勝手にすごい科学で守ります 第8回

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海賊戦隊ゴーカイジャー

ゴーカイオーは宝箱?

 ゴーカイジャーの使うロボが、ゴーカイオーです。まず最初に特筆すべきは何と言っても、“中身がほとんど空!”ということでしょう。
 過去にも、物資の輸送目的などで内部に空洞が多いロボは存在しましたが(ライブボクサーやジェットガルーダなど)、ゴーカイオーはそれらよりも群を抜いて空洞が多いのです。胴体はもちろん、膝から下の脚、腕にいたっては拳以外はほとんど空洞!です(笑) ようするに体の大部分は空洞なのですが、体を支える骨格のようなものがなく、外装の強度のみで自重を支えられている上に、しっかり関節もあって体を曲げることができるあたり、さすがスーパー戦隊科学の粋を集めて?作られただけはありますね。
 しかし、なぜこれほどまで空洞が多いのか? おそらくですが、ゴーカイガレオンを含む5台のゴーカイマシンは元々は輸送船であり、あの空洞は物資を積み込むためのスペースだったのです。大した荷物積めないんじゃないの?と思う方もいらっしゃると思いますが、次元圧縮技術がついてますから意外と大きな荷物まで運べたんじゃないかと思います。ジェットやレーサー、マリンなどあまり輸送に適した形であるとは思えませんが、合体シーンを見る限り宇宙空間の航行は問題ないようです。あとは、行く先々の星の環境にそれぞれが特化した結果ということでしょう(水の多い星ではガレオンやマリン、海がなく大地ばかりの星ではトレーラーやレーサーといった具合に)

ゴーカイオーの中に秘められたものとは

 ゴーカイオーの中はパッと見、空洞に見えます。しかし本当に何も入ってないはずはありません。なぜなら、コックピットにレンジャーキーを挿すことで中から様々なものが飛び出すからです。
 無から有は生まれません。一見何もないように見えますが、様々なものに形を変える“何か”が、ゴーカイオーの内部には詰まっているのです。必要に応じて姿を変えるナノマシンの集合体、すごかがではこれを「ギンガの光」と呼びます。
 ギンガの光・・・ もしかして、ゴーカイガレオンの“ガレオン”とは地球のガレオン船のことではなく、ガレオン星の船ということだったのでしょうか(笑)
 どういう経緯かは不明ですが、ゴーカイオーの内部にはギンガの光が詰められているようです。ギンガの光ってそんなにたくさんあるの?って感じですが、もしかするとレジェンド大戦で大破したシノビマシンなどから移植されたのかもしれませんね。個人的にはリボルバーマンモスあたりが怪しいと睨んでいます。他のマシンよりもギンガの光の含有量が多いので、少しくらいは減っても問題なさそうですからね(笑)
 先ほど「中が空洞なのに関節がある」と言いましたが、実際には内部のギンガの光が関節の役目を果たしています。薄く広がって内部を満たすことで、関節の代わりをしているのです。その証拠に、ギンガの光が実体化(固形化)したマジドラゴンやパトストライカーと合体すると、肘を曲げることができなくなりますから(笑) 外部から来たガオライオンや風雷丸と合体した時は肘を曲げることができていますので、やはりギンガの光が関節となっていることは間違いなさそうです。
 ではここからは、大いなる力の発動形態について、一つ一つ詳しく見ていくことにしましょう。

マジレンジャー、デカレンジャー、ゲキレンジャーの大いなる力

 この3つの大いなる力の発動形態が、初期の大いなる力の発動形態としては最もオーソドックスなパターンでして、ゴーカイオー内部のギンガの光を大いなる力によって変質させることによって発動しています。マジドラゴンやパトストライカーがオリジナルと姿が変わっているのは、ゴーカイオーと合体しやすいようにギンガの光の方で勝手に形を変えちゃったのでしょう(笑)
 ただこのギンガの光、どうやらマシン1台分くらいしか搭載されていないようで、それ以上に大きなものは生み出せないようです。おかげで、ゲキビースト4匹とサイダインを一度に生み出した時は、1台分を引き伸ばしたせいか体が透けてしまっていました(笑)

