激突するウィザードとグレムリン。

しかし、賢者の石を手に入れたグレムリンの力の前には、インフィニティースタイルですら力及ばなかった…

無敵のXMAが打ち落とされた！

XMAって、ワイヤーとかで釣ってないはずだから、あれはガチでグレムリンの蹴りで打ち落とされてる!?

これは痛い！

ディフェンドの指輪がー!!

これまでありがとう…　ディフェーンド…(笑)

「俺とお前は違う…
過去に戻ろうとするお前とは違う！
俺は全てを受け入れて前に進む
コヨミの心を救うまで！」
そう。晴人が「コヨミを救う」と言っていたその真意。

それは、コヨミの“心を救う”ことだった。

「俺はコヨミに託されたんだ。コヨミを安らかに眠らせてやるために…
賢者の石は誰にも渡さない！」
コヨミに託された、賢者の石を守ること。

それこそが、晴人にとっての「コヨミを救う」ということ。

「晴人はコヨミちゃんが託した心を…」
「それで、賢者の石を…」
「行って晴人くん！　コヨミちゃんのために…
あなたの“希望”のために！」









指輪を嵌めているために、今までパンチを使ってこなかったウィザードが放つ、最初で最後のパンチ…！

これは熱い！

コヨミの心を、ついに救えた、その瞬間。

2人とも、安らかな笑顔なのが良いですね。

「返せ…　それは、僕の物…！」
「違う。これは、俺の最後の希望だ…！」
晴人の思い、そしてコヨミの思いが奇跡を呼んで、誕生した「ホープ」の指輪。

これこそが文字通りの「希望」。

さぁ、フィナーレだ！


「人の希望を奪って…　君はそれでも、魔法使いなのかい…」
「人の心をなくしたお前は、人じゃないだろ」
「言ってくれるね…」
こうして、人に戻りたいと願っていたソラは消えた。

いや、ファントムとなる前から人の心を失っていた彼に、戻るべき「人の頃」など、なかったのかもしれない…

最後の必殺技は、ホープは使用していない（当然か）ので、いったいどうやって発動したのかは分かりませんが、これこそが奇跡の証でしょうね。

…と思いましたが、「この指輪は“もう”使わない」と発言してるので、もしかしてさっき使ったの？(苦笑)

「この指輪はもう使わない…
これは、誰も知らないどっか遠いところに
このまま静かに眠りたいっていうのが、コヨミの希望だから…
それが…　コヨミの心を…　救うことだと思う」
そして戦いは終わり…

「はんぐり～」の2人は、お店を再建するために、改めてドーナツを売ってます。

まさに、ハングリー精神(笑)

晴人が初めて、プレーンシュガー以外のドーナツを買い、それが「コヨミの分」だというのが、感動(泣)

仁藤は、キマイラを探す旅へ。

でも、土日限定で譲くんを連れて行くらしいので、あまり遠いところには行けません(笑)

凛子ちゃんは、復活した木崎さんともども国安0課としての日々をスタートし、真由ちゃんは晴人の代わりとして、国安0課をサポートすることに。

まだまだ、誰かのために戦ってくれるのね。真由ちゃん(泣)

山本さんは、家族との幸せな日々を…(泣)

瞬平は、いつか帰ってくる晴人のために、輪島のおっちゃんに弟子入りして指輪職人に。

おっちゃんは、いつか帰ってくる晴人のために、部屋をそのままに(泣)

そして晴人は、「希望」と共に何処かへ・・・

さようなら。

そして、ありがとう。指輪の魔法使いウィザード。

誰かの希望を守るための、君の戦いは終わった…

だが、ここからは「仮面ライダーウィザード」としての戦いだ！



仮面ライダー、操真晴人を待ち受けていた新たなる戦い！

「ここがウィザードの世界か…」
通りすがる、世界の破壊者！

14人の仮面ライダーが入り乱れる時、ビーストも現れ、戦いは風雲急を告げる！

そして現れる、15人目の仮面ライダー!!

まだまだショータイムだ！

次回、「仮面ライダーの指輪」！

ウィザードの戦いは、もうちょっとだけ続くんじゃ。

最終回の感動をぶっ飛ばす次回予告ワロタｗ

でも、これで燃えないわけにはいかねぇよなぁ!!