第13話「はじまりのふたり」
感想
ぼくらのジャガーが巨大化だ!
昨夜、ついにテレビ放送版のゴジラSPが最終回を迎えました。
終わってしまった…
最終回まで、かなり小難しい理屈のSFアニメを繰り広げていましたが、最終回では一転して巨大化したジェットジャガーがゴジラと殴り合うという急に知能指数が下がったような展開に。
でもいいんです。僕らが見たかったのはこれだから(笑)
つまるところこのアニメは、物理法則を無視して巨大化するジェットジャガーという原作通りの荒唐無稽な展開を、2021年の作品としてSF的に辻褄を合わせることを目指したアニメだったってことなんですね(そうなの?)
その巨大化を成立させるために、13話も必要だったと(苦笑)
おそらく作中の設定的には、始めから答えを知っていたペロ2とジェットジャガーが導き出したコード によってオーソゴナルダイアゴナライザーで紅塵を完全制御し、その効果でジェットジャガーの体を巨大化させたということなのでしょう。
ジェットジャガーを巨大化させたら何故ゴジラに対抗できるのか…ってのは、考えるだけ野暮かな?
何はともあれ、「ジェットジャガーの巨大化」という要素だけをひたすらに膨らませて1クールのアニメを作った制作陣の熱意には特大の拍手を送ります!
ありがとう、東宝!
やっぱり出た、メカゴジラ
前回の感想記事で、モスラとビオランテ登場で機龍の登場にリーチ!ってな話をしてたんですが、どうだったかと言えば…
ものの見事に、やっぱり出たメカゴジラ!!
ゴジラの骨をベースに作るという点では三式機龍(という名のメカゴジラ)ですが、見た目は昭和シリーズに登場した初代メカゴジラ似というハイブリッドなところがグッド。
こういう、いろんな怪獣の要素が混ざった怪獣が出るというところが実にゴジラSP流ですよね。
そういえば前回の感想記事では、クモンガがメガヌロンの要素を内包してるってテキトーなこと書いちゃったんですが、最終回で唐突にメガヌロン出てきてビックリしました。
まさかメガロとか差し置いてメガヌロンが単独で出てくるなんて思わんやん!!(笑)
しかしこれで、EDに登場している怪獣は全て本編にも登場するという私の予想は大当たりだったということに。
2話の時点でこの予想を立てていた私、凄くないですか?(自画自賛)
いやまぁ、ゴジラファンはみんな気付いてたんでしょうけど(苦笑)
あと、サルンガとキングシーサーを同一視することが本当に正しいのかはいまだによく分かりませんけど(笑)
ラストにメカゴジラも出てきたし、葦原(CV:井上和彦さん)もなぜか生きてたし、思いっきり続き作りたそうな雰囲気出して終わりましたけど、はたして2はあるのかどうか…
私はネトフリの再生数とグッズの売上次第を知っていたのに、意味が全く分からなかった。
そうしてお話は、ファンのお布施で続編が出来る!