召喚せよ、神秘の力

 ガオライオンを召喚するガオレンジャーの大いなる力と、ゴセイヘッダーを召喚するゴセイジャーの大いなる力。これらは前述の3戦隊と違い、オリジナルのガオライオンやゴセイヘッダーをそのまま召喚します。本来なら獣皇剣とガオの宝珠、テンソウダーとゴセイカードなど専用の装備が必要になるところを、大いなる力の超パワーによってゴーカイオーを召喚装置として代用しているわけです。

悲劇!地球の守護者をバラバラに(笑)

 シンケンジャーの大いなる力によって、なぜかガオライオンはバラバラにされてゴーカイオーと合体し、シンケンゴーカイオーとなります。なぜ無関係のガオライオンが… と思うのですが、要するにこれってたまたまガオライオンがゴーカイオーと合体していたからだったりして?(笑)
 いやいや、そんなはずはありません(自己否定)。おそらくガオキングとシンケンオーが同じ胸ライオンロボであることから、2つの大いなる力に融和性があったということでしょう。
 でももし、合体していたのがガオライオンではなくマジドラゴンやパトストライカーであったなら… ドラゴンの口から火のエンブレムが出てくるのが見られたかもしれませんね(笑)

役に立たない大いなる力(笑)

 カーレンジャーの大いなる力は役に立ちません。以上!(笑)[1]

やっぱり少ない、ギンガの光

 豪獣神に関係する3つの大いなる力について書くと長くなってしまうのでいずれ書くとして、先に他の力について書くとしましょう。
 お次はボウケンジャーの大いなる力です。やはりギンガの光は1台分しか内包してないらしく、ダイボウケンを生み出した際には量が足りなくて、ゲキビーストと同様に体が透けてしまっています。その分、1台分を凝縮した轟轟剣は強力だったようで、かつてボウケンジャーを苦しめたリュウオーンを一刀の下に切り伏せました。
 また、大いなる力によって発動するのは、その戦隊と直接的な繋がりを持つものとは限らないようで、ゴーゴーファイブの大いなる力によって発動したのは消防ホースでした。

改造!風雷丸

 ハリケンジャーの大いなる力によって、風雷丸とゴーカイオーは合体してハリケンゴーカイオーとなります。この風雷丸はハリケンジャーと共に戦っていたあの風雷丸と同一の存在のようで、ガオライオンと同じパターンと言えますね。ただ、外見はどう見ても当時とは変わってしまっています(苦笑) おそらくですが、レジェンド大戦で大破してしまった風雷丸を、修理のついでに改造したのでしょう。同じく大破していた天空神のパーツを流用したため、色や手裏剣など天空神を思わせる外見的特長を受け継いだのかもしれませんね。
 また、風雷丸はゴーカイオーにとって重要な存在となるのですが、それは後述しましょう。

増量!ギンガの光

 ライブマンの大いなる力によって、ゴーカイオーの内部からはライブマンの巨大戦力であるスーパーライブロボが生み出されます。ゲキビーストやダイボウケンの時とは違って透けておらず、巨大ロボ1体(2体合体なので実質2体分)が丸々生み出されるのです。明らかにゴーカイオー内部のギンガの光が増えていますね…
 これはどういうことでしょうか。まぁ犯人は風雷丸なのですが(苦笑) つまり、風雷丸がギンガの光を運んだということです。風雷丸とは元々、旋風神と轟雷神内部のギンガの光によって誕生した存在ですから、運搬係としてはうってつけだったというわけですね。
 おそらくこの辺りから、地球の首脳部としてもゴーカイジャーに地球の防衛を任せるという考えになっていったのでしょう。そのための支援として、秘密裏に風雷丸にギンガの光を運ばせていたのです。ハリケンジャーたちがゴーカイジャーを認める前から、風雷丸が勝手に来てしまっていたのは、そういう地球首脳部の考えもあってのことだったのでしょう。ガオライオンのように生物でもなく、マジドラゴンやパトストライカーのように合体しやすいようにギンガの光によって一発生成されているわけでもないのにゴーカイオーと合体できたのは、元からゴーカイオーと合体できるように改造されていたからというわけですね。

