第9話 トリック オア ダンス!
感想
グルキャンフォーム!
今回は、ここ十数年で日本でもすっかりお馴染みの行事と化したハロウィンを舞台としたエピソード。
お菓子をテーマにしたライダーでハロウィン回やらなかったら、他にどのライダーでやるんだって話ですわな。
まぁ、古くは「ウルトラマンティガ」の「ハロウィンの夜に」に始まり、特撮のハロウィン回といえばだいたいは悪いやつがハロウィンをダシにして子供相手に悪事をはたらく回なんですが。
なんちゅう縁起の悪い行事なんだ、ハロウィン…(笑)
今回はガヴの新フォーム、グルキャンフォームが初登場。
エグゼイドのマキシマムゲーマー以降、バイスのコングゲノムやブラキオゲノム、ガッチャードのゴルドメカニッカーやライトニングジャングル等、戦隊ロボ並みのガタイを誇るライダーの強化フォームもすっかりお馴染みになりました。
ゆくゆくは、初期フォームがこれくらいガタイのデカいライダーも現れるのかな…(遠い目)
初回から登場していたブルキャンバギーも、グルキャンフォームの登場に合わせてブルキャンガトリングに変形。
平成・令和ライダーで様々なライダーマシンが登場してきましたが、手持ち武器に変形するライダーマシンは結構珍しいかも。
ただ、ガトリング砲といえば普通、トリガーを引いたら連動して銃身が回転するものを想像すると思いますが、ブルキャンガトリングの銃身回転は手動(笑)
これは、玩具の方のブルキャンガトリングが銃身回転とトリガーが連動していないため、それに忠実な描写にしたものと思われます。
90年代くらいまでは、劇中描写と玩具の仕様を整合させることにあまり頓着してこなかった日本の特撮ヒーロー業界ですが、ここ20年くらいは相当頑張って玩具仕様に劇中描写を合わせるようにしてますよね。
はたして、ガトリング砲の銃身を手回しするライダーは今後現れるのか…
Build up(Instrumental)
ゲストの子供たちがダンスするシーンの曲として、仮面ライダービルド ジーニアスフォームのテーマソングで、仮面ライダーGIRLSの歌う「Build up」のインストゥルメンタル版が使用されていました。
こういう使われ方をする曲がOPで挿入歌としてクレジットされることはあまりないと思うのですが、今回は珍しくクレジット。仮面ライダー詳しくない人は本作用の新曲かと思ったんじゃないでしょうか。
「ビルド」本編でも数回しか流れなかったこの曲が、まさか作品をまたいでこういう形で使われる日が来ようとは…
昨年の仮面ライダーGIRLS全員登場しかり、ここ数年の東映さんは仮面ライダーGIRLSにようやくデレてきている(笑)
次回、グルキャンフォームのアシスト?登場
次回はグルキャンフォームのアシスト形態らしきものが登場。
またドーナツも出ていたので、ヴァレン ドーマルフォーム用にドーマルゴチゾウも出るらしい。
ただし来週はお休み。寂しい2週間になるぜ…