第20話「超・絶・磁・力」
フォーゼとメテオ。心は通わないまでも、共闘や同時攻撃などが増えてきました。
まぁライダーのイザコザはこれまで散々やってきたので、いろんなパターンをやりませんとね。
速くダブルライダーキックが見たいものですな。
これまで散々ゾディアーツが現れているにも関わらず、警察が出てこないのは不自然だという話がいろんなところで見られますが、今回しっかりその解答が描かれました。
なんと理事長自ら不思議な能力で刑事の人心を操り、事件をもみ消していたのでした。
そりゃあんだけやってりゃ何もバレずに済むはずないもんなぁ。
実際問題、誰が書いた絵なんでしょう? どこかで見た絵柄だと思うのですが…
新スイッチ、スクリュー。その名の通り、海中潜行するためのモジュールです。
水のある惑星を探索するためのスイッチかな? 近場にそんな星あるのかという話ですが…
ドリルといいガトリングといい、左足には回転するモジュールが多いようですね。
やはりドラゴンゾディアーツの正体は陸上部部長でした。
まぁゲスト二人だけなので、確率50%の簡単な問題ですけどね。
天ノ川電力。理事長、いったいどこまで手を広げてるんですか・・・
「俺たちは、お互いを思うが故に反発した」
「お前が俺の体を気遣ってくれたように、俺もお前に傷ついてほしくなかった」
いい話だとは思うのですが、ちょっと腐が飛びつきそうかなっと感じたり(苦笑)
「マグネットスイッチは、お前の精神的な力みを敏感に感じ取り、強い磁力を出してマグフォンを吸着させてしまったんだ」
分割用スイッチとか関係なかったw
玩具のギミックと登場人物の確執をここまで絡ませるとは、関心する限りです。
天井からパワーアップアイテムが落ちてくるなんてのとは段違いです(笑) あ、私井上アンチじゃありませんので。
初めて見たときから思ってましたが、凄まじいダサさです。これは他に類を見ないでしょう。
肩キャノンはファイズブラスターフォームなんかにもありましたが、あれほど目立つようについてるのは珍しいですね。
ダサいとは思いつつもう慣れましたが、肩周りのアーマーとヘルメットが一体化しているというのは、数ある日本のヒーローの中でも初めてなんじゃないか?というデザインですよね。
砲撃戦用フォームというのはなかなか面白いと思うのですが、上半身ごつくて動きづらい上、首も回らないのですからアクションに向いてないと思いますので、あんまり活躍させづらそう。
オーズのガタキリバとは別の理由で、登場させづらいんじゃないかなと思うステイツですね。
はたして、どうなるやら。
必殺技は「ライダー超電磁ボンバー」。食らった相手は超磁力により圧縮されてしまう恐ろしい技。
超電磁ということで、ヴァルゴから文句がありそうですね。
中の人ネタすぎて分かりづらい?(笑)
新EDであり、マグネットステイツのテーマソング「Bounce Back」。歌っているのはSoutherN。
見たことない名前ですが、「S」と「N」が強調されてるあたり、マグネットステイツのテーマを歌わせるために結成されたグループのようですね。
サザンと呼べばいいんでしょうか? 有名な別のグループと被っちゃいますが(笑)
サザンクロス=南十字星からの連想なのでしょうが、ライダーでサザンクロスというと、やはりサザエの改造人間なのですよね(笑)
弦太朗と賢吾の確執に、新キャラの流星を絡め、そこに新フォームであるマグネットステイツの「磁石」という要素を加える。
毎年毎年、玩具の制約がある中、上手いこと話を作るなぁと感心します。
昭和ライダーファンの中には、逆境を特訓で打破しない平成ライダーは軟弱だと感じる方もいるようですが、玩具展開という制約のある中、アイテム付加による安易な強化でなく、使用者の精神的成長にアイテムを付属させてパワーアップさせるという平成ライダーのパワーアップパターンは、正直な話その場のノリの新必殺技で逆境を打破してしまう昭和ライダーよりも、非常に難解かつ巧みなことだと私は思います。
今回も上手いこと、「磁石」というモチーフと、お互いを思うが故に反発してしまった二人というのを絡めていましたね。