第6話「竜の末裔」
感想
チェンジ、カーン!!
ゲッターロボアーク最後の形態、ゲッターカーンがついに初登場。
ゲッター1、ゲッター2系列に比べるとどうしても出番的に地味になりやすいゲッター3系列。スーパーロボットマガジンでの連載を読んでいた私でも、連載中に登場していたのか、単行本での加筆部分で登場していたのか分からないくらいの、そういう存在です(笑)
ちゃんと出番があってよかったものの、ぶっちゃけこの話の本命は後述の黒いアレだったので、カーンは完全に前座。こういうところも、実にゲッター3系列らしいというか何と言うか。
せめて、次回以降に戦闘での出番があることを願うばかりです。
可哀想なので(苦笑)
黒い真ゲッター!
ゲッターD2とUAVステルバーでは全く歯が立たない強敵の前に、危機に陥る早乙女研究所。そこに、空を裂いて黒い謎のゲッターロボが飛来した…!
というわけで、謎の黒い真ゲッター(ブラック真ゲッター?)が登場!
知らない! 原作マンガ読んでたけどこんなゲッター知らないよ!(笑)
ここまでにもアニメオリジナルの要素を多数詰め込んでいた本作でしたが、ついにゲッターロボファンの誰も知らなかったゲッターを投入。いよいよ「アーク」のアニメ化でも何でもない、独自の作品に進化を始めてしまいました。これが、ゲッター線の意思…
見た目は黒くなった真ゲッター1という感じですが、口に装甲が追加されていたりして、これは紛れもなくチェンゲに登場するブラックゲッターの系譜。
チェンゲでは、月に転移した竜馬がゲッター1をブラックゲッターに改造して地球に帰って来ます。
原作マンガ版の「號」では、竜馬、號、タイールを乗せた真ゲッターが勝手に火星に行ってしまうらしいので、チェンゲのブラックゲッターと、原作の「號」と組み合わせた結果が、このブラック真ゲッターということなのか…?
今はまだ我々がゲッター線の意味を理解していないので詳しくは分かりませんが、「STORM 2021」のインストゥルメンタルをバックに、櫻井さんボイスの號が乗る真ゲッターが活躍する姿には、胸が熱くなりましたね…!
「STORM」サイコー!!
OVAゲッターから続投のキャストが熱い
ブラック真ゲッターに乗って現れた?號の声は、櫻井孝宏さん。
早乙女研究所を訪れた翔の声は、浅川悠さん。
2名とも、「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」で同名のキャラクターを演じていました。
さらに、シュワルツ役は安井邦彦さん。
こちらはチェンゲで同名のキャラクターを演じていました。
「アーク」は、過去にOVAゲッターで同名のキャラクターを演じた声優さんは出来る限り続投させる方針のようなので、OVAゲッターを見ていた世代のゲッターロボファンとしては非常に嬉しいですし、かなり熱い!
號はともかく、翔とシュワルツはOVAと見た目全然違うので、声が一緒でもなんか変な感じしますが(笑)