大いなる力の正体

 オーレンジャーの大いなる力については、その効果よりも、大いなる力がどういうものなのかが具体的に示されたことが大きいですね。桃がゴーカイジャーたちに大いなる力を託そうとした時に出現した金色の光の球、あれこそが「大いなる力」の正体です。本当はあんな感じで具現化できるのですが、なぜかどの戦隊も、いつの間にか渡しちゃってるんですよね(笑)
 その後、バスコが奪った力をマーベラスに誇示した時も同様、金色の光の球と化していました。

テクノロジーも種族の壁すらも越える、大いなる力

 ゴーオンジャーの大いなる力によって召喚されるマッハルコンは、なぜかゴーカイオーのジョイントと互換性があり合体することができます。やはりガオライオンと同様、生物であるマッハルコン側がゴーカイオーに合わせて無理やりジョイントの形を変えてるのでしょうか(笑)
 しかしそれは些細なこと。なんとマッハルコンは、ゴーカイジャーの大いなる力によってバラバラにされ、ゴーカイオーと豪獣神と合体し、カンゼンゴーカイオーとなることさえ可能なのです。いったいなぜ? いつの間にか、サイボーグ改造されていたのか?(笑)
 いえいえ、実はそう不思議なことでもないのです。炎神とは元々、少しの改造で本来合体するはずのなかったものが12体合体できるようになるほど互換性の高い生き物です。マッハルコンも同様、まだ見ぬ新たな炎神[2]との合体のため、元々体がバラバラになるようになっていたのです。後は大いなる力の超パワーによって、合わないジョイントをチョチョッと変えて無事カンゼンゴーカイオーの完成です。それでも、偶然の出会いにも関わらず上手く人型を形成できたのですから、やはり彼らの出会いは運命だったということでしょうね。
 「だまされるか!マッハルコンの体にはゴーカイジャーのマークがあったじゃないか!」と思われるかもしれません。あのマークが元々あったものなら、マッハルコンとはスピードルとベアールの息子でも何でもなく、実はS.U.P.によって作られたゴーカイオー用のパワーアップパーツであり、スピードルとベアールは記憶を捏造されていた…なんて話になるかもしれませんが(暗い暗い 笑) マッハルコンの体のゴーカイジャーマークは、マシンワールドの時点ではついておらず、ヒューマンワールドに現れた時点からついているのです。つまりあれは海賊の仲間になった後にマッハルコン自身がつけたものなのです。要するにあれは、入れ墨です。不良だった時のノリを引きずっていたんですね(笑)
 あんまり大っぴらにやると恥ずかしいので、バレないようにパーツの中に派手なやつを入れた(ヤ○ザが背中に入れるような感覚でしょうか? 笑)んですが、合体によって一番目立つところに出てきちゃったのは、皮肉としか言いようがありませんね。

隠れっぱなし?カクレンジャーの大いなる力

 ゴーカイジャーたちがカクレンジャーの大いなる力を使用したところ、ニンジャマンが巨大化するだけで終わってしまいました。ということは、カクレンジャーの大いなる力はニンジャマン?
 「そんなわけあるかい!ニンジャマン自力で巨大化できるだろ!」と思ったあなた。鋭いですね。
 そうです。カクレンジャーの大いなる力が真に発動したことは、まだないのです。さすが忍者戦隊の大いなる力。いまだ隠れっぱなしというわけですね。はたしてその真の力を見ることができる日は来るのでしょうか(笑)
 この他、ギンガマン、ジェットマン、ダイレンジャー、メガレンジャー、チェンジマン、マスクマン、ダイナマンの大いなる力などが登場しましたが、いずれも大いなる力の超パワーを直接必殺技へ変換するパターンでしたね。
 ちなみにこの大いなる力と呼ばれるもの、実は日本語ではありません。正確にはオーイナルフォースと言います[3]。英語の略語なのですが、響きが日本語に似ていたのでシャレで大いなる力なんて呼んでいたものが、そのまま定着してしまったというわけです。
[1]科学的に考察できることないんだもの(笑)
[2]次があるとすれば「14」と「15」のナンバリングを持つ炎神だと思うのですが、だとするとそいつらはスピードルとバルカ、ガンパードの子供ということにアッー!
[3]OINAL force(Optimized for Innovator NAture Leaved force:革新者のために最適化された、地球に託された力)。難しい言い方してますが、要するに各々の戦隊のカラーに染まったアースフォースということです。
長くなりそうなので、続きは次の回で(苦笑)

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