第8話「まぼろしのすがた」
感想
ゴジラ、サナギになる
前話で地上進出したゴジラ。
今回の動向が注目される中、マイナス20度の冷気を吐き始めたと思ったら、突然熱線を放射してそのまま自爆。周囲は焼け野原に。
こわ…
ゴジラの特徴的な技といえば放射熱線ですが、それが今回は冷気なのか?と思わせてからの自爆。行動が謎すぎて怖い本作のゴジラ。
思えば「シン・ゴジラ」のゴジラも、火炎放射から徐々に出力を上げてレーザー光線状に変化する放射熱線を使っていましたから、放射する段階で徐々に放射熱線の形状が変わるのは最近のゴジラのトレンドなのかも。
さらに自爆したゴジラは、体を硬質化させてサナギのような状態に変化。ここまででも充分人間社会にダメージを与えているのに、まだサナギってことはここからさらに形態が変わるのか…
いったいどんな姿に変わるんだ…
と思っていたら、いつものようにソフビでネタバレするのがゴジラS.P流。そういうとこやぞ!ゴジラS.P!(笑)
ゴジラテレストリス、見た目はもうほぼほぼ普通のゴジラですね。
テレストリスとはどういう意味なのかと思いましたが、テレストリアルが「陸生の」みたいな意味らしいので、たぶん陸生のゴジラってことなんでしょう。
ここまで来たら、あとは最後にゴジラウルティマに進化するだけってことか…
クモンガ? メガロ?
ゴジラ討伐を目指して移動中、巨大なフナムシに食い荒らされたと思しきマンダの死骸を見つけるオオタキファクトリー御一行。
巨大なフナムシってことは、ショッキラス出てくるのかな…?
と思わせておいて、現れたのは巨大な蜘蛛の怪獣クモンガ。
ショッキラスちゃうんかい! いやショッキラスはさらに気持ち悪いんでクモンガの方がマシですけども(苦笑)
しかもこのクモンガ、クモンガとはされていますけども体のいたるところに他の怪獣の面影が…
その怪獣とはメガロ。
クモンガ本来の青い目とは別にある黄色い目や、縦に並んだ歯といった横顔はもうメガロそのもの。
さらに手がドリル状だったり、尻尾がメガロの特徴的な形をした角そのものだったりして、これはもう完全にクモンガとメガロがフュージョンした怪獣。
嫌なフュージョンだなぁ…(苦笑)
しかしそんな
ジェットジャガーにバラバラにされて死んだクモンガが、青い体液をまき散らしながら甦るではありませんか。
いや、あれは体液じゃないぞ!
ヘドラだぁぁぁー!!
クモンガの体内にヘドラが寄生していたなんて!(共生か?)
クモンガの中からヘドラが出てくるなんて、こんな地獄絵図が存在していて良いのでしょうか?
いや、特撮ファン的にはワクワクする絵面なんですが、きっと劇中の登場人物からしてみたらたまったものではないでしょう(笑)
20体以上のクモンガに囲まれて、あの場にユンがいなかったら全滅必至なオオタキファクトリー御一行ですが、はたして次回どう切り抜けるのか。気になりますなぁ。
あ、怪獣が絡まないので銘パートについて書くことがなくなってしまった(笑)