第10回「崩・壊」
最終回3部作の1本目ということもあって、ヤバい回だった!
アカネが1話で消した問川たち5人が出てくるのはビックリしましたねー(まぁ夢オチでしたが)
このためだけに、湯浅かえでさんと飯田里穂さんが新録してるのもビックリしました。
夢オチだったわけですが、アレクシスの「本当の人間は寝たりしないよ?」って言葉も気になります。
アレクシスの言う“本当の人間”って何? 寝ないのが本当の人間だというなら、寝ているアカネちゃんは人間ではないのか…?
たぶん、アカネちゃんがそう設定したんだろうな…
これだけ異常なことが起こったら、グリッドマン同盟はそろそろ、この世界が現実の世界じゃないってことに気付かないものだろうか?
さすがに、コンピューターの中の世界なんて、突拍子もなさすぎて思考が追いつかんか。
「毒煙怪獣…」
毒煙怪獣ってのは、このベノラの肩書き。記憶は失っていても、かすかにそういうワードだけは覚えていたのかも…なんてね。
「フルパワーグリッドマンに合体できるところを見るに、本来我々は一つの存在だった可能性が高い」
「こ、ここに来るまでにバラバラになった…ということか」
「いやたぶん、“バラバラにされた”でしょ」
「誰に?」
「アレクシス・ケリヴ」
メチャクチャ重要そうなことをサラッと会話している新世紀中学生とグリッドマン。
なぜ自分たちがフルパワーグリッドマンに合体できるのかという理由すら分かっていないということは、グリッドマンだけじゃなくて新世紀中学生もみんな記憶喪失だったってことですよね。
やっぱり、特撮版のグリッドマンがアレクシスによって構成因子をバラバラにされた状態が、今のグリッドマンと新世紀中学生、そして裕太…って感じなのかなぁ。
内海がノートに書いてる英文、一応有名な英文らしいんですけど、どうやらエヴァンゲリオンのNERVのロゴに書かれてる英文と一緒らしくて、TRIGGERのお遊びに笑った(苦笑)
「神様には神様の世界があるんじゃない? アカネは神様の世界から逃げてきたのかも」
アカネのような“神”がたくさんいる神様の世界。それはつまり、現実世界ってことなんでしょうなぁ…
アカネは現実から逃避するために、コンピューターワールドに逃げてきた…ということなのでしょう。
最初からフルパワーグリッドマン出すのは負けフラグだと思ったけど、普通に勝ってしまうのは意外でした。あとやっぱフルパワーグリッドマンかっこいいな。
やる気なくても、しっかり首元に覗き穴を造形している、アカネちゃんのオタクらしいこだわりにも笑った(苦笑)
デザインは、特撮版に出てきたテレボーズにちょっと似てますよね。
敵の中から、さらに別の敵が出てくる展開、特撮でたまにありますが、今回は「中の人」っていう表現にちょっと笑ってしまいました。それじゃスーツアクターさん出てきたみたいじゃん(苦笑)
ナナシB、動きも気持ち悪いし、メチャメチャ強いし、正直わしがグリッドマンだったら絶対戦いたくない相手だわ…(笑)
王道の「勘違いするな。お前を倒すのはこの俺だ」展開キターッ!!
「お前を倒すために、お前と共に戦う!」って謎理論すぎるけど、見た目カッコいいからヨシッ!(笑)
あと、ここGガンダムの後期OPすぎるw
ここの壁走りは、ヱヴァンゲリヲン新劇場版破のオマージュかな?
アンチくん、グリッドマンになったばっかで慣れてないから、技名言わなかったせいで技名分からんやんけ!(苦笑)
グリッドナイトの命名の理由、そう来たかー!
グリッドナイトってのは、特撮版で「武史がグリッドマンのデータをコピーしてカーンナイトになって戦うも、最終的には善に寝返ってグリッドナイトになる」というボツになった案があり、名前は十中八九そこからのネーミングでしょう。
頭部のデザインはなんとなくグリッドマンシグマを意識してるようにも見えます。
なので、名前も見た目も熱すぎますねグリッドナイト…
しかしグリッドナイトになってしまったってことは、アンチくんは普通にアカネちゃんに作られた怪獣で、グリッドマンの一部ではなかったってことかなぁ。
え? いやちょ、え???