第34話「真の勇者!その名はムサシ!!」
君はもう… 一人で、飛べる
ウルトラマンにこんなこと言われるなんて、もう最高の褒め言葉だよね。
というわけで、コスモス最終回でございます。
当時は普通に見ていたんですが、今回久々に見たら、ムサシとコスモスの別れのシーンで泣きそうになってしまいましたよ。
何でだろ? 年取ったのかな?(苦笑)
コスモスは「優しさのウルトラマン」とされていますが、実はわりとリアリストと言いますか、怪獣は保護するんですけども、カオスヘッダーだけは倒さなければならないという考えだったんですよね。
それに対してムサシは、最後の最後まで悩み続けて、最終的にカオスヘッダーとも和解する道を選びました。
ですから、ムサシって実はウルトラマンよりもすごい男なんですよね。
「カオスヘッダーとの戦いは、もう避けられないんだ!」
最終回になってそれ言う?
まぁ、最終回で言うくらいだったからこそ、和解できたとも言えるのですが。
番組中盤で言ってたら、確実に「カオスヘッダーを殲滅して宇宙は平和に」ENDでしょうから。
これがコスモス最後の形態「ミラクルナモード」だ!
…見た目はルナと全く変わりませんけどね(笑)
せめて常時光らせておくくらいしてくれればねぇ。
綺麗になったんだから、そんな物騒な名前は変えてやってよ(笑)
今度の映画にカオスヘッダーも出るそうですが、このカオスヘッダー・ゼロがそのまま出るのかな?
光のウイルス状態で出られても困るけどさ。
そして、別れの時。
このカット、ムサシの顔が見えないので、例の事件による最終回総集編でも使われてましたね(苦笑)
ムサシとコスモスは、最後まで完全に“別の人間”として描かれていました。
昭和のウルトラシリーズだと、憑依型のウルトラマンは最終的に地球人と意識レベルで融合してしまって、完全に同一の存在となるのが定番でしたが、コスモスはそのパターンを打ち破った初めての作品だったんですよね。
アニメだとザ☆ウル、海外作品だとグレートが先にありますが、国産実写ではコスモスが初。なので、なかなか新鮮だったなという記憶があります(ネオスは、ネオス側の人格描かれてなかったもんなぁ)
「きっとまた僕たちは、コスモスに会える」
コスモスはこの後2回地球に帰ってきましたが、今度3度目の帰還を果たすことになるのかな?(別の地球ですが)
このように、ムサシとコスモスは分離してしまったわけですが、今度のウルトラマンサーガではどういう風になるんでしょう?
異世界の危機を感じ取ったコスモスが、ムサシに救援を要請して異世界の地球へ…みたいな感じ?
ラストのゼロ解説では、2ndEDの「心の絆」が流れてましたね。心の絆好きなんで嬉しい。
ということは、ダイナ回ではアスカが宣伝しに来るんだな(笑)
次回は、ゼットン特集ですよ。
コメント
別人格として描いたのは面白かったですね。
ただこの場合他作品に客演するときが難しそうですが。
デルピッポさん>
他作品に客演する場合、ムサシを登場させる必要がないので逆に便利だったりするのかなとは思います。
コスモスが客演したの、今回が初なので何とも言えませんが(苦笑)
マサキさん>
なるほど、そういう考えもありますね。
僕はオリジナルで演じていた人にもう一回演じてほしいと思うので、タロウの篠田さんに出てもらえないかとずっと思ってるんです。もう無理なんでしょうけど。
デルピッポさん>
篠田さんには私もまた出てもらえないかなぁと思ってますが、タロウの最終回を大切にしておられるそうなので、それはそれでロマンあるなぁと思っています。
来年はタロウ40周年なので、何か動きがあったりすればいいですね。